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2008.03.25 (Tue)

三越と伊勢丹のファッション性の違い

2008年03月25日放送の「ガイアの夜明け」で、ブランド争奪を巡る百貨店の密着取材が行われていた。取材対象は、ニューヨーク・ランウェイ統括責任者の小林文子さん。

業績低迷が止まらない三越が、4月1日に迫った伊勢丹との統合以外に再生の道がないとも言われている中、唯一といっていいほど売り上げを伸ばしているのがニューヨーク・ランウェイ(NEWYORK RUNWAY)である。

百貨店において、以前はラグジュアリー(高級)ブランドの商品を売ることが一般的であった。だが、現在では多くの小売店でそれら高級ブランド品を買えてしまい、もはやラグジュアリー・ブランド一辺倒では業績は悪化する一方である、とのこと。

そこで現在、多くの百貨店は「独自ブランド」の開発に余念がない。その一端がニューヨーク・ランウェイ(三越銀座店の自主編集セレクトショップ)である。独自に発掘したニューヨーク・ブランドを中心とした品揃えで、ライバルの百貨店との差別化に成功した。もはや、没個性なラグジュアリー・ブランドではなく、まだ多くの人が知らない独自のブランド、といった個性を求める時代になってきたようだ。

ブランド発掘の山場は、2月と9月に開催されるニューヨークでのファッションショーだ。この滞在1週間で、4ヶ月分もの商品を買い付けてくる。販売員とともに、目星を付けていたブランドを見て回り、その中から『発掘』してくる。

こうした独自ブランドを求める動きに乗り出したのは、三越の中でわずかな部門のようだ。統括責任者の小林文子さんは、「三越の中で、独自ブランドを求めるのは、私たちだけ。伊勢丹は、社内全体で独自ブランド、自社ブランドをいつも求めて動いている」と語っていた。そこが三越と伊勢丹の大きな差になっていたようだ。
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