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伊集院光、トランプ大統領の入国禁止令などの過激な「禁じ手」政策に言及「エスカレートするだけで、戻らない」

2017.02.02 (Thu)
2017年1月31日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光とらじおと』(毎週月-木 8:30-11:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、ドナルド・トランプ大統領のシリア難民の受け入れ停止や、イスラム圏7カ国出身者の一時入国禁止を命じたことについて、こうした過激な「禁じ手」政策は、「エスカレートするだけで、戻らない」などと語っていた。

伊集院光の今週末この映画を借りて観よう vol.1
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伊集院光:連日のトランプ大統領のニュースなんですけど。凄いな、と思う。僕が、それこそ詳しいわけではないですけど、前の(オバマ)大統領が、できたばかりの新らしい政権とか、大統領に意見をするというか、意見を表明するというのは、あまりないですよね。

内山研二:ないですね。仮にそれが、共和党から民主党、民主党から共和党という違う政党であったとしても、前の大統領というのは基本的に引退すると、表舞台にあまり立たないのが慣例なんですよ。そういう意味では、今回のオバマ大統領のこの声明というのは、非常に異例ですよね。それだけ、憂えているということではあるんですが。

伊集院光:また、いくつかの企業が、「ウチはそういう海外の人も、きちんと雇います」みたいな声明を出したりとか。「反対です」と言うじゃないですか。それはちょっと勇気があるというか、もちろん、自分達の企業にとって、そういうことがとても不利だったりすることもあるんでしょうけども。

内山研二:はい。

伊集院光:あれだけ、ああいうタイプの人に対して、ちゃんと反対意見を表明するというのは、良いことだなと。

内山研二:ある意味、ホッとしていますよね。なんか、ずっとトランプさんが言ったことに、みんなが黙ってしまう、みんなが付いていってしまうとなったら、「これ、自由の国アメリカなのかな?」と思いますもんね。「民主主義の国アメリカかな?」と思ってしまいますよ。

伊集院光:でも、やっぱり怖いのは、こういう頑として他の人の言い分に耳を貸さないような人で、もちろんこういう極端な人だとして当選しているから。ずっと支持する人がいるまま、やることが「本来、禁じ手だよね」と思っていたことをやるじゃないですか。

内山研二:はい。

伊集院光:それによって、たとえば、一時的にも景気が上向いたする。景気だけは上向いたとする。そうすると、ましてや不景気が長かったから、「景気が上がったんだから、良いよね?」みたいな、黙認の仕方の人も出てくると思う。

内山研二:うん。

伊集院光:直接的に自分に被害がなかったらとか、自分にそういう平等に対するポリシーがあまりなかったりする人だったりとか、元々、経済のことでとても困窮していた人とかが「良いんじゃないか」となってくる時に、勢いがつくと思うんです。

内山研二:はい。

伊集院光:勢いがついた後に、じゃあもうアメリカが経済的に立ち直ったんだから、派手な政策をやめてなだらかにするかというと、そういう形で得た人気って、僕、エスカレートするだけで、戻らないような気がするんです。

内山研二:うん。

伊集院光:そういうことって、歴史上に起きていると思うんですね。なんか、それが怖くて、「景気が良くなるなら良いじゃん」とも、思わないですよね。それは、景気は悪いよりは良い方が良いんだけども、なまじこういう極端なことをやって、景気が良くなることにも、俺なんかはちょっと・・・。

内山研二:はい。

伊集院光:企業によっては、トランプさんの強引なやり方で、「かなり景気が刺激されるから、良いんじゃないか」という、その声明を出す企業も、偉い人とかもよくニュースとかでよく見ますけど、俺、それも含めて、あまり良くないんじゃないの、と思ってしまう。

内山研二:だから、短期的にはそういう現象が起きるから良い。これが中期的に、あるいは長期的に見たら、いわゆる揺り戻しという言い方ができるかと思うんですが、何が起きるか、ということをきちんと見定めてやらないと。こういう国を引っ張る人って、そこを見てやらないといけないんですけどね。


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