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伊集院光、『劇場版テレクラキャノンボール』に存在する「企画力の高さと引くほどのリアルさ」

2014.11.04 (Tue)
2014年11月3日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00 - 27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、映画『劇場版 テレクラキャノンボール2013』を観た感想について語っていた。

前の記事からの続き:伊集院光、『劇場版テレクラキャノンボール』を観たさに愛知まで行こうとしていた「結婚記念日だけど…」

伊集院光:『劇場版 テレクラキャノンボール2013』は、色んなクルマやバイクで、東京から仙台に行って。まず着いた順位みたいなもので一つ、ポイントが決まり、そこからナンパをする、と。ナンパして、AVに出てくれる女の子をゲットして、その女の子をゲットした順番っていうのも点数に関係あって。

次の日は、仙台から北海道の札幌まで行きます、と。これも到着順にポイントがあり、札幌で2晩、女の子をゲットしてその順番でポイントが決まる…みたいなルールなんですよ。それで、トップだった人は、人気セクシー女優と、帰りのフェリーでヤレるっていうルールなんですよ。

選手である監督同士が行うルール会議が見どころ

参加する選手が、多分ハメ撮り系の監督が参加して。監督同士で競って作り上げてる一つの作品で。ルールが細かいのがいっぱいあって(笑)どんどん下世話な話になって来ますから、小学生の子は寝てください(笑)…っていうか、最初から聴くなよ(笑)「小学生の子も聴くんだから」って言うヤツいるけど、そいつがなんとかしろ(笑)その子の耳に、よく噛んだガムを詰めるくらいのことをしろ(笑)

それで、途中途中、「顔出しは1点プラス」とかあるわけ。あとは、「3Pで○点プラス」とかあって。あと、作り方として良い下世話さだなぁって思ったのは…僕が感動するところは、監督同士が参加選手であり、出演者であり、カメラマンであり。そこで集まってルールの確認の会議をやっていて、それを編集してルール説明、みたいになっていくんだけど、その中で「これ、こうしようよ」って話にもなるんですよ。参加者全員がOK出せばルールになって。

それで、ポイントの中に観ている人が楽しくないからって理由で、「40代以上の高齢の人は、マイナス1ポイントね」とか。その中に、「オシッコ飲んだらプラス1でどう?」って始まるわけ(笑)最終的に、「ウ○コ食ったら5点?5点?」ってなるんだけど、その会議の様子がとても好きなのは、全員、ネタ出ししている人たちが食うんだぜ(笑)そうなったら。困るのは自分たちなんだけど、面白くなるってことを凄い知ってて。

シリーズを知らない人の琴線に触れる…シリーズを知らなくても世界観が想像できる感じね。「オシッコを女の子に飲ませたら1点」っていうルールはやめにして、「自分たちが飲んだら1点」になったみたいなんだ。その理由は…こんなアホみたいな競技に勝ちたいってことで「飲ませてくれ」っていうの、超面白くね?っていう理由でみんなで1点だし、「だったら、ウ○コはもっと凄くね?」っていう理由で5点っていう。

「『俺、このままじゃ負けるから、お願いだから食わせてくれ』って言ってるシーンは、絶対に見物になると思うんだよ」って始まるのね。でも、「お前も食う可能性あるんだよ」っていう会議が、超面白いの(笑)

エ□とオモシロの両立ができない人

それと、肯定的なことじゃないことで言うと…楽しめないところは、やっぱりエ□に対して、全然ダメなの。子供だから。

エ□オモシロいっていうのを楽しめる人は、そういうことに不自由してないヤツなんだよね。たとえば、ノーパンしゃぶしゃぶってものは、俺たち童貞気質の人間には無理だと思うんだよね。そんな余裕ないじゃん。

だから、モテない道を極めて、ビデオ道を極めていきますって人か、エ□スってものはどうでも良いって人の両極の人はイケるけど、俺はそういう行為が行われちゃうと、みんなで観ている場合じゃなくなっちゃうんですよ(笑)

どんなクソパッケージで「掴まされた…」っていう作品でも、まあ捨てることはないね(笑)そういう感じになっちゃうから。最後までは笑って楽しめなくて。

だから思ったんだけど、これ刈谷日劇で観てたら(伊集院光、『劇場版テレクラキャノンボール』を観たさに愛知まで行こうとしていた「結婚記念日だけど…」)、どういう感じになるんだろって(笑)

だって、構成作家の渡辺くんが一番辛かった仕事は、「ソフトオンデマンドの新作上映会」のライターの仕事なんだって。みんな普通に観てて、作品別にオススメポイントを書いてるんだけど、「それどころじゃねぇ。どんな顔をして観てれば良いんだよ…」ってなっちゃうっていうのがダメなんだよね。

ガチ過ぎるが故に起こる弊害

あと、ガチなことが画面の迫力で保証されてるナンパモノだから、そこに疑う余地はないし、それを疑うようだったら病気だって思うんだけど(笑)

ガチのナンパモノに出てくれて、顔を晒しちゃう感じとかがどうかしてるのと、ガチのナンパモノに来る人のクオリティ…凄いなっていう(笑)なんだろうね…バイオハザードに、本物の死体が出ちゃったときの(笑)「そっかぁ、ゾンビって凄いリアルに出来てるって思ったけど、本物の腐乱死体は、やっぱり引くな」っていう(笑)フランシス・コッポラ作の『バイオハザード』だと、本物の腐乱死体出すでしょ?そうすると、やっぱり引くなって(笑)本物のドMの人が出てくるんだけど、本物のドMの人はヤベェなって思ったり。

厳しいルールによるゲーム性の面白さ

僕も、自分でバラエティ番組を作るときに、自分が苦しむかもしれないルールってものにワクワクするってところは、ちょっとあるんです。自分でラジオで企画をやる時に、「俺が最終的には苦労するぞ」ってルールを作って、そこから逃れたいと思い、逃れられないみたいな感じとかは、凄い好きだし。プランナー冥利にも、演者冥利にも尽きるんですよ。

その生み出す変な感じ凄いんだよなぁ…「お願いだから、オシッコ飲ませて」って。イヤなんだよね、向こうも。「そんなのヘンタイじゃん」「いや、お願いだから…」って言って飲んだオシッコを、ゲロゲロ吐いてるっていう(笑)

だって、スカトロビデオとかで飲ませてくれっていう人は、生粋のシッコ飲みじゃん(笑)「俺は、シッコ飲みだからよぉ」って。「ツマミなんかなくても、一杯いっちゃうんだよ。一升やニ升のシッコはいっちゃうんだから」って(笑)

そういうシッコ飲みが「飲ませてくれ」っていうのは分かるけど、シッコ飲みでもウ○コっ食いでもない人が、お願いして出したのを飲んで、ボエエっってなってる状態って、何なの?(笑)

そういうのとか、そこはかとない感動なのか…もしくは、そこはかとない感動をしてんじゃねぇぞっていうような、もしくは裏メッセージを受け取っちゃうような展開とか。あとは、どっちが良い悪いってことじゃないけど、テレビでは出来ないことと、「俺達はそうではないんだから、ビクつかないでやってみよう」っていう極端さもあって。

それはそれで、良いものを見せてもらったなぁって。期日も短いから、これを返すんだけど、返すときに…マネージャーの今村の顔を、どう見たら良い?(笑)田代さやかのブログに「プロフェッショナルな仕事だから面白い」って書いてあったりとか、今村マネージャーも観たって話から、脳内変換されて「きわどいところはないんだ」って思ってたんだけど、観てみたら、シッコ飲みのところが出てたり(笑)とんでもないのも出ちゃってるから、どんな顔で学習院卒のマネージャーに返せば良いんだよ(笑)

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タグ : 伊集院光,カンパニー松尾,

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