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伊集院光「横浜DeNA 返金チケットは失敗だ」

2012.05.09 (Wed)
2012年05月07日放送の「伊集院光 深夜の馬鹿力」にて、試合内容によってチケット代返金を求められる『アツいぜ! チケット』について語られていた。

伊集院光「DeNAベイスターズの一試合50枚限定で、多分4,000円かな?内野の指定席の一塁側4,000円のチケットを買うと、もし負けたら『金返してくれ』って言って、窓口に行くと、負け試合は100%返金。横浜が買っても、『あなたの満足度によっては、半額まではお返しします』ってチケットがあるんだけどね」

「どうかな、とは思うんだけど。色々、工夫するのは工夫するんだろって思うんだけど、これに関して、負けると『全額返してくれ』って人がほとんどらしいんだ。そこに来る人は。それで、そんなもんかなってその辺までは思ってたんだけど」

「俺、セ・リーグだとどの球団を贔屓しているかというと、ドラゴンズなの。首位・ドラゴンズ対6位・DeNAの試合で、9回の表までで、ドラゴンズが勝ってて。盤石の逃げ切り体制だから、9回から現役最多セーブの岩瀬を出してくるわけ。そしたら、まさかの岩瀬からラミレスがホームランを打って、中村紀洋がホームランを打って引き分けで終わったワケ」

「ドラゴンズファンからしたら、1勝を落としたなって試合だし、フラットな目で見ていたら、これはスゴイぞ、と。まさか岩瀬が1イニングで2人からホームランを打たれるなんてことがあるの?って思うわけ。そしたら、それでも返金がものの資料によると、50人中48人が金返せなの。えぇ~!って。残りの2人が、ラミレスと中村紀洋だと思うんだけど(笑)俺、それがちょっと信じられないんだよね」

「あの試合を見て、満足度が低いって意味が分からない。多分、こっち側からしてみれば、やられた度合いが非常に高い試合だから。そんなもんなんだ、って思って。次の試合で、12対1で、ベイスターズが勝ったの。その試合は、逆にドラゴンズファンが普通のチケットでも金を返して欲しい言ってもおかしくないよね」

「だってね、ちょっと信じられないなって思ったのが、ドラゴンズの控えのキャッチャーの福田って選手が、9回にセカンドを守ってるの。でも、福田って選手は、1回、キャッチャー失格の烙印を押されてるから、ファースト守ったり、外野守ったりしてたから、セカンドもやれるんだって思ったんだけど、次の日新聞を読んだら、『小学生以来のセカンド』って書いてあるの。小学生以来のセカンドって、要はセカンドはやったことないってことだからね。そんな感じ?っていう」

「いくら大敗してる試合だからって、それ良いの?っていうのは俺の中であるんだけど、その試合でも半分以上返金だっていうんだよ。50人中。勝ってるんだよ?それで、あまりに大差ついてつまんないの?って思って。そしたら、昨日、4対2でベイスターズが勝った上に、若き大砲候補・筒香っていう期待してる選手が、去年化ける、今年化ける…今年、とうとうジャイアンツに居た村田の穴を埋めるようなスゲェ選手になるんじゃないかって言われてて、怪我して開幕に出遅れたの。それでようやく戻ってきた筒香が、3ラン、ソロホームラン2本を打って、全打点。ピッチャーも勝ち投手が国益、これもベイスターズが新しいピッチャーを一枚でも二枚でも欲しい中、いよいよ出てきてほしいピッチャーが出てきて勝って。それで、50人中38人が返金だって」

「なんか分からないけど、『もう、そうなんだね』っていう。この場合、自分の中に『これは返金できる/できない』じゃなくて、『負ければ全額、勝ったら半額っていうチケット』だって思ってるのかな、と。2千円の、もしくはただのチケットってことで買ってるなら、もう出さないほうが良いよ。まともなお金で入ってる人に対しての、むしろ購買意欲を下げるチケットに過ぎないから」

さらに、以下のように語っていた。

「ベイスターズの広報は、『評判になったからやってよかった』って言うけど、そんなことないよ。絶対にそんなことない。だって、このチケットってオカシイもん。存在意義がほぼ無いよ。返金に来てる人の言い訳とかを見てると、基本、野球に詳しい人の言い訳をしてるんだ。そうすると、この50枚のチケットは、日頃、球場に来ない人を呼ぶって効果もあまり果たしてないし、日頃来ている人が、より回数を重ねるって効果も、俺はそれほど果たしてないと思う。何より、こういう報道のされ方は、選手の士気にちょっと関わるような気がするんだよね。それは俺が子供だからかも知れないけど」

「昔ね、松本人志さんが、ライブをやってお客さんに『満足した人だけお金を入れてくれ』ってことをやったんだけどね。もし自分がスベったって思った回にお金が入らないのは構わないんだけど、自分が上手くいったって思った回でお金が入らなかったときに、自分に対する信頼が揺らぐか、お客さんに対する信頼が揺らぐかのどっちかだから。あの試合、12対1もダメ、新戦力投打噛みあって4対2もダメってなったり、絶対的な守護神を打って、引き分けにしてもダメ…ってなると、そこに全然良いことはないよって思うんだよね」

「工夫をするってことは悪いことじゃないと思うんだけど。負けた回では、チケットを切らず、『勝った試合5回見られるチケットですよ』ってことではダメなんかね?負けた試合では、チケットにハサミは入らないけど、勝った試合は入るから、『これは5勝分見られるチケットですよ』っていうんなら分かるんですけど、あそこで返金ってなってくるとね…」

「白黒のレベルを、どこまで許せるっていう価値観の共有範囲みたいなところがあって。俺、高校3年のときにスーパーでバイトしてて。お一人様卵一パックだけ98円って日がくるわけ。そうすると、普通に1パックだけ買ってる人もいるし、明らかに家族総出で来る人もいるの(笑)さらには、二回並ぶ人もいるんだ。1回レジを済ませて、もう一回並ぶって人もいる。もう一回並ぶのはアウトなんじゃない?って思うわけ」

「家族総出で午前中に来て、午後に総出でまた来る家族もあるの。もっとスゴイのは、『良いじゃん!2パックでも3パックでも。いつも買ってるんだから良いじゃん!』って(笑)そのチラシが3日間だったら、『明日、あさっても来れるけど、そんなのするのもったいないじゃん。良いじゃん!』って人もいるの」

「まず、家族総出の人は、愛おしくなってくるというか。本来なら、1パックだけっていうのが普通じゃん。でも、1人1パックで、ルールの中買ってるのは、俺の中ではOKだなって思って。さらに、軽い変装してくる人もいるの。午前中に来て、服装を変えてメガネして髪型を変えてくるババァとかもいるの。それ、本来は規約的にアウトじゃん。でも、大声出しながら『明日もあさってもくるのと一緒じゃん!いいじゃない!ここにお金置くから。いいじゃない!』ってババァと比べるとね。変装までしてくるなら、許してやろうかって思うよね」

「この許すという行為が、『3パック欲しいけど、1パックで』ってしている真っ白な人に対して、なんなの?って思うんだよね。真っ白な人を減らすことになるんじゃないかって思うんだよね。スーパーみたいな世界だと、この暴れている『3パックいいじゃん』ってババァは持って行くんだよね。俺は融通がきかないから、『ダメです』なんていってね。アルバイトの女の子にいい顔したいから。俺は野菜惣菜部とか精肉惣菜部とかで働いてるけど呼ばれて行って、チラシを目の前に出して『お一人様、1パックです!』なんて言ってると、後ろから店長に引っ張られて、『いいから…』って言われるわけ」

「俺に歌をうたう心があれば、尾崎豊になってたと思うんだけどね。『♪1日1パックの卵な~のに~、中退』でおなじみの感じになってたはずなんですけどね。店長は良くないよ。でも、店長の気持ちも分かるんだよね。ババァの気持ちは全然分からないけどね」と語っていた。

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