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伊集院光「2011年で一番好きなフリートーク」

2012.01.13 (Fri)
2012年01月09日放送の「伊集院光 深夜の馬鹿力」にて、昨年2011年で自身が選ぶ『一番好きなフリートーク』が再放送されていた。

伊集院光「予告していた企画で、2011年に、僕がラジオの中で話したフリートークの中で、『僕的には一番好きな話』なんだけど、イマイチ、上手に伝えられなかったな、っていう後悔がある話なんだけどね」

「恐らく、『僕、これが一番好きだったんですよ』って言ったところで、リスナーの皆さんは多分、それを一番に選ばないだろうなって話があるのですよ…と、こんな話を暮れにしまして。それで、それを予想して、どの話か当ててみてってメールを募ってみたんだけど。それで、900通くらいメールがきまして、正解者が4名という(笑)やっぱり伝わっていない」

「なんかねぇ、そうなんですよ。聞き直したけど、笑うところはそれほどないです。そして、喋るときに思い切りが悪い、とか。そんなこんなで、僕が2011年の話題の中では、一番、気に入っているにも関わらず、上手く伝えられなかったなぁという思いがある話…こちらでございます」

さらに、以下のように語っていた。

『和歌山で出会った犬』の巻

「俺ね、お腹いっぱいで半ズボンでサンダルで歩くと、オナラが止まらないんだよね(笑)なんだろう?なんなんだろう。お腹いっぱいと、半ズボンと、サンダルっていう組み合わせ。それで歩くと、もうオナラが一歩ずつプッププッププッププップ出るんですよ」

「でも、それは僕の自由ですから(笑)カミさんと色んな話をしながら、オナラをプッププップ出しながら、歩いてたんですよ。そしたら、カミさんが『最近、友達になった』っていう、70歳くらいの自給自足の暮らしをしているおじいさんの家に行かないかってことを言いだして」

「米を作ったりとか、野菜を作ったりとかして、それでちょっとした料理屋みたいなのをやってるんだけど、その料理屋自体も、1週間前くらいから予約しないと、野菜が揃わない、みたいなオジサンが居て。そのオジサンと最近仲良くなったから、『暇だったら会いに行く?』って話になって」

「どっちでも良いんだけどね。飯が食えるワケでもないし。1週間前に予約をしなきゃならないから。ただ単に、友達として会いに行くってことになって。行ったら、スゴイおじさんでさ。テレビではこういう人いるって聞いてたけど、ホントにいるんだ、みたいな。老夫婦で」

「カミさんは老夫婦と『また来ちゃいました』みたいな感じで、話をしてるんだけど、俺は人と話をするの苦手じゃん。元々は事務職で役所ずっと長いからさ。あんまり人と喋るのとかダメだからさ(笑)だから、やることないからさ…外にボロボロのミニチュアダックスフントがいて。黒で、ボロボロのミニチュアダックスフントで」

「『何歳ですか?』って訊いたら、『ウチで預かるようになってから、15年』って言ってて。ということは、ああいう小型犬、ミニチュアダックスフントの平均寿命が12~13年だと思うんだよね。諸説はあるけど。『よく生きたね』っていうのでも15~16年ですよ」

「もらわれてきて、今、15年経ってるってことは、相当な年月が経ってるってことじゃないですか。それでさ、目の病気で全く目が見えないの。老犬で耳も聞こえないって状況で。もう、クチャクチャなワケ。ミニチュアダックスってことは俺も飼ってるから、分かるけど、『ダスキンが引き取りに来ねぇ』って感じの見た目なワケ(笑)」

「もう、ボロボロなんだけどさ(笑)なんかその…なんつうのかね、怪我とか病気の動物っていうのは。動物は本能で、怪我しないようにするでしょ。反射的に避けたり、スピードも速いし。『これは殺気を感じたから近づかない』ってことに関しても、動物はそういうことをスゴイすると思うんだけど、最終的に、大けがしちゃったりとか、ヤバイなってときに、『もし病気をしなかったら』とか、『もし怪我をしなかったら』とか、考えないじゃん。その時に、『今、できる感じってどう?』みたいな(笑)俺が今、視力と聴覚は無いが、よたよた歩く程度は元気っていうのを、そいつが満喫するわけ」

「自給自足の、柵も無いような庭の中を、ずーっと歩いていて、違和感のあるニオイを嗅いだりとかすると、それが面白いらしくって」

「たとえば、開いたばかりの花とかの周りを、ずーっと廻ったりするの。昨日までは、そこが草だったりして、そういうニオイがしてなかったのに、今日はしてるってことに対して、楽しそうにずっと歩いてたりするわけ」

「僕は、どんな些細なことにも目一杯、クヨクヨくするようにできてますから(笑)もうダメだって言われたら、日本一ですから。変な話、いつでも膝から落ちられるように、レガースを着けておこうと思ってるくらい(笑)日常歩くとき、いつでもレガースを着けておこうと。『拝啓 土門様』って言いながら歩き続けようと思ってますから」

「ウチのカミさんは、会ったばっかりの人にも平均2~3時間喋れる人だけど、俺は別にその犬を3時間くらい見てられるワケ。その犬が面白くてさ、さすがにカミさんが帰るって言うから、俺も『良いもの見せてもらったわ』って言って、歩こうと思ったらさ、短パンでサンダル履きだから、1歩あるくごとにオナラが出るワケ。それが面白いらしくて。そのオナラを、一歩一歩、辿るようにするわけ」

「もう、その時になんか分からないけど、俺のオナラと犬が紡ぐこのストーリーが、凄くない?黒のロングなんだけど、体が弱いから、変に体を洗って病気になっちゃ可哀想だからってことで、むしろ洗わない、もともと動物って綺麗なもんでもないから、ばい菌のあるような物でもないかぎり、体も洗わないから、体もゴワゴワで汚いわけ。それでいて、首輪はしてるんだけど、目はホントに病気で真っ白になっちゃってるから、なんだろうね…迫力っていっていいのか、悟りと言って良いのか、かわいらしさって言って良いのか分からないようなルックスなんだわな。ボロボロの真っ白な目のミニチュアダックス」

「それが、車一台、やっと通れるようなところの、奥の奥に、俺のオナラというリードに繋がれて一緒に歩いてるのがさ、美しすぎて。オナラがよ、品切れるの(笑)とりあえずウチのカミさんに、『オナラが品切れるまでここで遊ばせてくれ』と(笑)」

「なんだろうね…その間抜けさと面白さが、久々に『未知の遊びをした、未知の交流をした』っていうか、ちょっとね…楽しくて。最後の方、やっぱりエネルギーっていうのは無限じゃないから、お腹も減ってくるから、オナラも切れ出すわけ」

「それでも、ちょっと遊びたいから、頑張って出そうとするわけ。そうすると、プリってちょっとウ○コでちゃって(笑)その途端に犬が帰っちゃったっていう(笑)」

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