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伊集院光が語る「24時間テレビの存在意義」

2011.08.23 (Tue)
2011年08月22日放送の「伊集院光 深夜の馬鹿力」にて、24時間テレビという番組の存在意義について語っていた。

「24時間テレビは、やるたびに『なんだこれ』って思う時期が終わっちゃって。『少なくとも結果的に、困ってる人に2億5千万円くらいお金がいくみたいなんで、それはそれでいいことなんじゃないか』って思うんだよね。それは、思考停止っていえば、思考停止なんだけど」

「よく『番組をやらないで制作費の分を寄付すれば良いじゃん』って話が出てくるけど、それができれば美しいけど、そういう風にはなってないじゃん。『24時間テレビ、そんな偽善っていうのなら止めましょう』ってなっちゃったら、実際、番組が通常通りスポンサードされて、募金が一銭もいかない、みたいになると思うんで、そう考えたら、ありえない話をしてもしょうがないじゃん」

「さらに、『ギャラ貰ってんじゃねぇよ』みたいな。俺は錦野旦さんがマラソン走ったとき以来、出てないと思うんだけど。その時も、1個1個の番組で2兆円ずつ貰ってると思い込んでるから、分かんないですけど、『ギャラ貰ってんじゃねぇよ』に関しては、いつもみたいに事務所に振り込むんじゃなくて、エンディングで取っ払いにしたら、みんな募金するんじゃない?」

「どれだけ貰ってるか分かんないけど、『今回はありがとうございました』って、司会している人とか、来ている人に端から『いくらでしたっけ?』って渡していって、その横のところでザルもってる人がいたら、もうしょうがないじゃん。それがテレビに映っちゃってるって段階だったら、もう出すしかないでしょ。ギャラがそういう風に出てるとすれば、募金額が増えるんじゃねぇかなって思って」

「ただ、数字は凄かったね。36%かなんか。瞬間最大に関しては、36%って感じで。徳さんも、70歳で63 Kmは、スゴイよ。怒ってる人もいると思う。63 Kmで短いって論調もあるんだけど、それはビックリするね。63 Kmは長いよ。俺、だって、パン買いにそこのファミマ行くのもイヤなんだから。俺が、俺自身のためにパンを買いに行く途中に、『ファミマまでだったら、手前のマックでいいや』ってなっちゃう、あの差なんて、もう40 mくらいだけどね。そう考えると、相当なもんだなって」

「逆に言えば、『偽善なんだから』って言い続けて30数年でしょ。それに対して、日本テレビは『そういうことじゃない。愛で地球を救うんだから。そういうことは度外視でやってるんです』ってことを、30何回や続けちゃうと、止めるのはどういう時なの?」

「逆に、『そんなことしてんじゃねぇよ』って抗議するよりは、『止めたら承知しねぇぞ』って言う方が(テレビ局としては厳しい)(笑)『愛だから、数字とかじゃないよね?』っていう(笑)『数字が落ちて来たから止める、じゃないよね?』って『最終的には、困ってる人に幾ばくかのお金が行くってことを是として、ずっとやってるわけだから、1千万円になろうが、100万円とかになろうが、やるんでしょうね?』っていう方が、世間の反応としては怖いんじゃないかと」

さらに、以下のように語っていた。

「あと、次にどんな人を走らせようかって会議で、何度かデブって上がったかもしれないけど、それは松っちゃんが防いじゃったよね(笑)松村くんが、一番の広報であったにも関わらず、自分で防いじゃったからね。東京マラソンでね」

「でも、もはや夏の風物詩っていう人も、いっぱい居るもんね。なんか、あれがあると夏も終わりだねって言う人もいるから、みんなが疑問を持ちながらも、ずーっと続いちゃうっていうのは、凄いなって思って。それで、スゴイのは多分、毎回、『コレは偽善なんじゃないか?』『いや、善だ』『偽善も含めて善なんだ』みたいな、議論ね。ましてや、ボランティアとか募金とかは、する側の人にケチをつけたりしない人に対して、『お前、なんでしないんだよ』ってことも、まぁ俺はないと思うから、その平行線でずっと行くわけじゃん」

「そうすると、30何回にもなると、ある程度までいくと、そういってるのも飽きちゃったりするの。俺も始まった頃から、『えぇ?なんかなあ…』って思ってるから。そうすると、途中で飽きちゃうじゃん。でも、ちゃんと『おかしいんじゃないか?』って言う人が、出てくるというか、その感じもなんか凄いなって。テレビに期待する若い人ってのもまた、入ってくるんだなって。それが凄いなって」

「それと、俺は、走らないし誘われないって思って。あと、『いっぱいギャラくれたら俺だって走りたいよ』っていう人が、抗議する人にもいっぱいいるんだけどさ、これが難しいのが、落語家の前座の修行している時に、寄席の楽屋に『ウ○コ食うビデオに出てくれたら30万円あげる』って人が来たわけ」

「何人かに『出てくれないか?』って言われた時に、俺は30万円欲しかったから別に出ても良いって思ったんだけど、『お前は食いそうだからダメ』って言われたの。俺も我慢して食おうと思ってるのに、その感じなんだろうね。その感じでオファーっていうのは、あるんだろうね。やっても良いぞっていう人の問題じゃなくて、オファーする側の問題なのかな(笑)」と語っていた。

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