TOP土田晃之 日曜のへそ ≫ 池上彰、オリンピックがアメリカなどの海外で全く盛り上がらない理由を解説「一社が独占的に中継権を得る」

池上彰、オリンピックがアメリカなどの海外で全く盛り上がらない理由を解説「一社が独占的に中継権を得る」

2018.03.04 (Sun)
2018年3月4日放送のニッポン放送系のラジオ番組『土田晃之 日曜のへそ』(毎週日 12:00-14:00)にて、ジャーナリスト・池上彰が、オリンピックがアメリカなどの海外で全く盛り上がらない理由を解説していた。

納得させる話力
納得させる話力

リスナーメール:今、日本のメディアであまり報道されていないんですけども、池上さんご本人は気になっているニュースってありますか?ぜひ教えてください。

池上彰:はい。それこそね、日本はオリンピック一色だったわけですよ。

土田晃之:そうですよね、ここんところは、もう。

池上彰:ところがね、たとえばこう韓国で取材をしてますでしょ。そうすると、韓国で見られる海外のニュースを見るわけですね。そうすると、オリンピックのニュースなんてのは、ほとんどないんですね。

土田晃之:へぇ。

池上彰:これはどうしてかと言いますと、日本はなんでこうオリンピック一色になるかというと、それこそ、そもそも国際オリンピック委員会から放映権を、権利を買うときに、日本の場合はNHKも民放も、一緒になって契約をして、お金を払うんですね。

土田晃之:はい。

池上彰:結果的に、どの放送局も、オリンピックを中継したり、あるいはオリンピックを放送することができるんですね。

土田晃之:はい。

池上彰:たとえば、アメリカですと、NBCテレビが独占的にこの中継権を得るんですね。

土田晃之:ああ、他のところがやらない?

池上彰:一切、放送できないんですよ。となると、要するに、NBCを見ていない人たちにとっては、アメリカではそれこそ「オリンピック、あ、そういえばそんなのやってたよね」くらいですね。

土田晃之:そう。それも僕、噂で聞いたことあって。アメリカとかそんなにオリンピック、なんなら選手のこと知らない人もいたりとかって。

池上彰:そうなんですよ。そうすると、スポーツニュースの中でオリンピックのことを扱わない。さすがに、世界記録が出たりすると、一枚写真でニュースにする。

土田晃之:そうか、映像を使えないから写真っていうね。日本でも時々あるやつですけどね。

池上彰:そう。ということで、だから全然オリンピックっていうのはこう盛り上がっていない、というのが世界の実態なんですね。

土田晃之:そうなんだなぁ。

池上彰:そうすると、オリンピック期間中、海外ニュースで多かったのは、アメリカのフロリダでの高校での銃乱射事件。

土田晃之:ああ、この間ありましたね。

池上彰:あるいは、南アフリカのズマ大統領が辞任に追い込まれたニュース。あるいはドイツでメルケル首相の下で、連立政権がなかなかできなかったのが、やっと連立政権が成り立った。こんなニュースばかりやってましたね。

土田晃之:だから、多分日本をやってるんだろうけど、ちょっとの扱いで。

池上彰:ほとんど、ニュース日本でやってないやってないんですね。

土田晃之:そうなんだ。


同一カテゴリー記事


  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

フォローしていただくと、更新情報をお知らせします
  • follow us in feedly

タグ : 池上彰,土田晃之,

トップページへ  |  この記事へのリンク  |  土田晃之 日曜のへそ

本日の注目記事