伊集院光、トランプ大統領による入国禁止措置に指摘「ダルビッシュの父親や本人の出入国はどうなんだ?」
2017.02.01 (Wed)
2017年1月30日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光とらじおと』(毎週月-木 8:30-11:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、ドナルド・トランプ大統領による、イスラム教徒が国民の多数を占める7か国の市民の米国入国を一時停止した大統領令について、「ダルビッシュの父親や本人の出入国はどうなんだ?」などと指摘していた。
伊集院光:今日もトランプ大統領なんですよね。
中村尚登:もう本当、アメリカ国内大混乱してますよね。
伊集院光:たとえば、「壁を作ろう」という話をするじゃないですか。不法移民が、あまりに多すぎる。それでいて、どうしてもオバマ政権から、後退した感じがしてしまうんですけど、それでも、不法移民をなくす、という考え方自体は正しいですからね。
中村尚登:はい。
伊集院光:百歩譲って、許しましょうか。でも、今回、アメリカ行き航空機に、「この国のヤツを乗せない」となってくると、もうね、途轍もなくその上を行ってしまう話ですね。
中村尚登:だからもう、これはかなり批判も起きてきて。当然、やっぱり合法的なものというのは認めるべきだというので、ニューヨーク以外にも、バージニアとか、マサチューセッツなどの連邦地裁が「いいよ、入国しても」と大統領令を一時停止するという判断を下しているんですね。
伊集院光:だって、通訳を長年やってきた人までね。
中村尚登:アメリカ軍の通訳をやっていて、イラクで向こうの武装勢力から命を狙われるようになったので、「それはアメリカで、きちんと匿いましょう」ということで特別ビザがおりたのにも関わらず、「入れないよ」となったんですよね。
伊集院光:あと、ちゃんとアメリカにきちんと住む権利がある、その家族とか。
中村尚登:そういうことなんですよ。それで、そういうのを踏まえて、ペンシルベニアなど15の州とワシントンDCですね、司法長官が大統領令を非難する声明を発表していて。「合憲性を、裁判で問おうじゃないか」というふうなことを言い出している、と。だから、大統領令が合憲なのかどうなのかということが、司法の場で争われるみたいな状況にもなりかねない。
伊集院光:はい。
中村尚登:それで、元々、昨日の段階までではですね、アメリカの政府高官は、これ実はグリーンカード、永住権ですよね。「グリーンカードを持っている人の入国にも影響してくる」と言っていたんですけど。今日になって、プリバス大統領首席補佐官が、「グリーンカードの保有者には影響しません」と。もう、1日にして言うことが変わってきているんですね。
伊集院光:だって、ザワめいたのは、「じゃあ、ダルビッシュのお父さんは、メジャーリーグを見に行けるのか?いやいや、もっと考えたら、ダルビッシュが出入国する時にどうなんだ?」という話にまでなって。
中村尚登:イラン出身ですからね、お父さん。
伊集院光:はい、はい。
中村尚登:ダルビッシュ有選手は、まあ一応日本国籍は取得しているんですけど、だけどイラン国籍を外したかどうかは、確認できていないので。
伊集院光:言い出したら、キリがない。
中村尚登:そういうことなんですよ。
伊集院光:もうなんせ、混乱し続けていますからね。
中村尚登:ただ、だけどね、それでも批判を気にしてか、トランプさんは「イスラム教徒を対象としたものではないよ」というふうに言っていて。その一方で、我々は「今こそ、強固な国境と究極の入国審査が必要なんだ」と。「ヨーロッパで起きていることを見てみろ。恐ろしい混乱が起きているじゃないか」と言っていて。さらに、そういうのを強めようとしていると。
伊集院光:こういうのは、「そうだ、そうだ」という人がいるわけじゃないですか。
中村尚登:そういうことです。
伊集院光:大統領になっているわけですから、あの人が。それが怖いんだよな。
中村尚登:だから今、「アメリカ国民を守ることに比べれば、今、入国審査をとめたりする影響は、1%にも過ぎない」というふうなことが、政権の中から、そういう声が出ているわけですよね。
伊集院光:はい。
中村尚登:「これは、アメリカ国民を守るためには有益なんだ」と。だから、CNNがまたこれもさっき報じていたんですけども、テロリストの流入を防ぐために、外国人が入国する際にインターネットの閲覧記録ですとか、携帯電話の連絡先の開示を求める案を検討している、と。
伊集院光:はい。
中村尚登:トランプ政権が、伊集院さんがアメリカに行く時に、「携帯電話を見せろ」とか、「そういうパソコンを持ってきているんだろ?どこを見たんだ?」と。
伊集院光:合法ですけど、エ口いのも。
中村尚登:そうですよね。そういうことまで、白日の下に晒される可能性があるということですよね。まぁ、もし、それが本当であればね。
伊集院光:今日もトランプ大統領なんですよね。
中村尚登:もう本当、アメリカ国内大混乱してますよね。
伊集院光:たとえば、「壁を作ろう」という話をするじゃないですか。不法移民が、あまりに多すぎる。それでいて、どうしてもオバマ政権から、後退した感じがしてしまうんですけど、それでも、不法移民をなくす、という考え方自体は正しいですからね。
中村尚登:はい。
伊集院光:百歩譲って、許しましょうか。でも、今回、アメリカ行き航空機に、「この国のヤツを乗せない」となってくると、もうね、途轍もなくその上を行ってしまう話ですね。
中村尚登:だからもう、これはかなり批判も起きてきて。当然、やっぱり合法的なものというのは認めるべきだというので、ニューヨーク以外にも、バージニアとか、マサチューセッツなどの連邦地裁が「いいよ、入国しても」と大統領令を一時停止するという判断を下しているんですね。
伊集院光:だって、通訳を長年やってきた人までね。
中村尚登:アメリカ軍の通訳をやっていて、イラクで向こうの武装勢力から命を狙われるようになったので、「それはアメリカで、きちんと匿いましょう」ということで特別ビザがおりたのにも関わらず、「入れないよ」となったんですよね。
伊集院光:あと、ちゃんとアメリカにきちんと住む権利がある、その家族とか。
中村尚登:そういうことなんですよ。それで、そういうのを踏まえて、ペンシルベニアなど15の州とワシントンDCですね、司法長官が大統領令を非難する声明を発表していて。「合憲性を、裁判で問おうじゃないか」というふうなことを言い出している、と。だから、大統領令が合憲なのかどうなのかということが、司法の場で争われるみたいな状況にもなりかねない。
伊集院光:はい。
中村尚登:それで、元々、昨日の段階までではですね、アメリカの政府高官は、これ実はグリーンカード、永住権ですよね。「グリーンカードを持っている人の入国にも影響してくる」と言っていたんですけど。今日になって、プリバス大統領首席補佐官が、「グリーンカードの保有者には影響しません」と。もう、1日にして言うことが変わってきているんですね。
伊集院光:だって、ザワめいたのは、「じゃあ、ダルビッシュのお父さんは、メジャーリーグを見に行けるのか?いやいや、もっと考えたら、ダルビッシュが出入国する時にどうなんだ?」という話にまでなって。
中村尚登:イラン出身ですからね、お父さん。
伊集院光:はい、はい。
中村尚登:ダルビッシュ有選手は、まあ一応日本国籍は取得しているんですけど、だけどイラン国籍を外したかどうかは、確認できていないので。
伊集院光:言い出したら、キリがない。
中村尚登:そういうことなんですよ。
伊集院光:もうなんせ、混乱し続けていますからね。
中村尚登:ただ、だけどね、それでも批判を気にしてか、トランプさんは「イスラム教徒を対象としたものではないよ」というふうに言っていて。その一方で、我々は「今こそ、強固な国境と究極の入国審査が必要なんだ」と。「ヨーロッパで起きていることを見てみろ。恐ろしい混乱が起きているじゃないか」と言っていて。さらに、そういうのを強めようとしていると。
伊集院光:こういうのは、「そうだ、そうだ」という人がいるわけじゃないですか。
中村尚登:そういうことです。
伊集院光:大統領になっているわけですから、あの人が。それが怖いんだよな。
中村尚登:だから今、「アメリカ国民を守ることに比べれば、今、入国審査をとめたりする影響は、1%にも過ぎない」というふうなことが、政権の中から、そういう声が出ているわけですよね。
伊集院光:はい。
中村尚登:「これは、アメリカ国民を守るためには有益なんだ」と。だから、CNNがまたこれもさっき報じていたんですけども、テロリストの流入を防ぐために、外国人が入国する際にインターネットの閲覧記録ですとか、携帯電話の連絡先の開示を求める案を検討している、と。
伊集院光:はい。
中村尚登:トランプ政権が、伊集院さんがアメリカに行く時に、「携帯電話を見せろ」とか、「そういうパソコンを持ってきているんだろ?どこを見たんだ?」と。
伊集院光:合法ですけど、エ口いのも。
中村尚登:そうですよね。そういうことまで、白日の下に晒される可能性があるということですよね。まぁ、もし、それが本当であればね。
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