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池上彰、日本が「働き方改革」を国主導で急速に推し進めている理由を解説「労働力人口の減少」

2018.03.04 (Sun)
2018年3月4日放送のニッポン放送系のラジオ番組『土田晃之 日曜のへそ』(毎週日 12:00-14:00)にて、ジャーナリスト・池上彰が、日本が「働き方改革」を国主導で急速に推し進めている理由を解説していた。

納得させる話力
納得させる話力

池上彰:働き方改革をしようという、問題意識はよくわかるんですよ。

土田晃之:はい。

池上彰:というのもですね、今、とにかく日本の労働力人口って、どんどん減ってるわけですよね。

土田晃之:うん、うん。

池上彰:労働力人口というのは、15歳から64歳までの人口のことなんですが、今、少子高齢化で、これもどんどん減ってるんですね。

土田晃之:これから先も、減り続けますね。

池上彰:減り続けますね。ということは、今のままでは、日本が維持できなくなるわけですよね。そうすると維持可能にするためには、どうしたらいいか。たとえば、女性にもっと労働に参加してほしい。

土田晃之:うん。

池上彰:労働力が減る分を、とにかく女性がもっと働くようになると、それである程度カバーできるんじゃないか。

土田晃之:女性が働きやすい社会にするというか。

池上彰:はい。と言うと、今、女性がやっぱり働きにかかったり、あるいは育児、子育てが全然できないよっていうことになると、これやっぱり夫が協力しなければいけなくなるわけですね。

土田晃之:そうですね。

池上彰:でも、夫はそれこそ残業で忙しくて、とても家に帰れないなんていうことになってしまっては、やっぱり子育てしにくくなる、って言うとダメだよね。だから、やっぱり働き方改革が大切だっていう、こういう発想なんですね。

土田晃之:はい、はい。

池上彰:だからもう、問題意識はよくわかるんですよ。で、明らかに改革しなければいけないっていうことも確かなんですけど。上から、「さぁ、プレミアム・フライデーだ」って呼びかけてもですね…

土田晃之:いや、そうなんですよ。

池上彰:上が音頭をとっても、これはダメなんですね。もう要するに、「残業するなんて、遅れてるよね。さっさと帰るのが当たり前で、これがスマートの生き方・働き方だよね。そういう人がモテるよね」っていう、やっぱりそういう世の中にしていかないと。それはやっぱりね、国が音頭を取るのも、一つのやり方ではあるんですけど、それだけじゃダメ。

土田晃之:はい。

池上彰:私たちの意識改革っていうのが、大事なことなんですよ。


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