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伊集院光、ドナルド・トランプ大統領との個別交渉には応じるべきではないと指摘「アメリカ以外と、きちんと仲良くしてから交渉しないと」

2017.02.01 (Wed)
2017年1月30日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光とらじおと』(毎週月-木 8:30-11:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、ドナルド・トランプ大統領との個別交渉には応じるべきではなく、「アメリカ以外と、きちんと仲良くしてから交渉しないと思う壺である」と語っていた。

伊集院光:僕、思うんですけどね、トランプがどんどん壁を作っていく。「この国の人は入れない」と。具体的に、壁も作っていく。「あそこが気に入らない、ここが気に入らない」というのに対して、個別交渉に、色んな国は、個別交渉に応じないほうが良いような気がするんですね。

中村尚登:はい。

伊集院光:要するに、「壁を全部に向けて作るということは、アメリカが囲まれるということじゃん」という。個々の国が、全部壁を作るとそうはならないけど、「アメリカだけが壁を作っているなら、それはアメリカが囲まれているだけだよね」という。ただ、そこが凄いなと思うのは、そんな最中に、EUからイギリスが離脱してしまうわけじゃないですか。EUという、そのまとまりが消えてしまって、それでそのイギリスにすぐ交渉に行くという。

中村尚登:最初に会った外国の要人としては、メイ首相ですからね。

伊集院光:それで、日本も「TPPはできません」となった時に、アメリカと個別交渉をしないとならないわけじゃないですか。でも、俺、もうアメリカ以外のところときちんと仲良くしてから交渉しないと、思う壺な気がするんですけど。

中村尚登:このTPPというのは、アメリカがあって初めて日本にとってもメリットがあったわけですよ。アメリカが抜けてしまったTPPというのは、次の経済大国は日本になりますから。他の参加国、日本も含めて、11カ国になりますけれども、そこのところで一番リーダーシップはとれるかもしれなけれども、自分達のところで、逆に言うと日本がむしりとられるかもしれないよ、というその恐れもあるわけですよね。だから、そうなってくると「アメリカさん抜けたら、ちょっと困るじゃん」と。

伊集院光:はい。

中村尚登:だから、もっと他の大国それこそ中国であったりとか、インドであったりとかも含めて、大きいところを入れた枠組みとかというのをやっていかないことには、対抗できないんですよね。

伊集院光:そう思うんですよ。その時に、利用されかねないと思うんです。そこをまとめる、「日本さえ押さえてしまえば、アメリカ以外で少なくともアジアがまとまることはないじゃん」ということになるので。

中村尚登:うん。

伊集院光:これはだから、本当に思うんですけど、EUもイギリスも、トランプ大統領が誕生したということも踏まえて、ちょっと冷静になったほうが良いような気がするし、日本もイギリスも、トランプから呼び出しを受けて、「一緒に話そうぜ」と言っては個別交渉をしていくというのは、あまり良い手ではない。

中村尚登:だから本当、経済的な関係というのと、日本にとってもみれば安全保障上の問題があるわけですよね。アメリカ軍の傘の下、核の傘の下にいるという。

伊集院光:はい。

中村尚登:だから、それをトランプさんは、やっぱり損得勘定で物事を測っているから。やっぱり、日本に「もっと金を出せ」となってくるし、日本が金を出すのが嫌だったら、「アメリカ軍の代わりを自衛隊がやりなさい」みたいになってきて、状況が随分変わってくる。「それだったら・・・」というふうなことも考えられるわけですよね。

伊集院光:はい。

中村尚登:だから、そういうふうにどんどん、どんどん進んで行くのは怖いから。だから、安倍さんは、2月10日にワシントンでトランプさんと直接会って話をしてきますので、経済問題がその時、中心にあると思いますけどね。どういうふうなところまで、日本の立場をきちんと伝えることができるのかというね。やっぱり、これは手腕を問われますよね。


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