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伊集院光、日韓合意後にも関わらず新たな慰安婦像設置がなされたことに指摘「国家間の決め事として、全く機能してない」

2017.01.11 (Wed)
2017年1月9日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光とらじおと』(毎週月-木 8:30-11:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、韓国・釜山に新たな慰安婦像設置が設置された問題について語っていた。

12月28日の日韓外相会談で結ばれた、日本軍の従軍慰安婦問題を「最終かつ不可逆的に」決着させる、日本政府と韓国政府との合意について言及し、新たに慰安婦像が設置されたのならば、合意は「国と国の間の決め事として、全く機能していない」と指摘していた。
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伊集院光:韓国・釜山の日本総領事館前に、従軍慰安婦被害を象徴する少女像が設置されたことなんですけど。

中村尚登:はい。

伊集院光:これね、韓国のネットとかをわりと調べていくと、どっちが正しいか、全然分からないんですけど。テレビのニュース、新聞のニュースと、ちょっと違う側面もあるんだな、と思ったのは、意外に韓国の人の中でも、「これ、良くないんじゃないの?」っていう。

中村尚登:うん。

伊集院光:「手順を追って、日本と合意したことに対して、強引にこういうことをするのは、ちょっと問題なんじゃないの?」っていう。それも、日本が好きかどうかとか、この問題について納得がいっているかどうかは別だけど、実力行使みたいな感じで像を建てるとか、それを撤去しないみたいなことは、良くないんじゃないの、という韓国の人の意見も、結構、ネットではよく見るんですね。

中村尚登:はい。

伊集院光:だから、現状どうなっているのか分からないけど。でもね、僕、朴槿恵さんと合意した時に、元々、「10億円出します」と。それでいて、「もう、ここまでにしましょうよ」みたいな話。しかも、それを「後戻りしません」という。「不可逆的に」という話を入れた意味が、これではもう何もないじゃない、と思ってしまう。

中村尚登:だから昨日、安倍総理もNHKのテレビ党首討論の番組の中で、「日本は、この合意に従って10億円を拠出したんだ」と。

伊集院光:はい。

中村尚登:「次は、韓国が誠意を示す番だ」というふうに、こう言っているわけですよね。だから、しかもその日韓の合意のところには、10億円の拠出だけでなくて、ソウルの日本大使館の前にも、この少女像があるわけですよね。それについても、移転することに向けて韓国政府が努力するという内容。「移転しますよ」ということではなく、それを「努力する」という文言が入っているわけですよね。

伊集院光:はい。

中村尚登:その文言が入っていて、「前向きにしよう」と言っている時に、さらに今度は、釜山で逆戻りするようなことをやったから、安倍さんも昨日は、「韓国が次は、誠意を見せる番だ」とかなり強い調子で言っているわけですよね。

伊集院光:だって、色んな話し合いがあるんでしょう。その中で、ソウルの像が、すぐに撤去とは言えないという現状は、ある意味、日本も飲み込んで。「それを撤去の方向で努力はします」で、ある意味、手を打ったわけじゃないですか。

中村尚登:はい。

伊集院光:それに対して、「新しいのがもう1個できますが、止められません」というのは、それはね、話し合いにも、国と国の間の決め事として、全く機能していないですもんね。

中村尚登:だから実際、朴槿恵大統領の弾劾の時なんかも、あれだけ国民の盛り上がりがあるわけですよね。だから、わりと世論の声に弱いんですよ、政府は比較的。

伊集院光:はい。

中村尚登:今なんか、特にそれこそ政権が、もう存在しないのと同じような状態なわけですから。それで、元々合意の時にも、朴槿恵さんの人気が落ちている時に、いつもだったら反日ということで国民が盛り上がるところを、その逆の行為で合意させてしまったわけですよね、韓国の国民から見れば。

伊集院光:はい。

中村尚登:それで余計、朴槿恵さんに対しての反感が高まっている、と。だから、国民の世論みたいのがあったわけですよね。だからここに来て、それを次の政権を狙っている人達は、「やっぱりあんなもんは違うんだ」というふうなことを言っているから、その盛り上がりに押された形で、政府も認めざるをえませんね、と。「我々は、手を出せません」という、今の状況になっているわけですよね。

伊集院光:はい。

中村尚登:だから、韓国政府としても、本来は守りたいんだ、と。合意をちゃんと守りたいんだけど、世論があって、もうこうなったらできない。リーダーとして、引っ張ってくれる人がいない状態なので、政府としては何もできません、お手上げ状態。これが、今の現状ですよね。

伊集院光:恐らく、そういうことも盛り込み済みの中で、何か合意しても、この政権が変わる時に、変わる象徴として裏返しにしてくるんだろうな、ということがあるからこその「不可逆的に」という言葉ですもんね。

中村尚登:だから、これでもし、それをひっくり返すということであれば、国際的に、韓国と「これをやりますよ」と約束しても、すぐにひっくり返す国だというふうな評判になってしまいますから。それはやっぱり、韓国政府としてもやりたくない、と。だから、これは何とかしないといけないのだけれども、今はどうしようもないというふうな状況なんですよね。


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