2008.03.30 (Sun)
「モバゲータウン」を運営するDeNAって、どんな会社?
モバゲータウンとは、ゲームサイト兼ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を主立った事業にしている。無料のゲームが人気を呼び、2年で943万人の会員を獲得し、売り上げが前年比5倍にまで急成長している(2006年の売り上げは29億円、2007年には150億円)。
ページビューは、4億8千万アクセス/dayを叩きだしているが、その大きな原動力となっているのは無料ゲームである。空き時間に少しだけでも楽しめるミニゲームを数多くそろえ、飽きさせない。
そのページビューをどう利益につなげるかというと、それはアバターが鍵になっている。アバターは、「友達検索」や他ユーザーとの対戦型ゲームで自分の分身として用いられる。そこで、そのアバターを着飾ったりするために、仮想通貨『モバゴールド』がある。
モバゴールドは、広告を見たり、オンラインショッピングをしたり、サイトに会員登録することで貯まっていく。その収益の一部が、DeNAに入る。つまり、アバターを飾るためには、モバゴールドを貯めなければならず、ユーザーがそのモバゴールドを貯めることで、会社の利益になっている、ということだ。
こうしたSNSなどで問題となるのが、個人や企業に対する誹謗中傷や、オンライン上での付き合いだけにとどまらず、現実世界で出会ってトラブルが起こることである。そこで、モバゲーでは『仮想の世界の住人になりきって、バーチャルな世界で自分を表現して楽しんでもらう』ということを徹底している。
そのため、「誹謗中傷のキーワードを検出し、削除などを行う」「自分の本名を名乗ってはいけない」「個人同士で連絡を取り合えないようにする(メールアドレスなどの書き込み禁止)」といったことがなされている。具体的には、カスタマーセンターでユーザーの投稿を24時間、延べ300人体制でチェックしている。
南場智子社長は、会社を運営する上で、「新規事業は少人数で立ち上げる」「部下に対しても、褒めるのではなく感謝する、叱るのではなくクレームをつける、という姿勢で接する」「実績を上げた社員には、同じ仕事をさせない(他の社員を伸ばすため)」といったことを心がけているようだ。
南場社長は、最後に「ケータイを開けたらモバゲーに行くというのが当たり前っていうパソコンで言えばポータルサイトのような立場・サービスになれたらいいなと思います」と語っていた。
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