2008.03.26 (Wed)
DVD-Rの『録画用』と『データ用』の違い
『データ用』
これを使って、のちのち見れなくなったらイヤだから、改めて「録画用」のDVDを購入。データ用のディスクは、きっちりデータを保存して使い切った。それ以来ずっと、「データ用」じゃなくて「録画用」を買い続けてる。ただ、いまだにこの2つの違いが分からない。見た目が同じで容量も一緒なのに、値段が違う。録画用の方が高いことが多い印象。
違いって、一体何だろうか。DVDディスクを製造しているメーカーに聞いた。
「データ用も録画用も、ディスク自体に違いはありません。製造工程も同じです」
えっ! 同じだったの!? じゃあどうして、録画用とデータ用に分かれてるの?
「録画用には、著作権の関係で、価格にわずかな“私的録画補償金”が含まれているんです。データ用にも録画はできますが、テレビ放送などを録画する場合は、この録画用をお使いください」
あと、データ用と録画用に金額の差があるのは、基本的に、私的録画補償金とは関係ないんだとか。単純に仕入れ値の差で、どっちを安く入荷したかで決まる。例えば大量入荷したから安い、みたいな感じだ。
詳しい話については、その名もズバリ、社団法人私的録画補償金管理協会という団体が教えてくれた。その内容を要約すると……、
私的録画補償金とは、デジタル機器やメディアを買ったとき、自然と僕らから著作権者へと払われているお金。著作権法で定められていて、デジタル機器やメディアの値段に、私的録画補償金はすでに含まれている。それが例えば「録画用」のディスクで、金額は200円であたり1円くらい。
これはビデオテープの時代にはなかったけど、高画質で劣化せずコピーできるDVDが普及してきたことで、1999年7月に定められた(音楽用CDディスクも同じように1993年6月から「私的録音補償金」が含まれている)。罰則はなくて、買った人の良心に任せている形だ。
ちなみにテレビ番組じゃなく、子供の成長記録や旅行映像など、個人で撮影したものなら「データ用」で録画してもOK。もし録画用に個人撮影の映像を入れたら、私的録画補償金を返還請求できちゃうんだとか。実例としては、以前に4枚の録画用ディスクの返還請求で、8円返還されたことがある。封書代で80円かかって、トータルでマイナスだったらしいけど……。
著作権を考えて分けられていた、録画用とデータ用。なにはともあれ、テレビ番組の録画は、録画用ディスクにお願いします。
※地デジ等のデジタル放送を記録する場合においては、CPRM対応の録画用DVDでないと録画できません(追記:3月25日)
(DVD「録画用」と「データ用」の違いって?)
正確には、「私的録音録画補償金制度」と言うようです。1992年の著作権法改正に伴い、導入されることになりました。
本来、私的使用を目的とした個人・家庭内での複製については、著作権法でも認められています。ですが、、デジタル方式で録音や録画を行うことにより、オリジナルと全く同質のコピーが簡単に作成できてしまうようになり、権利者の利益を守る必要がでてきたわけです。
そこで、MDやCD-R、DVD-Rなどのデジタルメディアを用いて録音・録画を行う場合、利用者は一定の補償金を管理団体に支払う必要があります。補償金は、機器やメディアの販売価格に上乗せされており、購入時に無自覚のうちに支払っていることになります。
上記のような場合、記録媒体では、基準価格の1%程度が「相当な額」として上乗せされているようです。
2008.01.05 (Sat)
Youtube創始者のインタビュー記事
・いつユーチューブを思いついたのですか。
2005年1月、会社の同僚のチャド・ハーレーたちと、米国サンフランシスコの僕の家でパーティーを開きました。その時の写真や動画を仲間に見せたいと思ったんです。写真はメールで送れたけど、動画はファイル容量が大きすぎて無理だった。それがきっかけです。
これは結構、有名な話。その後、2005年2月にPayPal で知り合ったチャド・ハーリー、ジョード・カリムと共に YouTube を設立している。
・ウェブサイトづくりで心がけたことは?
僕の母でも使えるものにすることです。当時も動画を見られるサイトはありましたが、「回線速度は64kbpsか、それ以上か?」などと聞かれる。「64kbps」なんて、母にはちんぷんかんぷんですよ。だからページを開けば、普通に見られるようにしました。
次に形式の問題。写真はJPEG形式で事実上統一されていますが、動画は映像の形式が120種類、音声は220種類もあった。特定の形式でないと投稿できないのでは不便すぎる。形式を問わず投稿ができるようにするのも目標でした。
やはり、使いやすさ、感覚的なわかりやすさというのは、非常に重要な要素なようだ。
その後、Youtubeの動向はどうなったかというと、
試験サービス開始が05年5月で、年末には閲覧数が1日300万になった。今は世界で1日に数十万本の投稿があり、閲覧数は数億回です。1分あたりに投稿される動画は7時間分。ユーチューブの動画を全部見ることは誰にもできません。
2007年5月21日時点で8000万の動画があり、日に35,000の動画がアップロードされていることがプレスリリースで発表されている。もはや桁の違う数に上っているだろう。
次第に、質問は深い話になっていく。
・売却先をグーグルにした理由は何ですか。
ユーチューブのカルチャーに最も近いと思ったからです。一番心配だったのが、収益最優先にされること。すべてのページに広告を載せるとか、最初に動画広告を再生するなどと言われるのはごめんでした。グーグルと協議して、ユーザーが喜ぶことと投稿動画が増えることの2点を重視していることがわかったので、選びました。買収後も僕たちの独立性を守ったまま運営させてくれています。
Googleが「人類が使う全ての情報を集め整理する」という壮大な目的をもって誕生していることからも、「動画を、手軽に分かりやすくアップロードしたり、観られるようにする」といったYoutubeのコンセプトとしては合致しているように思う。結果、非常に大きなシナジー効果を生み出したのではないだろうか。
さらに、日本製の動画投稿サイト『ニコニコ動画』についての質問がされている。
・日本では、「ニコニコ動画」という動画投稿サイトが人気を集めています。
知っています。ユーザーが動画を再生しながら、コメントを書き込むと、それがその画面に反映されるというのは、コミュニティーをつくる上で楽しく有効なシステムですね。ユーチューブももっと活発化して、多くの人に楽しんでもらえるようにしたいので、まねをするというのではなく、学びたいと思っています。
・ニコニコ動画は、動画に関連したお勧め商品の広告をユーザーがページに張り、他のユーザーもそれを見て購入できるようになっています。
それは知りませんでした。ユーザーが張れるのは、いいアイデアだ。広告で重要なのは、ユーザーに受け入れてもらえることですから。ぜひ確認したい。
どうやら、『ニコニコ動画』に関しては、あまり強く意識はされていないようだ。「余所は余所、ウチはウチ」といった、独自の進化を考えているようだ。
また、Youtube売却後の生活はどのようになったか質問されている。
・生活が一変したのではないですか?
家も同じだし、実はあまり変わってないんです。ああ、車はだいぶスピードが出るのに変わりましたね(笑)。
・日本についてどう思いますか。
僕が住みたい街は、いま住んでいるサンフランシスコ、ニューヨーク、そして東京です。29歳でも日本語を覚えられるだろうか、と日本のスタッフに聞いて回りました。
・何がそんなに気に入ったのですか。
ラーメン(爆笑)。僕はラーメンが大好きなんですよ。技術者なので、夜中まで仕事をすることが多いのですが、サンフランシスコは夜10時に店が全部閉まってしまう。でも(グーグルのオフィスがある)渋谷は夜中の3時でもラーメンが食べられる。こんなすばらしいところは世界中を探してもそんなにありません。
インタビューを通して、巨大な事業を興した人物とは思えないほど、親しみやすい感じの青年といった感じだった。
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