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池上彰、韓国の検察や裁判所が世論に左右されやすい理由を解説「大勢のデモで、独裁政権から民主化になったという成功体験」

2016.12.19 (Mon)
2016年12月18日放送のニッポン放送系のラジオ番組『土田晃之 日曜のへそ』(毎週日 12:00-14:00)にて、フリージャーナリストの池上彰が出演し、朴槿恵大統領の弾劾案が可決されたことについて、韓国の検察や裁判所が世論に左右されやすい理由について解説を行っていた。



池上彰:韓国っていうのは、警察も検察も裁判所も、国民の世論のことばかり意識しててですね、純粋に法律で何かをやるんじゃなくて。

土田晃之:はい。

池上彰:国民が「けしからん、けしからん」って言ってれば、「そうだよね、けしからんよね。やめさせよう」みたいな。

土田晃之:うん。

池上彰:私は、「けしからん罪」と呼んでるんですけど。

土田晃之:ふふ(笑)

池上彰:そんな法律があるわけじゃないけど、みんなが「けしからん、けしからん」って言うと、その通りになっちゃうんですね。

土田晃之:何なんですかね?経済とかも、韓国って頑張ってて、ちょっと前まで進歩したじゃないですか、発展したというか。

池上彰:うん。

土田晃之:先進国の仲間入りなんだなってイメージだったんですけど、今回の朴槿恵さんのこともあって、色んなことが出てくると、「あ、先進国でもないんだな」ってイメージで。

池上彰:うん。

土田晃之:財閥があんだけ力を持ってるとか。

池上彰:はい、そうですね。

土田晃之:「古くない?」みたいな。

池上彰:はい。やっぱりね、民主主義としては、発展途上と言った方が良いんじゃないですかね。

土田晃之:うん。

池上彰:韓国の場合、ずっと軍事独裁政権だったんですよ。

土田晃之:あ、なるほど。

池上彰:ずっと軍事独裁政権で、自由も何もなかった、民主主義もなかったわけですよ。これが、盧泰愚大統領から、金泳三、金大中、盧武鉉、この頃で少しずつ、少しずつ民主主義になっていった、というのがあり。あるいは、民主化されるきっかけは、大勢の国民が立ち上がって、デモや集会に出て、全国で物凄い人がデモに出たことで、独裁政権から民主化になった、という成功体験を彼らは持ってるんですね。

土田晃之:ああ、そうなんですか。

池上彰:みんなが街頭に出て、「けしからん、やめろ」と言えば、動くんじゃないかっていう。

土田晃之:なるほど、なるほど。

池上彰:国民が声を出せば、動くんじゃないか、と。だから、今回もアレだけの人が出て、事実、大統領が辞めることになったでしょ。

土田晃之:はい。

池上彰:また彼らは、成功体験を経験したわけですね。


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