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美輪明宏が語る「三島由紀夫と江戸川乱歩との出会い」
2009.11.24 (Tue)
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2009年11月22日放送の「爆笑問題の日曜サンデー」にて、『27人の証言』コーナーで三島由紀夫の特集が行われていた。ゲストは美輪明宏であり、三島由紀夫との思い出を語っていた。「昭和26年ですかね、終戦後です。私(わたくし)が長崎から歌手になりたくて国立の音楽学校に通ってたんです。でも、ウチが破産したんでアルバイトしなくてはいけなくて、銀座の4丁目の喫茶店で働いてたんです。それで、その2階がクラブだったんです」
「始めは女の人がたくさんいたんですけど、よそに引っこ抜かれて辞めてボーイばかりが残ってたの。綺麗なボーイさんばかりが残ってた。そこは、以前から有名人、知識人とか政財界の人たちが来ていて、そのままだったんですよ」
「それで、売り出し中で、知る人ぞ知るといった感じだった三島由紀夫さんが来ていて、出版社の人たち大勢に囲まれてきていた。でも、私は1階の喫茶店で働いてたから、関係なかったの」
「でも、『あの子を呼んでこい』って言われたの。でも、ホステスでも女給でもないからって言って、行かなかったの。それでも何回も呼びに来られて、『お願いだから…チップをはずむから来てくれよ』って言われて行ったの」
「『丸山(三輪の本名)です』って自己紹介したら、『何か飲むか?』って言われて。でも『いえ、私は芸者じゃないから結構です』って言ったら、『可愛くないこだな〜』って言われたの。それで私は『綺麗だから、可愛くなくて良いんです』って言ったの。なんて生意気な子だろうって、散々いわれたの。それで、サッと帰って来ちゃったの。それが気に入ったみたいね」と話していた。
一方で、江戸川乱歩との出会いは以下のようなものだったそうだ。
「明智小五郎が好きだったの。それで『明智小五郎って、どんな人?』って訊いたの。そうしたら『腕を切ったら、青い血が出てくるような人だよ』って言うのよ。そうしたら『うわぁ』って言ったら、『分かるのかい?』って言うの」
「それで『素敵じゃない。だって、ハンサムで知的で、腕を切ったら青い血が出てくるような人なんて』って言ったの。そしたら江戸川乱歩先生は『君の腕を切ったら、どんな血が流れるんだい?』っておっしゃるの。私は『はい、七色の血が出ます』って言ったの。そうしたら、『面白い、じゃあ、本当に切ってみよう』って言って、包丁を持ってくるように仰るの」
「あの人相でしょう…本当に切りかねないな、と思って。『お止めなさいまし。切ったら七色の虹が出て、目が潰れてしまいますよ』って言ったの。そうしたら『…キミ、一体いくつだい?』って訊かれるの。『はい、16です』と申し上げたら、『16でこのセリフかい…』って仰って、そこから交流が続いたの」と語っていた。
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