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伊集院光、厚労省の「違法な残業80時間超」企業名公表という緊急対策に疑問「真綿で首を絞められるような状況に…」

2016.12.28 (Wed)
2016年12月27日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光とらじおと』(毎週月-木 8:30-11:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、違法な長時間労働があった大企業に対し、行政指導段階での企業名の公表基準を引き下げることなどを盛り込んだ緊急対策を厚生労働省公表したことに疑問を呈していた。

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伊集院光:電通の社員が過労自殺したことを受け、違法な長時間労働があった企業の名前を公表する制度。

内山研二:です。

伊集院光:「もう、積極的にやりましょう」ということなんですけど。これは、どうなの?僕は、細かい法律については分からないから、僕の知っている職場の見た感じとかで言うと、やっぱりテレビ局・ラジオ局って、みんな相当、働いているイメージなんだよね。

上田まりえ:うん。

伊集院光:どれくらいのルールに従って、やっているのか分からないけど。恐らく、ニュースを伝えているテレビ局や、それに関わる制作会社の中にも、公表されるところが出てくるような気がする。

内山研二:そうですね。新しく基準に基づいていくと、そういう可能性は十分ありますし。

伊集院光:これ、どうするべきなんだというね。

内山研二:はい。

伊集院光:たとえば、ラジオ局で、1個の番組のクオリティを上げようと思ったら、恐らく自分からある程度進んで…これはまた、難しいんだよね。「進んで、もうちょっと粘って編集したい」という気持ちは、ディレクターにあったりするの。

内山研二:はい。

伊集院光:だけど、「アイツもやってんだから、こうしろ」という流れは出てくるし、「先輩やってっから帰れねぇ」が出てきて。これが、とても蔓延してくると、恐らく、最終的には、心を病んじゃったり、体を病んじゃったり、みたいになっていくでしょ?

内山研二:はい。

伊集院光:そうするとね、上は上で、「ちゃんと残業させないで帰せよ」みたいな話になるんだけど。そうすると、これを健全にやらなくて良いようにするには、まぁたとえば、「残業のお金が出ないと、ウチ、家計がやっていけねぇんだよ」みたいな人っているわけじゃないですか。

内山研二:はい。

伊集院光:これを健全に解決するには、余裕を持って人を雇っていただいて、余裕を持って賃金をもらわないといけないから。

内山研二:そうですね。

伊集院光:いや、本当に簡単じゃないですよね。

内山研二:本当にそうですね。

伊集院光:その一歩として、今現在、健全じゃない状況にあります、違法状態にありますというところの企業の名前を出すのは、良いことだと思うんだけど。

内山研二:うん。

伊集院光:じゃあ、その出されたところが、表向きクリアされているんだけど、さっき言ったみたいな、「私は自主的にやってます」みたいな空気とか。

内山研二:はい。

伊集院光:あと、よく分からないのは、僕は社員の契約ではないから良いけど、僕は今回、観音巡りって、全てオフの中にやっているんですね。仕事として、全く契約されていないんですよ。

内山研二:ああ、そうか。

伊集院光:僕が好きでやっていることを(笑)本当に、これは建前でも何でもなく、僕が好きでやってることをラジオで放送してもらうということで始まってやっているから。全て、僕のスケジュール帳を見てもらうと分かるんですけど、観音巡りのスケジュールは入っていないんです。

上田まりえ:ああ。

伊集院光:僕が休みに勝手に行って、それで録ってきた素材を、ディレクターに「こういうのを録ってきた」って言って、むしろディレクターの仕事が増えてるから(笑)「うわぁ、面倒臭い。全部消去で良いのに」と思っている可能性もあるわけよ(笑)

内山研二:はっはっはっ(笑)

伊集院光:そうなってくると、これを基準にされちゃう人も、その会社員の世界で出てくる。

内山研二:出てきますね。

伊集院光:「アイツはオフにやってんだからさ」ってなってきちゃうわけでしょ。だからこれはね、一歩目として、とりあえず公表をした方が良いと思うけど、まぁなかなか、これをやることで、ちょっと何って言うのかな、真綿で首を絞められるような状況にも俺、なるような気もするんだよね。

上田まりえ:また、違った問題が出てきちゃいそうですよね。

伊集院光:そうなんですよね。

内山研二:一方で、安倍総理がね、昨日、記者会見した中でね。「これから改革を進めていきたいのは、とにかくしっかりと働き方改革に取り組んでいきたい」って決意をしているんですね。

伊集院光:うん、うん。

内山研二:これで、なかなかこう現状がうまく働き方の改革ができていないという焦りが、やっぱりこういうところにも出てくるので、結構これからも、その国サイドでね、こういう働き方についてこういうふうにやっていこうというのは、出てくるでしょうね。


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