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伊集院光、映画『GODZILLA ゴジラ』は日本のゴジラファンも楽しめると絶賛「歴代ゴジラを研究している」

2014.07.29 (Tue)
2014年7月28日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00 - 27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、ギャレス・エドワーズ監督の映画『GODZILLA ゴジラ』について感想を語っていた。

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『ゴジラ』の歴代シリーズを観ており、ゴジラ好きを自認する伊集院は、今回のリメイク版『GODZILLA ゴジラ』は、「昭和29年初出の『ゴジラ』ではなく、東宝チャンピオンまつりをスゲェ金をかけて、大人が観れるようにしたって感じ」であると語っていた。

硬派なゴジラではなく、子供も楽しめる"怪獣映画"としての『ゴジラ』であったという。さらに、「最初の『ゴジラ』だけ観て作ったんじゃなくて、ゴジラって、こんな感じになっていったんだっていうのを、全部観て作った気がするの。だから、『ゴジラ』って言えば、この年代はこういうのを期待するっていうのを、全部面倒みてやろうかって出来で。俺はそこに、ありがとうございますって」と、十分にゴジラシリーズを研究して制作している出来である、と語っていた。

また、ゴジラの動きについて、「スーツアクターにまず着ぐるみを着せて、その動きを取り込んだものに、CGをつけていく」という手法であったことも語り、「人が入ってんじゃん」ってしらけ方もしないし、そのギリギリのところをやってて」と評価していた。

伊集院光:ついさっき、『GODZILLA ゴジラ』観てきました。IMAXシアターで観てきました。結論から言うと、面白いです。ゴジラ好きな人は、たまらないだろうね。

逆に言うと、好きな人って100点くれないから。「面白いです」って言った後に、照れ隠しとか「100点にはここが欠ける」って話をすると思うけど、基本的に、ゴジラが好きな人がどうなのかなってことで行きまして。

IMAXシアターって、2,300円もすんのな。あと、メガネがキツイ。俺は頭がデカイから、俺のせいなんですけど。でも、行って損はねぇなって。

あと、1作目のハリウッドの『GODZILLA』があんじゃん。アレが上手にハードル下げてるわ(笑)あそこで痛い目にあってる分、行って来いだって感じの出来なんですけど。言いたいことはいっぱいあるんだけど…僕が今回、ほぼ全くってくらい前知識無しで行きましたから。

前知識といえば、主演が渡辺謙の娘さんのお父さんだってことだけは(笑)一応、情報としては入れていきましたけど(笑)それ以外の情報を、ほぼ無しで行きました。行ったお陰で、良かったんで。

ゴジラってものを知らないと、ちょっと困るかな、とは思いますけど、「ゴジラってこんなものだろ」って思って行けば、「うわぁ、スゲェ」って思う。これ、ぜひ行って欲しいんで、行って俺と共感して欲しいところは…構成作家の渡辺(雅史)くんと行きましたから、変なことを言ったら変な顔をするんで、合ってると思うんですけど。

東宝チャンピオンまつり風ゴジラの出来

まず思ったのって、「早くゴジラ見たい」って思うじゃん。「早くゴジラ、早くゴジラ」って。もう、インタビューの長いAVのあの感じなの。早くオッパイって思うわけ。最終的にはバラエティや、普通の映画に出たいみたいな話は、クソ食らえだよ。オッパイを見せてからなら聞くよ。むしろ、インタビューを最後に入れるのはどうかな。俺が一回出して、仙人のような気分になったら、お前の夢も包み込めるかもよ…的な感じになるわけですよ。

それで、最初の感想は「デカっ!」「え?しかも…?」って思います。ゴジラって、歴史があるじゃないですか。昭和29年の最初のゴジラ。それからゴジラって変わっていって。俺らがリアルタイムで観てたのは、東宝チャンピオンまつりの『ゴジラ』。

その後、大人になってからリメイクでゴジラを一気に東宝が始めて。リメイクした時は、「硬派なゴジラ再び」って感じで頑張るわけ。頑張った結果、どうかってことは別にして。

それでまた、いわゆるチャンピオンまつり風になって。最終的に、ハリウッドの最初の『GODZILLA』があんな感じになったわけですよ。

みんな期待するのは、「最初の硬派な『ゴジラ』をハリウッドが作るとどうなんの?」ってことですよ。ハリウッドの考え方、ハリウッドのカネの掛け方で、最初のゴジラ再びって思うけど、これはあえて言わせてもらうけど、東宝チャンピオンまつりをスゲェ金をかけて、大人が観れるようにするっていうことで。いわゆる、昭和29年の『ゴジラ』のリメイクじゃなくて、大人用のサンバイザーを売ってくれって感じの(笑)大人がつけて街をつけてもおかしくない、サンバイザーとセットにしてくれって感じのゴジラで。

良いのは、最初の『ゴジラ』だけ観て作ったんじゃなくて、「ゴジラって、こんな感じになっていったんだ」っていうのを、全部観て作った気がするの。だから、『ゴジラ』って言えば、「この年代はこういうのを期待する」っていうのを、全部面倒みてやろうかって出来で。俺はそこに、ありがとうございますって。

ゴジラの動きへの工夫

あと、難点というか、これはスゲェなって思ったことなんだけど、プロデューサーの宮嵜が事前番組を観たって情報で教えてもらったんだけどね。ゴジラの動きが、着ぐるみの動きと、グリズリーの動きの中間くらいの動きだなって感じたわけ。

グリズリー…クマが二本足で立って歩いたりすると、なんか「人が入ってるみたい」って感じの感想になるじゃん。「アレ、本当にクマなの?人みたい」…って感じなの。

興奮して立ったクマ、みたいな感じなんだけど、聞いたら、宮嵜Pが観た番組では、「スーツアクターにまず着ぐるみを着せて、その動きを取り込んだものに、CGをつけていく」みたいな。なに、その本末転倒な(笑)

ちょうど似てるのが…お盆のときにナスとキュウリに割り箸の足をつけて家の前においてるのあるじゃん。ナスの牛とキュウリの馬で。コンビニで、アレのプラスチックで売ってるのあるの知ってる?意味分かんないよね。ナスとキュウリで代用したわけじゃん。プラスチックで作るってことになるなら、馬と牛を作ればいいじゃん。なのに、ナスに割り箸が4本刺さったヤツのフィギュアが売ってるの(笑)その感じ(笑)

ゴジラに一回、着ぐるみを着せて、その着ぐるみっぽい動きのところは、獣っぽくしてるんだろうなって。それも恐らく、日本人が『ゴジラ』に期待するものをちゃんとやろうとしてるんだろうけどね。それもありがたいっていうか。

「人が入ってんじゃん」ってしらけ方もしないし、そのギリギリのところをやってて。あと、『エヴァンゲリオン』っぽいところも出てきたりとかする感じとか。

次の記事に続く:伊集院光が語る、ハリウッド版『GODZILLA ゴジラ』に見る被爆国・日本とアメリカの核への意識の違い

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