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伊集院光、サヨナラ負けした富山商業・岩城巧選手へのエール「甲子園出場がどれほど凄いことか」

2014.08.26 (Tue)
2014年8月25日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00 - 27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、全国高等学校野球選手権大会の日本文理 対 富山商業の一戦で、サヨナラ負けを喫した富山商業・岩城巧選手へエールを送っていた。

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富山商業のピッチャー岩城巧(3年)は、森田駿哉(3年)の後を継ぎ、2点リードの8回に2番手として登板した。だが、9回裏に日本文理の新井充の逆転2ランホームランで、サヨナラ負けとなってしまう。

この試合を観ていた伊集院は、今回、朝日新聞社の取材同行という形でインタビュールームに待機し、新井選手の号泣する姿を見ていたのだという。

「キャッチャーの子がすっかり泣き止んで戻ってきてるんだけど、もう打たれたピッチャーの子(岩城巧)が、やっと全部飲み込めたんじゃないかって。打たれた瞬間はそんな感じじゃなかったんだけど、男があんなになくかって感じで泣いて。泣きながら帰ってきて。それに胸を打たれちゃって」と語っており、その姿に感動していた。

だが、伊集院は、甲子園出場がどれほど凄いことかを力説。「甲子園出場経験のある高校の野球部にいたというだけでも草野球をやっていると、一目置かれる」「凄い偏差値だってことを、彼らは知らないだろうね。まだ知らなくて良いんだけどね」などと語っていた。

一方で、「彼らはもっと可能性があって、伸びる可能性があるから、そんなこと知ってる場合じゃないから良いんだけど」とも語り、励ましたい気持ちもある一方、このことをバネに「その悔しさで大学に行って伸びるかもしれないから」とさらなる飛躍を期待していた。

伊集院光:今週、また甲子園行ってきましたよ。今回は3~4日行って。ヒマだなって言われるかもしれませんけど、今回はちゃんと仕事も絡んでたんです。

朝日新聞が、「甲子園が好きだ」っていうタレントに甲子園を観た観戦記みたいなのを書いてもらう、みたいなことをオファーされて。それで行ったんですよ。ちゃんと朝日新聞さんのご招待で、記者席みたいなところで、観たんですよ。

また別物なんですよね。僕の中で、なるべくグラウンドと同じ日差しのところにいる、みたいなところがあるんですよ。自分のやり方は、トリップ方式(注釈:1人、選手を決めて、その選手になりきるという観戦方法)だから。

誰か選手になりきって観るっていうために、「暑い」っていうのもなるべく一緒の方がいいから、行ってもあまりメシも食わないし、かち割り氷も、選手が食ったら食いますけど、選手も食ってないから食わなかったりするんですよ。

そうは言っても、この130 Kg近い体重でグラウンドにいる選手はいないから、「お前だけは、そういう体重なんだから、多少、冷たい物食っても良いんじゃないか」と。意地を張らないで、グラウンドレベルの暑さを体験しないで良いんじゃないかって意見もありましょうが、大阪桐蔭の監督が、ほとんど同じ体型なんですよ(笑)あの人も、かち割り氷食ってないから(笑)

少しでも近い気持ちでいたいって思うから、いつも凄い日なたにいて、2試合目にはゲロ吐きそうになって、3試合目では完全にゲロを吐いちゃうんですけど(笑)

記者席っていう、凄い観やすい席にあって、観させてもらって。行った日、木曜日に行って、第一試合が日本文理と富山商業の試合で。ラスト、逆転サヨナラホームラン、さよなら2ランで終わりなんですよ。

もう、なんかさ、いつもだったらそれだけでもグッときちゃうのに、朝日新聞さんの取材で行ってるから、最後、インタビュールームの裏に行けるの。グラウンドで土を拾って引き上げてくるところに行けるんですよ。

面白くて。多少、キャッチャーのリードに悔いがあったのかもしれないけど、グラウンドでは、キャッチャーの方が泣いてたんですよ。校歌を聞いたり、土をとったりして、裏に入ってきた時点で裏に戻ってきたんですけど。

そしたら、キャッチャーの子がすっかり泣き止んで戻ってきてるんだけど、もう打たれたピッチャーの子(岩城巧)が、やっと全部飲み込めたんじゃないかって。打たれた瞬間はそんな感じじゃなかったんだけど、男があんなになくかって感じで泣いて。泣きながら帰ってきて。それに胸を打たれちゃって。

思うんだけど、打たれた彼は、リリーフして出てきて。最後にあと2人押さえれば勝ちっていうところで、逆転サヨナラホームランを打たれてるじゃん。あの泣き方だから、「俺は日本一野球がヘタだ」って思ってると思う。「俺が、日本一野球でしでかしたヤツだ」って思ってると思うんだけど…俺ら大人になって草野球やってると、まず「甲子園に出た」なんてのが入っちゃったら、もう野球履歴書の中では、その履歴でどうあっても頭が上がらないじゃん。

「甲子園に出たけど、一回も試合出てません」でも、甲子園に出るような野球部にいましたってことで凄いって思うし。桐畑トールっていう、ハゲヅラ、黒ぶちメガネ、ピンクのネグリジェ、革靴っていう格好の男なんですけど、あの男がなぜ一目置かれてるかっていうと、彼が入る2年前にたった一回だけ、彼のいた野球部が甲子園に出てるんです。

甲子園に出場した学校の野球部にいて、アイツはサードの背番号5をつけてたんだけど、なぜか公式でサードで先発したことがないっていう(笑)ウソのレギュラー番号をつけてたから(笑)

アイツの5はウソなんだけど、でも俺たちからしてみたら、1回でも甲子園に出たことのある高校野球部に3年いて「背番号5をつけた」ってだけでも、野球履歴書からしたら、相当なもんだよな。

たとえば、PL学園の書道部だとしても、とりあえず使うよな(笑)「野球好きで、PLなんです。でも、書道部です」ってなったら、野球好きとPLを合わせちゃうと、俺よりはもう上だって思っちゃうよね(笑)

甲子園に出たってことか、もしくは「日本文理 対 富山商業の試合があって、あのときの日本文理にサヨナラホームラン打たれた富山商業のピッチャーと試合したことあってさ」っていうだけだって、凄いことだよ。

凄い偏差値だってことを、彼らは知らないだろうね。まだ知らなくて良いんだけどね。彼らはもっと可能性があって、伸びる可能性があるから、そんなこと知ってる場合じゃないから良いんだけど…最終的に、彼らがハゲヅラにピンクのネグリジェ、革靴でいたとしても、桐畑トールを超えますから(笑)

そんなものがちょっとでも頭をよぎったら、伸びしろがなくなっちゃうから。彼らは、その悔しさで大学に行って伸びるかもしれないから。そんなのを考えちゃうね。

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