TOP爆笑問題カーボーイ ≫ 爆笑問題・太田、忌野清志郎から『カバーズ』で距離を置いてしまうも『激しい雨』に改めて感動「俺は清志郎さんの手のひらの上」

爆笑問題・太田、忌野清志郎から『カバーズ』で距離を置いてしまうも『激しい雨』に改めて感動「俺は清志郎さんの手のひらの上」

2018.05.09 (Wed)
2018年5月8日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『爆笑問題カーボーイ』(毎週火 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が、忌野清志郎のリリースした『カバーズ』で距離を置いてしまったものの、NHKで放送された追悼番組収録の中で改めて『激しい雨』を聴き、鳥肌が立つほど感動したと語っていた。

JUNK 爆笑問題カーボーイ
JUNK 爆笑問題カーボーイ [DVD]

太田光:清志郎さんは、『カバーズ』を本当は『替え唄』って出したかったんだ、と。あれは東芝の人が言ったのかな。



田中裕二:うん、うん。

太田光:だけど、『カバーズ』って方がカッコイイからそうしたって。そんなのがあったりなんかして。

田中裕二:うん。

太田光:で、みんな泉谷さんにも会って。で、清志郎さんって、あの『カバーズ』に関しては、俺、それ以降、清志郎さんを聴いてないんだけど。

田中裕二:うん。

太田光:「どういうつもりだったんですか?」って。泉谷さんも参加してるからね。

田中裕二:うん。

太田光:「あれ、俺は反対したんだよ」みたいな話もあって。

田中裕二:うん。

太田光:やっぱり、イギリスのバンドにかなり影響を受けた、みたいな。で、イギリスのバンドの連中とも電話で繋いで話して。「お前らのせいで清志郎がおかしくなった」って言ったら、怒ってたけど。

田中裕二:はっはっはっ(笑)

太田光:そういうのがあって、延々とやってた。そしたらある時に、3日目くらいに、中盤ぐらいの時に、清志郎さんをよく撮ってたフォトグラファーの人と、東芝の人と、バーみたいなところで色々お話を聞くって時に、俺はそのことを言ってたの、ずっと。

田中裕二:うん。

太田光:「やっぱり、清志郎さん、『カバーズ』は違ってたと思う」って。当時、東北の震災があった直後だったんですよ。俺は、そういうストレートな、ミュージシャンの…だって、今までエレキギターだ、電気色々使ってきて、生活も今まで作り上げてきた文明の利器に我々は頼ってて、それは単に電力会社のせいにするっていうのは、俺は「違うんじゃないか?」って。

田中裕二:うん。

太田光:それは賛否両論ありますよ、色んな人たちの考え方はあるから。

田中裕二:っていうようなことを言ってて。

太田光:うん。

田中裕二:清志郎さんって、あそこで言うのは、みんな「優しかった」と。自分より他人のことを考えてって。でも、そのアルバムって、参加した人たちも、みんな道連れにするように、無理やり出すわけですよ、清志郎さんはね、『カバーズ』を。

太田光:うん。「清志郎、これ違うんじゃないか?」って。それはテレビに出れないっていう、そういうリスクを背負ってまで、仲間を道連れにしてまで出すわけですよ。

田中裕二:うん。

太田光:「清志郎さん、なんでそんなことしたんだろう?あの時だけ」って。俺はおかしいって思ってるわけ。その後ね、もちろんお世話になったし、清志郎さん自体を別に否定するわけじゃないけど、あのアルバムの時の清志郎さんっていうのは、「分かんない」って言ってた。

田中裕二:うん。

太田光:それを収録一通りやって。そしたらフォトグラファーの人が、「太田さん、一曲、聴いて欲しい曲があんのよ」って言うわけ。カメラ回ったまんま。

田中裕二:うん。

太田光:「じゃあ、聴かせてください」って。その後に、清志郎さんがもう一度メジャーでアルバム出した時の、『激しい雨』って歌があるんですよ。

激しい雨


田中裕二:うん。

太田光:「それちょっと聴いて」って。で、バーでかけたんですよ。「海は荒れ狂って、街を飲み込んで、さらに荒れ狂ってる」と。

田中裕二:うん。

太田光:「築き上げた文明は、音を立てて崩れて」と。

田中裕二:うん。

太田光:「お前を忘れられず、世界はこのありさま」っていうんですよ。

田中裕二:うん。

太田光:それは、俺聴いた瞬間に鳥肌立って。まさに俺が仕事をやってきた時の、RCの頃は大好きだったのに。

田中裕二:うん。

太田光:「お前を忘れられずに、世界はこのありさま」っていうのは、まさに俺の状況とシンクロしちゃってさ。

田中裕二:うん。

太田光:なおかつ、「海は荒れ狂って、街を飲み込んで」って、これは震災の前に歌ってる曲で。清志郎さんは、震災の時は亡くなってますから。

田中裕二:亡くなってますからね。

太田光:「うわっ」と思って。それがいかにも昔のたとえっていうか、ストレートじゃなくて、RCの時の歌詞なんですよ。

田中裕二:うん。

太田光:「何度でも夢を見せてやる、この世界が平和だった頃の夢」って言うんですよ。俺はさ、散々、RCの頃の清志郎が聴きたい、聴きたいっていうのに対して、清志郎の声で、「何度でも夢を見えてやる、この世界が平和だった頃の夢」って言って、その後、「RCサクセションが聴こえる」って歌詞になるんですよ。

田中裕二:うん。

太田光:もう鳥肌立っちゃって。それは、俺の勝手な解釈だけど、「太田、お前がそれほど言うなら、RCの曲、聴かせてやるよ」って。

田中裕二:うん。

太田光:RCのサウンドで、ギターCHABOさんなんですよ。

田中裕二:うん。

太田光:RC戻ってきた、RCサクセションが聴こえる…それが、めちゃくちゃカッコイイ曲で、俺は『カバーズ』以降、清志郎さんはちょっと避けてたところがあったから、全然知らなかったんだけど。

田中裕二:うん。

太田光:「だから、一体この番組なんだったんだよ?」っていう話なんだよ、俺にとっては。「なんだ、ちゃんと清志郎さん、戻っててたんだ。俺はそれも知らずに、こんなふうに文句ばっか言って、また結局、最初に出会った頃(爆笑問題・太田、忌野清志郎が初対面で「ほら貝を吹きながら」登場したことに驚いた過去「パオーン!なんつって」)と一緒で、俺は清志郎さんの手のひらの上でね、やってたんだなと思って。

田中裕二:うん。

太田光:そこが俺の中でのクライマックスだったんだよ。「ここで、もういいよ、この番組。参った」って。結局、まぁNHK的にはそこはオンエアしなかったんだけど。まぁ当時は言えなかったけど、今もう何年も経ってか言うけど、そこがもう俺的にはもう最高潮だったんですよ。

田中裕二:うん。


同一カテゴリー記事


  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

フォローしていただくと、更新情報をお知らせします
  • follow us in feedly

タグ : 爆笑問題,太田光,忌野清志郎,

トップページへ  |  この記事へのリンク  |  爆笑問題カーボーイ
次の記事:爆笑問題・太田、忌野清志郎が仲井戸麗市に「RCサクセションがきこえる」という歌詞を提案され躊躇した理由に感動

前の記事:爆笑問題・太田、忌野清志郎が初対面で「ほら貝を吹きながら」登場したことに驚いた過去「パオーン!なんつって」

本日の注目記事