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古舘伊知郎、南スーダンPKO部隊の日報をめぐる「破棄」「消去」という表現の違いについて指摘「『消去』という本音が出てきた」

2017.03.20 (Mon)
2017年3月17日放送のニッポン放送系のラジオ番組『古舘伊知郎のオールナイトニッポンGOLD』(第三金曜 22:00-24:00)にて、フリーキャスターの古舘伊知郎が、南スーダンのPKO部隊の日報をめぐる「破棄」「消去」という表現の違いについて、「紙の時代の、時代劇のように古い『破棄した』っていうのを使って、それでついに『消去』っていう本音が出てきたかな」などと指摘を行っていた。

SWITCH Vol.34 No.12 古舘伊知郎
SWITCH Vol.34 No.12 古舘伊知郎 TALKAHOLIC しゃべくる魂 テレビ屋の反乱

古舘伊知郎:リスナーの皆さんに聴いてもらいたいなと思うのはね、まぁ楽しい話も良いですけどね、ちょっとマジになりますと、やっぱりこの頃引っかかってくるのは、森友学園ね。

ちょうど一ヶ月くらい前にこの番組、先月、月1でやった時にも、「どうしてこれがニュースにならないかな?」って言って、一部に小さく出てたんだよね、森友学園のね、土地の売却について、「なんか疑義ががありそうだぞ」みたいな。

それ、なかなかやらなかったけど、まぁ一部が書いたらバーッと右へならえで記者クラブがやり出したという感があって。

僕は、これ2点思うんですよ、これね。1つはね、防衛大臣・稲田さんの問題だけど、虚偽発言、色々言われていますわな。まぁ、それはもちろん、あの人も理屈っぽすぎて、策士策に溺れるというか。上手の手から水がこぼれることもあるみたいで。どうなんだろうと思いますけれども。

あの人の大臣としての資質問題ばっかりが、野党も含めて攻め込みすぎていると、問題の本質を見失うかなっていうふうに、不安になるんですよ。

それで、1つ稲田大臣の私の身勝手な要諦、要の1つは、拘ってるのはですね、「破棄した」と。陸自にあるかと思っていた、あのかけつけ警護の問題、PKO南スーダンのジュバ近郊に行っていた。そして、結果的には「危険だから撤収したんじゃない。これだけ長く平和維持活動で貢献したから帰ってきた」と言われている、肝心な、我々にとって関心である自衛隊の問題。憲法の問題にも関わってくる、かけつけ警護の問題。

色々ある中で、「あそこで戦闘が去年起きていた」となると、「困るな」というようなこともあるけれども、事実関係はよく分かりません。

だけど、その戦闘というふうに日報に書いていた問題が、陸自にはないっていうのを、「破棄した、破棄した」と言ってきたんでしょ?結果的には、最近のニュースで言えば、その統幕の幹部のほうに、全部の統合の幹部のほうに、「それはデータとして保存されていた」っていうことになってきて、情報公開されて、云々かんぬんで、という話になって。

結果的には、陸自のほうのデータもあったのに、「それは途中で消去したんじゃないか?」って言われているっていう話ですよね。

その時に、見過ごしたら、聞き逃したらいけないのは、僕は「破棄した」というのはどうもあったんだ、と。「破棄されてなかったんだ」っていう破棄という言葉と、「消去」という話が躍ってますね。ここを聞き分けたほうが良いと思うんですよ、僕は。

「破棄した、日報を破棄した」というのはね、これが嘘だったりすると、本当には破棄していなかったとすると、何で「破棄」という言葉を使ったのか、ということですよ。日報でしょ、書いているわけでしょ?実際に自衛隊の方が書いている。そして戦闘、あったと言っている、それを「戦闘はない」と、戦闘行為があるところはPKOの派遣5原則でも行っちゃいけないことになっていますから、憲法でも守られていますから、困るわけですね、それは。

だから、「武力の衝突が…」くらい言ってましたから、ちょっと屁理屈っぽんですよ、今までの国会答弁を聞いてても、稲田さん。とは言うものの、稲田さんばっかりにいくのは、どうかなと思うのは、何も擁護しているわけじゃありませんよ、何でかと思うと、「破棄した、破棄した」というのは、日報を書いているわけだから、それはいっぱい日報なんかはね、半永久的に保存していたら、スペースがなくなって場所塞ぎだから、一定の期間を経たら、よぼど重要なものじゃない限り、30年後に公文書で出すとかそういうものでない限りは、破棄するというのは紙の時代の話の破棄という言葉を使っているわけですよ。

「破棄した」というのは、陸自の中では破棄したと思うじゃない?それが、そうじゃなくて、実は統幕のほうのデータにはあって、陸自のほうには昨日今日のニュースでは、陸自のほうにもデータとしてあって、それを消去したんじゃないか、と言われてるわけね。

「消去」っていうのは、データの時代、コンピューターの時代でしょ?まさに今でしょ。そうしたら、基本的にデータは入っているんですよ、場所塞ぎ関係ないから。初めから「消去した、陸自で」と言われたら、「何で消去するんだ?」って言われんじゃん。

だから、紙の時代の、時代劇のように古い「破棄した」っていうのを使って、それでついに「消去」っていう本音が出てきたかな、と僕はそういうふうに妄想かもしれませんが、言葉で聞き分けているんですよ。だから、そういうアングルが1つ大事で。


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タグ : 古舘伊知郎,PKO,稲田朋美,

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