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古舘伊知郎、ブルーハーツ甲本ヒロトに「歌の才能がなかったら、ただのチンピラ」と捨て台詞を吐いた過去

2016.12.18 (Sun)
2016年12月16日放送のニッポン放送系のラジオ番組『古舘伊知郎のオールナイトニッポンGOLD』にて、フリーキャスター・古舘伊知郎が、THE BLUE HEARTSの甲本ヒロトに対し、「歌の才能がなかったら、ただのチンピラ」などと捨て台詞を吐いた過去について語っていた。

喋らなければ負けだよ


古舘伊知郎:『夜のヒットスタジオ』、SUPER、DELUXとやってました、私ね。1987年12月30日ですよ。これね、調べ直してちゃんとね。記憶ウソついてません、12月30日にね、ブルーハーツが無名の時に出てきたわけですね。

で、甲本ヒロトが登場したわけです。やっぱり凄いなって思ったのは、ヘラヘラヘラヘラして、「おかしな人」みたいに演じてる印象だけがあったんだけど、見返すと、前半はキチッと宣伝してます。

「俺んところのバンドがライブやるんだけど、本当のこと言うと、僕は正直なウソつき、いや、ウソつきな正直。本当のこと言って、まだ余ってますチケット。ここに出たら、チケット埋まるかも、イエー」とかってちゃんとやってんですよ。

でも、俺の訊いたことには答えてくれない。俺は段々、段々イライラしてるわけ。後半は自分のライブの宣伝が終わって、役目果たしたと思ったら、何を訊いても「ラリラリッパ」とか言ってるわけですよ。

何を訊いてもダメ。「資料によると、こういうこと言ってるけど、どうなんですか?甲本さん。でも、凄い才能でしょ?」って言っても、「あそこに○○が見える」って言って。「ダメだこりゃ」って。本当にドリフターズじゃないけど、「ダメだこりゃ」って。

「なんだコイツら」って思って。「じゃあ、スタンバイしてください」って送り出して。その時、捨て台詞吐いちゃったんだよな、俺はね。芳村真理さんが隣で。真理さんは、司会あんまり真面目にやらないんで、俺に全部やらせるんだけど。

「あら」とかニコッとか笑って、洋服綺麗なの着て。「真理さんね、コイツら歌の才能がなかったら、ただのチンピラですよ、コイツら」って。さっきの在沖縄の米軍トップの人のこと言えないね。結構、口汚いこと言っちゃって、怖い顔で。

罵って、『リンダリンダ』に入ったら凄かったね。歌が凄いのもさることながら、歌の振りもキレキレで。「膝関節、半月板どうなってんの?」みたいな。もう、横に真横、真横外側に開いちゃ閉じ、開いちゃ閉じ、ものすごい感動した。

それから大分月日が経って、うちの息子が高校生くらいになったときに、バンドかなんかやってる時に、バンドファンが買ってくるような古本買ってきて。「お父さん、見て。お父さんのことが出てる」って。

そしたら、『夜のヒットスタジオ』で、真理さんと俺が写ってて、真ん中に甲本がいて、バカみたいな顔してわざとね、そういうのが写ってるわけ。その時、音楽専門誌だから、「本当に甲本は素晴らしい才能。ブルーハーツ最高。それに引き比べ、メジャー展開でコマーシャリズムに乗るだけ乗っている古舘伊知郎は、歌の才能さえなければ、『コイツらはただのチンピラ』などと言って、後のブルーハーツファンから大変なブーイングを受けた」って、俺がめちゃ悪者になってんだよ。

うちの息子は、甲本ヒロトと、どっかのカフェで会ったんだって。駒沢公園の近くで。その時、全身がブルブル震えちゃって。おずおずと行って、「すみません」って言って、握手してもらったって感動して俺に見せるから、凄いイヤな親父なんだよね。


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タグ : 古舘伊知郎,甲本ヒロト,ブルーハーツ,

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