TOP伊集院光 深夜の馬鹿力 ≫ 伊集院光が語る「『ALWAYS 三丁目の夕日 64』の感想」

伊集院光が語る「『ALWAYS 三丁目の夕日 64』の感想」

2012.01.25 (Wed)
2012年01月23日放送の「伊集院光 深夜の馬鹿力」にて、『ALWAYS 三丁目の夕日'64』を観た感想について語っていた。

伊集院光「『ALWAYS 三丁目の夕日'64』に行って参りまして。行く前に、『こんな感じの感想なんだろうな、俺』って思ってましたけど、その通りの感じになりました。今、1,800円くらいで観られると思いますけど、1,800円出して、1,800円くらいの映画です。だから、悪くはないと思います」

「ただ、これだけは言わせてもらいます。あのね、3Dメガネで観ると100円アップするんだけどさ、3Dの意味が何一つないんだけど(笑)何一つもない。一個もない(笑)というか、3Dにしたお陰で、見づらいです。正直。監督の好みや焼き方もあると思いますけど、3Dにすると、奥行きとか3D映像になりますけど、ハッキリとしたコントラストとかは出づらかったりとか、もっといえば全体にピントが合わないから、見づらいんですよ」

「小雪のツラの曲がり具合とかは、それなりに(笑)『小雪、やっぱりしゃくれてる』みたいな(笑)…そんな3D発達してないよ(笑)なんか分かんないけど、それくらいで。3Dの意味が無い」

さらに、以下のように語っていた。

「あと、映画は相変わらず、『泣きましたけど、何か?』みたいな。俺の脳ミソのせいもありますけど、僕は、ALWAYSを観に行く時、富士通パビリオンの感じなんです。『万博に3D映像が出まして』みたいな。『今までは、未来のロボットみたいなものをやってましたけど、ここまでくると、もう昔に撮ってなかった映像も再現できるんですよ』みたいな、ビックリムービーとして観に行ってるんですよ」

「そのビックリムービーにも、ストーリーってついてるじゃないですか。万博くんの、とか富士通くんの、みたいなマスコットが案内してくれるじゃない。それと同じ感じなんですけど、それにしてはストーリーはちゃんとしてますね、ちゃんとベタを踏襲してますね、って感じで見に行くんですよ。だから、いわゆる『映画を観に行こう』って感じともちょっと違って、ビックリ映像を観に行く感じ。それで行くワケなんですけど」

「この間、パート1と2をテレビでやってて。僕ね、2があったことを忘れてるんですよ。ALWAYS '64っていうのがパート2だと思ってたんです。パート2のストーリーが、全然、思い出せない。2がなんだったのか。続・ALWAYS 三丁目の夕日を、俺は観に行ってないのかなって思ったら、観に行ってるのよ。オープニングで、ゴジラが大暴れする映像があったはず。それしか覚えてない。あと、泣いた。ああ、泣いた泣いたって感じで泣いたのを覚えてる」

「パート1のストーリーは、集団就職できた堀北真希ちゃんが頑張った、みたいな話だったなぁってくらいで、覚えてないの。それで、ALWAYS'64のストーリーも、あんまり覚えてないです。別にそこに重要性はないってことで。いつも、見終わった後に思うのは、最近のCGっていうのは、昔のアナログなもの。機械じゃなくて、有機的なもの、ヘタすりゃ人の思い出っていう一番挑むのが難しいところにも、ちゃんと入っていくんだってところは、やっぱり関心するの。あそこは凄いなって思うの」

「それで、もう一個思うのは、『この映画が好きな奴のことは、好きになれないな』って必ず思うの。それはなんでかっていうと、全員がとは言わないけど、オッサンが『最近の世の中が絆や人間関係が薄れてきて、子供はテレビゲームばっかりやってる。だから、イジメがどんどん陰湿になっていってる。昔はガキ大将はいたけど、イジメはなかった』っていうニオイがスゴイする。絶対(イジメは)あったって(笑)」

「種類が変わってる、もしくは自分がターゲットにならなかったり、少し外れたところにいたからって、良い思い出になっちゃうのね、ってニオイがいつもするんですよ。昭和30年代~40年代ぐらいは良い時代だったけど、今は良い時代じゃないって空気が、スゴイするんですよ」

「それを初めて同調できる人がいて。それが、構成作家の渡辺くんのお母さんで。お母さんがテレビでALWAYSを観て、もうね、怒りまくってるんですって(笑)僕ね、初めてなんですよ。ALWAYSを観て、あんなにハートウォーミングの素敵な話を観て、怒ってるって人。俺ですら、『映像はスゲェ良いじゃん。あと、泣けるじゃん。でも、最後のところでちょっと違和感が』…くらいの話なのに、渡辺くんのお母さん、ヒロコは、まぁ辛口ですよ。おすぎとピーコとヒロコのヒロコですよ(笑)」

「ALWAYSを観て、『こんな嘘っぱち映画はない!』って言って。聞いたら、お母さんは北海道から金の卵で集団就職に来て、嫌ってほどイビられたんだって(笑)東京の人間が、温かく向かい入れるみたいな、その絆が…みたいなのは、嘘っぱちだと。『私は、この目で見たんだから!』っていう(笑)やられまくってきたんだって。あのブスが言ってんだって(笑)渡辺くん、ここ笑ってるのは問題なんじゃない?(笑)」

「ヒロコ可哀想なんじゃないの?その苦労のもとで、お前を着床させたヒロコなんだから。集団就職で来て、北海道から右も左も分からずに来て、頑張って頑張って、冴えない親父と冴えない恋愛をして、あんまり上手でもないS○Xで生まれたんだから、お前は…もう、笑うしかないよな。このトーンで俺が話をしたら、もう笑うしかない(笑)」と語っていた。

【関連記事】
伊集院光が語る「海外ドラマと日本のドラマの違い」

伊集院光が語る「映画・ドラマのネタバレが過ぎる予告編」

伊集院光「澤穂稀が『猿の惑星』の広報に抜擢された意味」


同一カテゴリー記事


  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

フォローしていただくと、更新情報をお知らせします
  • follow us in feedly

タグ : 伊集院光,ALWAYS,三丁目の夕日,

トップページへ  |  この記事へのリンク  |  伊集院光 深夜の馬鹿力

本日の注目記事