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伊集院光、豊洲市場で9回目のモニタリングで有害物質が検出された理由を「公開で話し合って」明らかにすべきだと主張

2017.01.18 (Wed)
2017年1月16日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光とらじおと』(毎週月-木 8:30-11:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、豊洲市場における地下水モニタリング調査の9回目で、国の環境基準を大幅に上回る有害物質が検出されたことについて、今回初めてそのような結果となった理由を「公開で話し合って」明らかにすべきだと主張していた。

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出口の見えない築地市場への移転問題


伊集院光:まずは、築地(のニュース)から行きますかね。落とし所が、なくなってきたというか。

中村尚登:そうですよね。

伊集院光:ゆっくりと収束にというか、ちゃんと良い方向に向かって行く、要するに全部の検査がデータが出たことで、やっと対策に向かえるものだと僕は思ったんだけど。

中村尚登:はずだったんですよね、当初の予定では。

伊集院光:とんでもない結果だから、むしろ混乱ということですね。

中村尚登:ええ。去年11月に、小池さんが「この後、こういう予定で行くよ」と言ったら、今回、9回目の地下水の調査、モニタリングが全部終わって。それで、安全が確認ができたら今年の4月から、5月くらいに市場の安全調査の委員会をやって。6月から7月に環境アセスメントの審査をやり直して、そこで、それほど大きな環境アセスメントの変化がなければ、夏場に判断して「今年の年末から来年の春くらいにかけて移転しましょう」とやっていたんですけども。

伊集院光:それで、しかもそれでもその費用は凄いかかるんですよ、というところでしたよね。

中村尚登:そうです、そうです。ところがここに来て、9回目最後のモニタリングで、とんでもない数字が出てきた、と。だから、過去1回から8回目までやって、1回から7回目までは全然ベンゼンとか検出されていなかったんですよね。

伊集院光:はい。

中村尚登:その前の8回目の検査の時に、初めて検査、201ヶ所あるんですけど、その中の3ヶ所でベンゼン、これ、環境基準の1.1倍から1.4倍、それから1.9倍のヒ素が検出されたと。だけど、その時の地下水の中に含まれていて、土壌だって飛ぶわけではないので、「安全には問題ないでしょう」と。

伊集院光:もっと言うと、それも色んな機能が働きだすと、今まで溜まっていたものが、出て行くから。

中村尚登:出て行くはずだ、と。

伊集院光:「数値的には、下がるんじゃないか」みたいな言い方されていましたよね。

検査結果の信憑性


中村尚登:今回、地下水の循環システムが動き始めたら、今度は一気に3ヶ所だったところが、環境基準値を上回るヶ所が、72ヶ所に増えたと。それで、しかもベンゼンに至っては、環境基準の最大79倍、、ヒ素も3.8倍。それで、本来検出されてはいけない、シアン化合物も出てきた、と今回初めて。

伊集院光:そうなんですよ。要するに、ゼロでないといけないはずの。もう何倍という話ではない。ゼロは倍にできないから。

中村尚登:これではちょっと到底、専門家会議の座長も、これだけ急激に数値が上がるというのは、過去、色んな地下水なんかを研究してきたけど、経験がない。だから、「何かしらの問題があるのかもしれない」と。調査のやり方に対してですね。ですから、今回も検査結果というのではなくて、暫定値という言い方をしているわけですね。

伊集院光:時間をくれ、という話をしていますね。

中村尚登:そういうことです。

伊集院光:僕ら、やっぱりどうしも考えてしまうのは、小池さんになった途端に検出されて、さらには、今度は考えられないような数値を出すわけでしょ。何かが間違っているというか、もっと言うと、「前も出てたんじゃないの?」と思うわけですよ。

中村尚登:だからね、改ざんと疑われても仕方ないというね。これは、市場関係者の間からも、東京都のことは信用できないという声も、ずいぶん大きくなっているんですよね。

伊集院光:僕ね、それは学者さん達の生涯をかけて、これを研究している人達のプライドにかけても、「なぜそういうことが起こるのか」という話を、ちゃんと明らかにして欲しいんですよね。何社なり入って検査をするなら、「お前のところで出てないのは、自分達が勉強してきた、その科学的根拠に基づいておかしいということなのか、おかしくないということなのかをちゃんと言ってもらわないと。誰の責任でこうなってるの?」という。

中村尚登:うん。

伊集院光:色んなコメントとしては、「循環機みたいのが動き始めたことで、今まで回らなかったところにも、水が通ってくるから出てきたんじゃないか?」みたいなことも言うんだけど。それでは困るんだよね、と。

中村尚登:しかも、だけどそうしたら、排水のほうにも出てきていないとおかしいわけですよね。そっちの方の数値は、上がってないんですよね。

伊集院光:それで、その前の試験は正確だったのにも関わらず、循環機が動いたら、今回、こういう数値が出たとすると、むしろ前の検査の意味がもうないという。

中村尚登:そういうことになりますよね。

伊集院光:さらには、論点をもう一方向。「でも、これは地下水を飲むわけではないのだから大丈夫ではないか」という論点を今、強められても困るという。僕らの不安の方は、「それでもダメだ」と言ってきたことだから。それを「いや、今更そう言われても・・・」と、ちょっととなっちゃいますよね。

中村尚登:そうですね。だからまぁ、今まで1回目から8回目までの調査をやった会社というのが、民間の会社ですけれども。合わせて3つあるんですよね。今回、9回目の検査をやった会社は、それとは別の会社なんですよね。

伊集院光:うん。

中村尚登:だから、採取する時の方法の違いがあったんじゃないか、とかそういうことも言われているわけです。だから、この方法で良いのか、あるいは、じゃあ、今やった方法だったら間違いなくそういうものが出てきてしまうよ、という方法なのか。だけど、それをやっておかないといけないのか、ということも踏まえて、色んな検証をした上で、今まではとは全然また違う、新たなところにこの検査をやってもらわないと困る。しかも、2社とか3社とかで競合して、という形でね。

伊集院光:僕は、「公開でそれをきちんと話し合ってくれよ、あなた達のやり方が間違っている、我々は間違っていないということをやってくれよ」と。それでいて、実際問題、間違ったやり方や、万が一捏造や改ざんがあったのならば、永久にその人達は、こういう公的なものの調査に関われないようにしてくれないと。それは、今後も繰り返すのは間違っていると思うんですよね。

中村尚登:ええ。

都議選への影響


伊集院光:いつも思うんですけど、反省とか再発防止と、あとは落とし所みたいなものが両方用意されていないと、どうにもならないから。それは、両方用意するべきなんだけど、少なくとも誰がいけなくて、この人達は今後、どうあるべきなのかもやらないと、と思うんですけどね。

中村尚登:これで本当、小池さんの判断は難しくなっていきますよね。

伊集院光:小池さんも、困っているんだろうな、と。「そんなの、出る?」っていう(笑)

中村尚登:当然、今度の都議選の、争点の1つには当然挙がってきますから。

伊集院光:これをどうする、ということになりますもんね。

市場移転問題でかかり続ける巨額な費用


中村尚登:そう、そうですよね。だけど、そうやる間に、豊洲の維持費というのはまた年間 何百億と出ていくわけですよね。何億という感じで。

伊集院光:はい。

中村尚登:今まで、とにかく豊洲を作るのに6,000億のお金を使っているわけですよ。それで、その6,000億のお金の大半、3500億円分くらいは、築地の跡地を売却したお金でまかないましょう、という計画だったんだけど、今の状況でいけば、6,000億を払わないといけないわ、築地の3,500億も入ってこない、合わせて1兆円近くが全部、お金つぎこんだままの状態みたいで、それが続いていくことになりますから。その経済面・財政面ということも含めて、どういうふうにやっていくのか、というのは大きな問題ですね。

伊集院光:ですね。


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タグ : 伊集院光,小池百合子,築地市場,

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