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伊集院光、トランプ大統領が打ち出す「アメリカファースト」の危うさを指摘「わがまま言っても、真っ直ぐは進まない」

2017.01.25 (Wed)
2017年1月23日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光とらじおと』(毎週月-木 8:30-11:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、ドナルド・トランプ大統領が打ち出す「アメリカファースト」という、自国本位、自国主体での他国との関わり方について、その危うさを指摘していた。

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伊集院光:キャッチフレーズのように、「アメリカファースト」という言葉を出してくるけれども、僕、凄く思うのは、どの国の人も、小さい自治体、どこのトップの人も、みんな"そこ"ファーストですよ。

中村尚登:はい。

伊集院光:日本は、「日本ファースト」だし、アメリカは「アメリカファースト」だけれども、「わがまま言っても、真っ直ぐは進まないじゃん。本当の意味での自分達の得にはならないじゃん」ということで。色々なところ、協調路線をとった上で、結果的に、「これが一番効率的だ」という、パッと見では非効率に見える方法を、みんなとってくるもので。

中村尚登:はい。

伊集院光自分の国がファーストなんて、当たり前のことじゃないですか。それを、こういうことで周りの人達や、自分の極端な支持者の人達を納得させるやり方って、どうにもこうにも・・・それは、他の国の人も、それぞれファーストですよ、絶対に、それぞれがファーストだけど、自分達が結果的に進むために、周りの国にセカンドだとか、もしくはファースト以外に、とはできないじゃないですか。だから、ともに行くしかない、というふうに、みんな指摘していると思うんですけど。

中村尚登:今まで、「第二次世界大戦の結果を踏まえて、そういうことがあったらいけないんだ」という上に、ずっと築いてきた部分がある。貿易にしてもそうですし、ブロック経済みたいに陥らないようにして、保護主義に陥らないように、「多角的に上手くやろうよ」という話を進めてきたのを、「それをやった結果、上手くいかなかったでしょ、だから、元に戻すんですよ」となると、また第二次大戦の同じように戻っていく可能性がある。

伊集院光:そう、そう。そうなんですよね。

中村尚登:どういうふうに変えて行くのか、というのを。だから、元に戻すのではなくて、「この先、自分はこういうふうに、発展的にこういうことをやったら良いんだ」ということ言えば良いんだけど、やっぱり、「昔のアメリカに戻すんだ」というようなことで、「自分達のアメリカだけに戻すんだ」というような形になっているところが、他の国を全部置き去りにしているという風に見えてきてしまうわけですよね。

伊集院光:もう、本当に尚登さんの今言っていることはとても大切で。何か失敗をして、他のことでもそうなんですけど、僕はいつもゆとり教育の時に、そう思うんですけど。「詰め込み教育が失敗したから、ゆとり教育にしよう」「ゆとり教育が失敗したから、つめこみ教育にしよう」というのを、ずっと行ったり来たりしていることに、何の意味もない。結局、そこを補って、「新しい形は何なの?」というところでも、みんな大変なんだと思うし、そこに選ばれた人が必要だったりするんだと思うんだけど。

中村尚登:はい。

伊集院光:それを、「あの頃の方が良かったから戻そう」ということの恐怖心といったら、ないですよね。


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タグ : 伊集院光,ドナルド・トランプ,

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