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カンニング竹山、福島の避難指示解除地域に高齢者が戻りたがる理由を語る「生まれ育った場所で死にたい」

2017.03.15 (Wed)
2017年3月13日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『たまむすび』(毎週月-金 13:00-15:30)にて、お笑い芸人・カンニング竹山が、福島県の避難指示解除地域に高齢者が戻りたがる理由について、「生まれ育った場所で死にたい」からであると語っていた。

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カンニング竹山:やっぱり、難しい問題はさ…今度、富岡とかも(避難指示)解除されるんだけどさ、4月からね。「もう住んで良いよ」って言われる。「住んで良いよ」って言われたところでさ、これまた、色んな意見が始まるわけですよ。

赤江珠緒:そうですなぁ。

カンニング竹山:「住んで良いよ」って言われても、「線量の数字、こんなんじゃねぇかよ」っていう人もいるし。

赤江珠緒:うん。

カンニング竹山:「あ、もう住んで良いんだ」って思う人もいるし。

赤江珠緒:うん。

カンニング竹山:だからって、実際6年経ってさ、俺と赤江さんだって、そうじゃん。今、住んでるところからさ、たとえば「明日から福岡に住め」って言われてさ、6年後、福岡でそれなりの生活ができてんじゃん。仕事もやってるだろうし、家も買ってるだろうし。

赤江珠緒:うん、それはもう、段々そこにね。

カンニング竹山:そう。子供もいれば、学校もあるだろうし。

赤江珠緒:根付いてくるしね、6年もいたらね。

カンニング竹山:なかなかね、「戻れ」って。6年っていう歳月は、戻りにくいなっていうのもあるし。

赤江珠緒:ねぇ。

カンニング竹山:でも、段々年をとってくると、やっぱりこう、そこで戻りたいっていうのもあるしさ。俺、1個だけ「あ、そういうことね」って思ったのは、俺、ついさ…ついこの間じゃなくて、前までは、「こんなところ、戻れねぇでしょうよ」と思ってたわけ。

赤江珠緒:うん。

カンニング竹山:だから、「戻りたい」って言っても、「みんな戻れないの知ってるでしょうよ」みたいな考えだったわけ。

赤江珠緒:うん。

カンニング竹山:でも、向こうに行って、色んな人と喋るとさ…爺ちゃん、婆ちゃんと喋るとね、「戻りたい」と。「戻っても良いと言ったら、戻るんですか?インフラとかも一からだし、人もいなくなっちゃいますよ」って言ったら、「いや、でも戻りたいんだ」と。

赤江珠緒:うん。

カンニング竹山:「なんでですか?」って言ったら、「そこで死にたい」って言うわけよ。

赤江珠緒:ああ、そういう思いも分かりますね。

カンニング竹山:それが、俺、40代の俺にはないわけよ。

赤江珠緒:うん。

カンニング竹山:でも、年をとってくると、俺もきっと、それが生まれるわけ。生まれ育った家で、生きてたわけだから。そこで、自分も死にたい。「こんなところで死にたくない」って。「こんなところ」は、人それぞれありますよ。仮設住宅なのか、他に引っ越したところなのか、色々あるけれど。

赤江珠緒:うん。

カンニング竹山:「生まれ育ったら、そこで死にたいんだ」っていうことが、自分の人生を決着つける、1つでもあると。これは、年をとったら分かるんだな、きっと。

赤江珠緒:選択肢は、増えて良いんだけど。その分、その保障も凄くもっと色々多様にならないと、一律に「終わり」とか言われると、厳しいですね。

カンニング竹山:そうなんですよ。


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タグ : カンニング竹山,福島原発事故,

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