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千原ジュニアが語る、篠山紀信が撮った奇跡的な写真「講談社を眺めるビートたけし」

2014.04.12 (Sat)
2014年04月08日放送のMBSラジオのラジオ番組『アッパレやってまーす!』(毎週火 22:00-23:30)にて、お笑い芸人・千原ジュニアが、写真家・篠山紀信と対談を行い、奇跡的な意味を持つ写真について語っていた。

THE PEOPLE by KISHIN
THE PEOPLE by KISHIN

千原ジュニア:俺、この間ね、大阪でね。トークショーに呼ばれて行ったんですよ。

桂三度:ほう~。

千原ジュニア:篠山紀信さんが今全国ずっと写真展、そうそうたる写真を引っさげて、個展してはんねん。

桂三度:うん。

千原ジュニア:で、その写真力という写真展が、行われている初日にトークショーをやるっていうんで「ジュニア君来てくれへんかと」と。

桂三度:うん。

千原ジュニア:もちろん、俺、スケジュール空いていたから「もちろん行かせてもらいますよ」って、マネージャーから、大谷から、「篠山紀信さんが漫才をやりたいって言っているんですけど」って。

桂三度:でたでた。

千原ジュニア:「あ、そう、わかったわかった」って、トークショー、トーク会場の写真みながらいろいろしゃべりはんねんけど、出囃子がM1の入場の時の曲で。

桂三度:そうなんですか(笑)

千原ジュニア:うん。で、下手から俺出てって、上手から篠山紀信さん出てきて、ステージの真ん中にセンターマイク立ってんねん。

桂三度:へえ~。

千原ジュニア:で、「どうも千原ジュニアです」「篠山シニアです」「なんでやねん」…言いながら、そこからずっと1時間。

桂三度:えっ?

千原ジュニア:いろんな写真みながら、めちゃくちゃおもしろいねん。

桂三度:へぇ~。

千原ジュニア:すごい、そんなにたくさん入ってあらへんかったから、すごいもったいないな思って。

桂三度:うん。

千原ジュニア:写真の裏話というかバックボーンきいて写真みたら全然違うようみえるし、ジョン・レノンとオノ・ヨーコがキスしているね、あの有名な写真、「あれ、どれくらい撮ったんですか?」「3、4枚だよ」って。

桂三度:ええ~。

千原ジュニア:3、4枚でしとめてんねん。

桂三度:ええ~。

千原ジュニア:「それはそうでしょ『キスしてくれ』『キスしてくれ』みたいに言えないからね」って。

桂三度:うん。

千原ジュニア:ほんで、このアルバムになるってオノ・ヨーコさんから連絡があって、撮りに行って、3、4枚であの写真撮って、ジャケットになってでてきたら、写真撮ったのはカラーやのに、できあがったジャケットは白黒や、あれ不吉やな思ったら数日後に亡くなんねん。

桂三度:ええ。

千原ジュニア:ジョン・レノンさんが。だから残念ながら、くしくもこの写真が世界的に俺の写真の中で一番有名になってしもうたんや、とか。

桂三度:うん。

千原ジュニア:三島由紀夫さんの矢がお腹に刺さっている写真とかあって、「どうやって撮るんですか?」って。三島由紀夫さんが「いろんな死に方を写真で撮ってほしい」言うて、矢が刺さっているとか、いろんないろんな命の絶ち方っていう写真を撮っていて、篠山紀信さん自体持ち込まれた企画やから、そんなにノっていなかったけど…「何やってんねん」思いながらやってんねんけど、結果その数日後に自分が割腹自殺でこれがただのノンフィクションになってしまったとか。

桂三度:ええ~。

千原ジュニア:大原麗子さんの写真、めちゃくちゃキレイねん。後光差して、マリア様みたいな。大原麗子さんもめちゃくちゃ気に入って、「すごいいい写真ありがとう」って言った数日後に亡くなって、結果これが遺影に使われる、みたいな。

桂三度:うん。

千原ジュニア:「ちょっと、待ってくれ。俺、今日飛行機で帰るねんけど落ちたりせえへんやろな?」と(笑)

桂三度:ははは。

千原ジュニア:「大丈夫だよ。誰が遺影専門の写真家だよ」みたいなことを言いながら、ずっと言っていたら、「いやあ~、おもしろな」って。都庁をバックに勝新さんが座頭市の格好で下駄をパッて蹴り飛ばしている写真があるんだけど、その写真自体すごし写真力なんだけど、「これどういうことや?」って言ったら、ちょうどパンツになんか隠していたって、出所したとこやねんって。一発目の写真やねんね。自分を縛り付けていた権力をバックに「俺はこっから解き放たれて、まだ新しいところに行くぞ」っていう。

桂三度:うん。

千原ジュニア:なるほどそういう意味の写真かとか。

桂三度:うん。

千原ジュニア:たけしさんがグラサンして、建物の前で写ってんねんけど、その建物がよくよくきいたら講談社やとか。

桂三度:はあ~。

千原ジュニア:いやおもしろいな、あっちゅうまだもん、1時間。ほんで、「千原君、俺しゃべりすぎだろ、これ。もっとプロなんだからもっとおもしろこと言えよ、もうええわ」「ありがとうございました」

桂三度:へえ~。

千原ジュニア:うん。

桂三度:気さくなひとなんやね。

千原ジュニア:めちゃくちゃ気さくやし、めちゃくちゃ笑いとかそういうのが、サービス精神の塊というか。

桂三度:うん。

千原ジュニア:「写真家が椅子に座ってマイク持ってあ~だこ~だマイク持って写真論、何がおもしろいんだ、そんなの」って。

桂三度:うん。

千原ジュニア:あん。

桂三度:なかなかいかす人で。

千原ジュニア:そうなん、めちゃくちゃいかす人。

桂三度:へえ~。

千原ジュニア:めっちゃいかす人やねん。

桂三度:すごいな。

千原ジュニア:すごいですね。

桂三度:両国国技館のイベントのポスター撮りを紀信さんがしてくれて、そっからのお付き合い?

千原ジュニア:そうそうそう。

桂三度:そっからの付き合い?

千原ジュニア:20年前、俺20歳の時に撮ってもらってんねん、月刊角川に。

桂三度:そうだったっけ?

千原ジュニア:月刊角川っていう雑誌の表紙で。なんか20年後オファーしたら快く。

桂三度:へえ~。

千原ジュニア:ほんで、せいじとその直後に、国技館のポスター撮った直後に『BRUTUS』で人間関係っていって紀信さんがレギュラーでやっているページがあるんや2人で写真撮るっていう。

桂三度:うん。

千原ジュニア:それをせいじと俺が毎月、草月ホールで千原トークっていうライブをやっているからそこで写真を撮ったんや。

桂三度:うん。

千原ジュニア:それもまたおもろい写真やねん。

桂三度:うん。

千原ジュニア:足がなんか、細くて長い気持ち悪い体型だからこれを強調したいって、俺とせいじが漢字の「人」みないな、寄り添って足だけが伸びているみたいな写真やね。

桂三度:うん。

千原ジュニア:奇妙なおもろい写真やねん。

桂三度:なるほど。

千原ジュニア:それ、ネガが2枚あって、サイン書いてくれて、1枚せいじ、1枚俺もらって、俺初めてやね、額入れて自分の写真飾ったん。

桂三度:へえ~。でも値打ちあるわな。

千原ジュニア:うん。

桂三度:紀信さん、そんなんきいていたら、写真で一言の写真撮らせたらめっちゃええお題の持ってくるんちゃう?

千原ジュニア:ほんまやな。

桂三度:うんうん。

千原ジュニア:お題がちょっと崇高すぎるやろ。

桂三度:ははははは。

千原ジュニア:解きにくいわ(笑)。

桂三度:うん。

千原ジュニア:めっちゃおもしろこと言いはっていたで。ミッキーとミニーの写真、ミッキーがわあ~ってやっているみたいな写真があって、「これわかる、ジュニア君、何か?」「これなんすか?」と。

桂三度:うん。

千原ジュニア:「絶対、どっかで、結局人が入っているとか、そういう邪念がお前みたいのにはある。(篠山紀信)」と。

桂三度:うん。

千原ジュニア:「そういう人間にはこういう写真は絶対撮れないんだよ。この写真を撮るにはどうするか?これは『しのらまん』というキャラクターになって、そこの住人や」と。「だから日常のミッキーとミニーがこんだけ自然に『しのらまん』やから写真をとらせてくれる」と。

桂三度:ほお~。

千原ジュニア:そういう設定で入って撮ってんねんて。そうやってみたらほんまにミッキーとミニーやねん、ただの。

桂三度:はあ~。

千原ジュニア:ミッキーとミニーの日常やねん。うわ、ほんまやって。「だから俺も『しのらまん』となってここに入ったからこうやって入ったから撮らせてくれるんだよ」

千原ジュニア:「けど、その『しのらまん、ディズニーで一番人気ないでしょうね(笑)」「うるせーよ」って(笑)

桂三度:ははは(笑)篠山紀信、『しのらまん』。みのわまんのようにおかしい。『しのらまん』。

千原ジュニア:「カメラマン」や。

桂三度:あぁ…

千原ジュニア:ええっ!?(笑)おもしろい人やで、あの人も。

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タグ : 千原ジュニア,篠山紀信,

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