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伊集院光「電気グルーヴ・石野卓球が語る音楽/ラジオDJ論」

2012.02.15 (Wed)
2012年02月13日放送の「伊集院光 深夜の馬鹿力」にて、電気グルーヴ・ピエール瀧、石野卓球と飲んだ際に、音楽/ラジオDJ論について話が及んだことについて語っていた。

伊集院光「久しぶりに、電気グルーヴのピエール瀧くんと石野卓球くんで飲みまして。twitterで『卓球くんと最近、会ってないけど会いたいな』みたいなことを書いたら、その直後に『じゃあ、会おうよ』っていうのがフッと来て。それで結局、その間をピエール瀧くんがとる形で、飲みに行ったんです」

「先週の水曜日の夕方、夜7時半くらいから、瀧くんがやってるBARがあるんで、そこでみんなで飲もうってことになって。痛飲しまして。何年ぶりかね。ピエール瀧くんとはよく会うんで。あの人、最近は真人間な仕事もちゃんとやってるじゃんか。大河に出たり、NHkがあったりもするし。NHKの五七五の番組で、二人でお婆ちゃんから送られてきた五七五を『これ良いですね』って言ってるとき、『なんだこれ』ってお互いに思ってるんだよね(笑)あと、この姿をちょっと誇らしく思ったりもする」

「昔の深夜番組でバカばっかり言ってる時の二人が、ちゃんとニーズに合ったこともできる、っていうところが、誇らしくも、肥溜め臭くも、ガス漏れてない?みたいな感じになるんですけど。あと、メールアドレス交換、電話番号交換とかもしてるんですけど」

「卓球くんとは、いつ以来だろうか…ニッポン放送以来ってことはない。その後に、自分がやってたNHKの情報番組に、石野卓球が新譜を出しました、みたいな形で来て。お互い喋ったのと、あと、TBSで一度、JUNKの枠がまだUP'sっていってたころに、電気グルーヴが番組をやってて、そこに俺はレポーターとして出たことがあるから、そこに出たことがあったくらい」

「それ以来だから、もう10年とか会ってないんだよね。久々に会って。そのときに何を話したのかって聞きたいところだと思うけど、実際、そこで話ししていることの、まぁ放送できないことと言ったら、まぁできないんですよ。放送できないっていうより、意味が無い。お互い、普通のコトを言うたびに、卓球くんが『言葉の語尾に全部、"ゲルゲ"をつけてくれ』って言い出して(笑)ずっと、『そうゲルゲ』って言ってる感じ(笑)」

「話の真ん中は飛んじゃって、ゲルゲゲルゲ言ってて。そんなんで延々と時間が過ぎて。まぁ他愛もないというか、どうかしてる。どうかしてる話をガブガブ酒を飲みながら話してて。くだらない話しかしてないのよ。そんな最中に、たまたま俺がランニングするときに、ヤマハのmp3プレイヤー(ヤマハBODiBEAT ボディビートBF1)の話をして。普通のmp3プレイヤーみたいなやつだから、イヤホンが出てて、胸のところにクリップで止めて。あとはアナルに挿入したりとか。アナルが濡れそぼった時には防音ではないと思うけど(笑)変な音と変なニオイにはなっちゃうと思うけどね」

「それがちょっと変わってるのは、心拍計がついているの。耳に挟む心拍計がついていて、自分の中に入れておいた音楽も流せるんだけど、その中にちょっとしたブレイクピーツみたいなのが入ってて、その心拍計と同調して、その時の心拍数に合ったリズムと音楽の間、みたいなのがずっと奏でてくれるってヤツで(ヤマハBODiBEAT ボディビートBF1)。ただ、テクノロジーがまだまだだから、音の種類も少ないし、自分が少し心拍数が上がったからって、それにすぐついてきてくれたりはしてくれなくて、少しコケたりするヤツなの」

「『俺はそれを買った時から、電気グルーヴっていうか石野卓球がプロデュースしてくれて、石野卓球の作った音源とか選んだものが入ってて、自分がランニングしたときに、自分の体に合ったものが流れてくれたら、10万しても俺は買うと思う』って、その話をしたんですよ」

「そしたら、急に『伊集院、それは違う。それは音楽に関してお前はスゴイ思い違いをしてる』って。急にだよ?今まで、すべての言葉にゲルゲって付けろって話をしてた男だよ?今までの他の話も、全く意味を成さないような、アホウな会話をずっとしてたときに、『それは絶対違う』って言い出して。俺、さっきの話でも、強制的にゲルゲって入れてるのよ?(笑)ヤマハゲルゲの…って(笑)」

「だけど、そこだけ『完全に間違っている』って言い出して。『音楽のために生活があるんじゃなくて、生活のために音楽があるってことを勘違いしてはいけない』みたいな話だったと思う。最初、言ってたのは。世界的に活動しているクラブDJであるところの石野卓球の発言として、エェ~って思ったの」

「俺の感覚では、そういう音楽で人を自由自在に動かす、みたいなことなんじゃないの?って思ってて。俺ちゃんもクラブにスゴイ行ってた時期も、無くはない。無くはないよ。回数券を買ってね(笑)回数券を買ったほうが1回分お得だなぁ、なんて言ってね。きらびやかな音と光の洪水に身を任せて(笑)そこに来ているギャルたちとふしだらな関係を持ち続けた時代もある、けども(笑)どこで貸してくれたの?今の言葉(笑)なんの免許もない人に貸すんだ」

「その後、ラジオDJとクラブDJなんて別物だと思ってたけど、一緒だ、みたいな話を初めて。今思えばメチャクチャ恥ずかしい。女装もせずにそんな話をしたの、初めてだから(笑)もう、このところノーゲルゲなの(笑)ゲルゲ抜きで」

「『伊集院のこだわっている、生放送のラジオDJと、自分がこだわっているクラブDJっていうのは、違うようで同じだ』みたいな話になって。言ってることは…照れくさくて。想像上は、俺の下半身が紅ジャケだと思って(笑)下半身が、完全に紅ジャケの人魚のコスプレだと思って(笑)そう思ってくれないと、もう無理だから」

「海の人魚じゃなくて、川の人魚だから、下半身が紅ジャケで、オッパイのところがホタテじゃなくてカワゲラの幼虫で隠してると思って(笑)もちろん、声が大きくなるたびに、我慢できずにイクラがプリプリっ、プリプリっって出てると思ってて(笑)それに隙を見てオス鮭が精子をぶっかけてると思って(笑)それで小さい俺がいっぱい!(笑)海へ行こうってなってる。俺が話に集中してる時も、でっかいヒグマが狙ってる。俺が夢中になればなるほど、『ヒグマ大丈夫?』っていうのを入れておいてくれないと、恥ずかしくて喋れないから(笑)みんなちゃんと入れておいてよ(笑)秋の知床だよ。秋の知床の、とある川だよ(笑)」

さらに、以下のように語っていた。

「…こうやって生放送をやってるってことのどこかで、みんな、僕の話を聞いてくれてる。そこで『こういう話を聞きたいんじゃないかな?』『伊集院、こういう話をしてよ』って思われてるってことに対して、『よし、君の笑いたいヤツを出すよ』ってことをやると、さらに自分でも信じられないものが出る、と。シャケの人魚ってなんなの、それ(笑)そういう、乗せられて自分のハードルを越えたくらいの、『これで誰かが笑ったんじゃないかな?』ってことの繰り返しで」

「ラジオの向こう側の人が、欲してくれてるからできてる。欲してくれていることに、応えようと思うことが、急ハンドル切ったり、『こういう話題もある』ってなことを、ゼロコンマ何秒で考えて話す、みたいなことがうまくハマってる、もしくはハマっていると信じられてる時こそが、『俺、ラジオやってる!深夜放送やってる!』って感じになる」

「一方、これは想像だけど、クラブに踊りにくる人が、どんな曲で踊りたいのかをなんとなく空気で感じて、次々と音楽を掛けていくことは、一緒なんじゃないか、みたいな会話をしてると思うんだよね。そしたら、最終的に石野卓球くんが、『もしそうやって心拍数を感知して、計算上のビートが上がって気持ちよくなっていく、みたいな機械を音楽って言うのなら、そんなのは大豆を転がしてるのに過ぎないよ!』って言い出して。俺、急に分かんなくなっちゃって」

「『え?大豆を転がすってなに?今までのところは、感覚的には分かっている気がしてたんだけど…』って言って。"大豆を転がしているのに過ぎないよ"って言われて…『今までのところは、なるほどって思うところもいっぱいだったんだけど、今の"大豆を転がして"って、何?』って言ったら、分かんないならいいやって空気になって(笑)今まで、ついていけないギャグとかには、『ついてこいよ』みたいには言われた。でも、"大豆を転がしてるのと変わらない"には、なんか分からないけど、石野卓球くんが『調子乗っちゃったな…』って感じに急になって」

「またゲルゲの遊びが始まって。もう一回くらい、『大豆の…』って訊いたけど、『それはもう良い…』みたいになって。また卑猥な話、どうしょうもない話をずっとして。俺、実はその後に仕事があって。7時から3時まで飲んで。タクシーを拾いに帰る途中に、もう一回だけ訊いたんだけど、『今日、面白かったなぁ、またたまにはこうやって会おうよ』ってトーンでいて、また瀧くんが上手なジョイントで入ってくれて。『楽しかったなあ、ちゃんと家に帰れるかなぁ』ってやりながら、『そうそう、俺、全部楽しかったけど、一箇所だけ…あのさ、大豆を転がすって何?』って訊いたら、スゴイ寂しそうな顔をしてた(笑)それでタクシーを拾って帰っちゃった」

「それで、メチャクチャ酔っ払って仕事して、家に帰ってきて、なんだかんだで昼ぐらいに『大豆を転がす』ってどういうことなんだろうって思った時に、『大豆じゃなくて、ダイスを転がすって言ったんだろうか』って思って。そうすると、ランダム生成される音楽をよしとするなら、そんなもん、サイコロを振って適当に音楽をかけてるのと変わらないだってことで、『ダイスを転がすならどうだろうか』って思って」

「しかも、さっきみたいな照れくさいことを一生懸命喋ってるときに、ダイスを大豆と聞き間違えて、ダジャレを言った、みたいな扱いをしたら、あんな顔をするなぁって思って。そうなったんじゃないかって今、思い込んでるんだけど、それを確かめるのもスゲェ怖ぇみたいな感じになって。さぁ、どうしようかと(笑)」

「こんなことを言ったら楽しんでくれるか、こんなことをやったら踊ってくれるか、体を動かしてくれるかって思っている内に、自分でもわけわからないところにいって、自分すらもそれに持ってかれて、『自分をどこに持って行く気だ!』ってなるんだって。自分の回してる音楽で」

「俺も『具体的には言えないけど、俺もちょっと分かる、分かる!』って言ってたけど、さっき喋ってた知床の秋が、それだと思うね(笑)」

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