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伊集院光が語る「牛レバ刺し販売禁止」

2012.07.04 (Wed)
2012年07月02日放送の「伊集院光 深夜の馬鹿力」にて、牛レバ刺し販売禁止について語られていた。

伊集院「レバ刺し、お店で出すのが禁止になったじゃないですか。どうですか、どうですか皆さんって話をしたいんですよ。これがね、緊急措置としてのレバ刺し禁止、みたいな法律を政治家の方々が作って、今現在、レバーの中に入っちゃう人を死に至らしめるような菌に関して対応策がないから、とりあえずこれを設けましたってスタンスだったら、『まぁまぁ俺の中ではしょうがないかな、人が死んじゃってるし』って思えるんだけどね」

「でも、『これで解決です』っていうことだったら、立法をしているヤツって馬鹿だよって思うんだよ。よくあると思うんだけど、駅前に自転車が多いから、"自転車禁止"みたいなルールを作るのあるでしょ?あと、テロが起こるからゴミ箱をなくしましょう、みたいなルールを作ることあるでしょ。実際に、横浜の市長だった中田さんと話をしたことあるんだけど、まず深夜徘徊禁止、みたいなのをやるのよ。深夜徘徊する人が多いから、深夜徘徊禁止、みたいな条例を作るのなら、俺でも考えつくっていうか」

「そんなの、なんとでもできるでしょ。『♪空を自由に飛びたいなぁ…グライダー』くらいの(笑)その感じでしょ?なんでもないやつ。それがいつも納得いかないんだよね」

「レバ刺し自体が、人が死んじゃうっていうことだから、国が何かしなくては、っていうのは分かんなくないんだけど。"(除菌の)技術を開発するまでの間、レバ刺しを禁止します"っていう条件をつけることがまず一個。なんかないの?牛のレバーを、厚いままだとダメなのかな…ユッケが大丈夫なのは、表面に基本は菌がつくことが多いから、表面さえ熱して滅菌してるなら食えるのか分からないんだけど、表面を熱して捨てれば食べられる、みたいなことになってるのかな」

「レバ刺しは、今だと中央まで熱して滅菌することができないからダメですよ、みたいなことだと思うんです。そうなら、薄く切った上で、ビームみたいなのを当てれば滅菌できる、みたいなメカを作れないの?我々の国の科学力で。『ついにできたよ、レバ刺しを作る奴が。助手君、スイッチをいれたまえ…うわぁあああああ!』『博士!博士!』『モゥ?モゥ?』『博士~~~~!』みたいなやつが(笑)アレ?(笑)俺の言いたかった奴が途中から全然違っちゃってるんだけどな。博士が、一旦食った草を反芻しながらまた新しい設計図を描いてるんだけど(笑)博士はまだまだヤル気があるんだけれども(笑)博士が、赤フン一丁のオヤジに特攻んでいった後に、また新たなものを描いてるんだけれども」

「そういうのと、さらにはまことしやかに、酒場の与太話とかでも、『お店の方からしたら、"これはすごい新鮮ですけど、焼きレバーですから、絶対に生では食べちゃダメですよ。…いったん、厨房の方に戻りますけど、ダメですからね"って言ってるにも関わらず、勝手に生で食べちゃったら、どうするの?』ってことを、酒場の親父ですら言ってたからね」

さらに、以下のように語っていた。

「あと、どうなの?って思うことは、法律の条文的には、"豚レバーは大丈夫"みたいなことを言う人もいるんだけど、豚レバーは俺の中で食う習慣がないんだよね。やっぱり寄生虫もスゴイ多いから、もともとが豚レバーを食うって俺の中ではありえなくて。なんかね、そう言われてみればスゴイなって思ったのは、ミャンマーの少数民族の村に行ったときに、少数民族の食生活を取材したときに、豚を生で食うんだって」

「ただ、昔は食ってたってことで、今は文化的な生活が始まってて、『テレビがきてるんならやってもいいけど』くらいらしいんだけどね(笑)だけど、昔は食ってて、その少数民族の言い伝えでも、『妊婦、妊娠できる年頃の女性、ジジイ、ババァ、子供は食っちゃダメ』みたいな、掟にあるんだって。村長みたいなオッサンが言うぐらい、色んなことを考えてるらしいけどね」

「『そこがケアできないから、抜け道があるんじゃね?』みたいなことで、ヘタしたら、間違った事故を起こしかねない。最初からそれくらいのことを想定して法律は作っておいた方がいいんじゃない?ってことなんですよ。今の感じだと、『これは焼いてくださいねって言いましたよ。あなたの自己責任と自由意志で、どうするかは見てませんけどね』みたいなことを真に受けてやるところはできてくると思うんだ。それを、穴だとして、それでもやった上で、お腹が痛くなったり亡くなったりすることは自己責任とするならば、元々の法律は何なの?っていうことだし」

「逆に、『それは穴じゃないよ。そんな馬鹿げたことで言い逃れはできないんですよ』ってことで捕まえるんだったら、ここに関してもちゃんと盛り込んでおこうよって。俺らどころか、酒場のオヤジの大喜利感覚で出てくる抜け道がある法律ってどうなの、ってちょっと思うんだよね」

「レバ刺しって、いつからこんなにメジャーになったのかなぁ。俺、いつからレバ刺しって食ってるかなぁっていうと、高校生のときに、スーパーの精肉のお店で働いてたから、そこの仕入れのオジサンが『これはレバ刺し。手に入ったから食えるぞ』って貰って食ってたりして。その時の感覚で言うと、相当そのオッサンのテンションとか、来る日の間隔でいうと、相当珍しいもんだったなぁって思って。それで、『今日、帰ってもう食べろよ』って言われて、『うわ、美味いなぁ。こんな美味いもんがあるんだ』って思ってて」

「オヤジはレバ刺し知ってるけど、お袋はあんまりレバ刺し食う習慣が無いっていう感じだったと思う。その後、無くなってもう25年だから、時効だったり伊集院のインチキ話だと思って聞いて欲しいけど、俺らのことをよく面倒みてくれた焼肉屋のオヤジがいて、そこのオヤジはね、お肉の全部をやる人で。解体から卸から、焼肉屋までやる人で、高校生くらいの俺達のことをよくかわいがってくれて、強制焼肉っていうのがあって(笑)」

「焼肉は、寝かした方が絶対に美味いって。腐りかけが絶対に美味いって言われてて、オヤジの『ここだ!』っていうところで食わせたいんだよね。でも、ギリギリまで寝かせてるから、そこでお客さんがこなければ、捨てるしかないわけ。そこで電話掛かってきて、『とりあえず、焼肉に来い』って言われて(笑)」

「『ギリだけど、お客があんまりこないから、焼肉に来い』って言われて(笑)その呼び出しがあると、『えぇ~今日、お母さんにかつ丼って言っちゃったから…』『馬鹿野郎、いいから来い』って言われて(笑)それで安く焼肉を食わせてくれるの。たぶん、法律に照らすとアウトなんだと思うけど、『スゴイいいところでギリギリだ。…お前ら、風邪とか引いてないか?あと、体力はどうだ?』みたいな話をされて。あと、エロ話とかいろいろされて。今考えれば、メディカルチェックなんだけど(笑)」

「『ホルモン出してるか?』みたいな(笑)クソオヤジの(笑)俺、あのセリフが似合うオヤジになりたいんだよね。『ホルモン出してるか?出してるか?』みたいなヤツ(笑)それで、『疲れてないか?』とか『風邪引いてないか?』とかは訊かれるんだよね。『これ美味いぞ~ただ、ちょっとお腹痛くなるかもしれない』みたいなことを平気で言うんだよ、このオヤジ(笑)」

「そのオヤジは、俺らの中ではスゲェ肉ソムリエのオヤジで、このオヤジもスゴイ頻度としては少ないけど、レバ刺しを食わせてくれて。『若いうちは、こういうの食べた方が良い』って言われて。それで食わせてもらって。そのオヤジの店はなくなっちゃったんだけど。立地がちょっと悪くて。オヤジがテキトーなギャグとか言うオヤジなんだけど、二階がペットショップっていう、ちょっとイヤな立地なんだよね(笑)だけど、スゴイ良い、面倒見のいいオヤジで、結構、オトナになってこの業界に入っても行ってたんだけど、そこでもレバ刺しは普通にメニューに書いて出す、みたいな感じじゃなくて。メニューにレバ刺しってのってなかったんだよね」

「それで、常連になっていくと、『レバ刺しある?』って感じで訊いて。あと、『たまたま今日、レバ刺しあるんですよ。どうですか?』って言われたりして。あと、いわゆる印刷してある活字のメニューではレバ刺しって無くて、紙に書いて『牛レバ刺しあります』みたいな感じだったんだよね。そういう意味でいうと、いつ行ってもあるよ、みたいな感覚は無かったんだよね」

「それで、この間、最後のレバ刺しみたいなのを食べてみて。スゴイと思ったのは、レバ刺し人気でさ、いつも大して客が入ってない店でも、みんなレバ刺しを待ってるわけ。それで、行ったらさ、電話でみんなに『レバ刺しあります?』って訊かれるらしい。俺はそんな電話しないで行ったんだけど、『今日は、レバ刺しが遅れておりまして』って言うわけ。レバ刺しの卸問屋さんも間に合わないらしくて。スゴイ勢いでみんな回ってるから」

「あと、タイミングが難しかったのは、混んでるから2時間で変わってください、みたいになってるから、俺らが入って1時間45分くらい経ったところで、もうこないなぁって思って、デザートで杏仁豆腐と胡麻アイス食ってたら、その途中で『レバ刺し来ました~』ってなってさ。でも、そういう状況だから、食わなきゃじゃん。それで、『レバ刺し1人前』って言うんだけど、胃はビックリするよね」

「杏仁豆腐の後に、レバ刺し来て、そのあとに杏仁豆腐の続きが来るって、何なのコレって胃袋も思ったろうね(笑)」と語っていた。

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