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2008.03.25 (Tue)

TOYOTA vs HONDAの営業方針の違い

2008年03月24日放送の「カンブリア宮殿」で、消費不況が蔓延する日本の中で自動車を売りまくる営業マンが紹介されていた。

TOYOTAの営業マン湯浅真弓氏は、月平均14台程度を売るそうだ。一般の営業マンが月4台程度であるということを比較すると、その差は歴然であることが分かる。

湯浅氏の営業スタイルの特徴として、まず「飛び込み」がある。多くの営業マンが嫌うであろう、訪問による営業を、彼は数多くこなす。「優秀な営業マンこそ、数多く断られている」という発言や、「テンションを高くして、明るく営業をしないと、惨めになる」という言葉でも分かるとおり、湯浅氏でも、インターフォン越しに(客の顔を見ることなく)断られることは数多くあるようだ。

だが、彼は挫けずに数多くの家を廻る。その理由として、「自分は自意識過剰な所がある。だからこそ、お客さんを喜ばすことができているのか、そのことを確認するためにも厳しい飛び込み営業を行う」と述べていた。もちろん、しつこい営業は行わず、「お客さんが嫌がったら、すぐに察知して引く。その引き際が肝心」と、熱心さとしつこさの違いを述べていた。

また、彼のレスポンスの早さ、というのも売りの一つのようだ。顧客からの電話は、「お客さんから何かを求めているシグナル」として受け止め、すぐに対応することをモットーにしているようだ。「ラクをしていて売れるわけがない。自分は体を動かしている」という言葉が、そうした陰の努力を表しているようだ。

一方、株式会社ホンダクリオ新神奈川の相澤賢二会長は、対照的な営業スタイルを持っているようだ。「飛び込み営業はやらない。お客さんはしつこい営業を嫌う」「店にポスターは張らない。ポスターを貼るのは、口で説明することを怠けているのと同じだ」といった言葉で分かるとおり、客がやってくるのを待つ、というスタンスのようだ。

だが、店の回り2mにも及ぶ掃除や、『リビングにいるような快適さを演出する店作り』など、来た客を「また訪れたい」と思わせるサービスの徹底をしていた。また、お客に対応する従業員には茶道を習わせるのを義務づけたりするなど、一朝一夕では身につかない細やかな気配りを心がけているようだった。

また、お客のサービスの評価により、昇給や昇格を決めるシステムなど、フィードバックによるサービス向上に余念がないことを示していた。

どちらにも言えることだが、お客の求めているものに応え、顧客の満足を最大化するといったことを心がけ、自らの研鑽を行っているということは同じなようだ。
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