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伊集院光、IR法案で開発する部分と観光資源として残す部分を分けるべきと指摘「観光の目玉を壊すようなことが出てくる」

2016.12.17 (Sat)
2016年12月15日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光とらじおと』(毎週月-木 8:30-11:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、「統合型リゾート(IR:Integrated Resort)施設の整備推進法」の可決について言及し、「観光の目玉を壊すようなことが出てくる」可能性を考慮し、開発する部分と観光資源として残す部分を分けるべきであると指摘していた。

伊集院光の今週末この映画を借りて観よう vol.1
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伊集院光:統合型リゾート施設の整備推進法が、可決ということですよね。

中村尚登:IR法案という、Integrated Resortっていう略なんですけども。まぁしかし、昨日も最後まで野党側が抵抗して。本来、昨日が会期末だったんですけれども、そのままだと日付を跨いじゃうと、このままだと。ということで、3日間また再延長ということで。

柴田理恵:うん。

中村尚登:一応、表面上は明日、明後日17日までまた会期が延長されているので、今国会の会期中ではあるんですが、そういう意味では。

伊集院光:はい。

中村尚登:実質的にも、昨日のあれで終わりましたけれどもね。だけど、それだけやっぱり、抵抗するってことを見せておかないと、という。野党側としては、それしか手がなかったのかな、という感じではありますよね。

伊集院光:うん。

中村尚登:今回の国会を見ていると、どうしてもやっぱりTPPにしてもそうだし、それから年金制度改革にしてもそうだし、今回のIR法案にしてもそうだし。やはり途中で、「エイヤー!」で、与党側が力づくで、というふうなイメージがどうしても強くなってきちゃってるんで、「それに対抗できない野党は、何なんだ?」ということがあるので。

柴田理恵:うん。

中村尚登:それで、「年明けにも、選挙があるんじゃないのか?」と言われていますから、その辺りのところを、野党も示そうと思っているんですけど。何となくみんな、こうしっくりこないというね。

伊集院光:どうなんですか?ここで、その内閣不信任案まで出すじゃないですか。

中村尚登:はい。

伊集院光:あんまり何度もその手をやっていると、本当に出さないとならない時とか、本当に勝負どころで、「またか」にならないのかなとちょっと思いますけどね。

中村尚登:時間稼ぎだけですからね、早い話が。「その日の内に、採択はさせないぞ」っていう、それだけの話ですからね、ある意味。

伊集院光:うん。これから、色んなことを決めることになるんだと思うんですけどね。

柴田理恵:はい。

伊集院光:カジノを楽しみにしている人もいるんでしょうけど、僕はそこに、あまり興味がないので、海外から来る人がこういう施設をどれだけ使って、ある意味お金を落としてくれるかということなので。

柴田理恵:ええ。

伊集院光:シンガポールみたいに、「国内の人が入る時には高いお金がかかるから、国内の人向けにやっていません」みたいな方が、僕は好き。というか、僕はそうなって欲しいなぁと。

中村尚登:今、一応、政府としてはそういう方針ではやるんですけどね。

柴田理恵:外貨を、たくさん落としてもらうためのものなわけでしょ?

伊集院光:国内の楽しい施設ができるのも、悪いとは思わないんですけど。結局、今、お金がいっぱい余ってて、行くところがないわけじゃないから。結局、ここを凄い作ったところで、「じゃあ、こっちにしよう」ってやめるところが出てくるわけでしょ?国内のお客さんが動いているだけならば。

柴田理恵:うん。

伊集院光:そうすると元々、景気の浮揚効果みたいのがあんまりないので。

中村尚登:海外のカジノ、全部みんな売り上げが落ちているわけですよね。ラスベガスなんかにしてみると、もはやカジノで儲けているんじゃなくて、周りのショーとかそういうもので儲けている部分が大きいので。

伊集院光:はい。

中村尚登:確かに、それだけになると景気というか、経済効果はあるのかもしれませんけども。今、マカオなんかにしても、中国人がお金を使わなくなってきている、というふうな状況で。

伊集院光:はい。

中村尚登:「今さら、何をそんなに急いでやる必要があるか?」と。そういうところの具体的な話が、ほとんどされないまま行っちゃったという。だから、カジノの賛成反対ということよりも、「本当に効果があるのか、どうなのか。これが、経済成長に資するのかどうか」というところの議論も、全然ないまま行っちゃったということは、「何か裏で、利権とかそういうのが絡んでいるんじゃないの?」というのを、考えたくなってきてしまうという、そういう気がしますよね。

伊集院光:僕、行って良かったで、今年、マカオにこの番組で行ったんですけどね。あそこで良いな、と思ったことが1個あって。

柴田理恵:うん。

伊集院光:マカオは、大きく2つの島に分かれているんですけど、マカオの色んな古いものが、世界遺産になってるから。そっちサイドはもう開発しないというか、世界遺産を取り消されちゃうから、できないんですよ。

柴田理恵:うん。

伊集院光:それで、近代的なカジノとかリゾートホテル側は、逆ってなってて。完全に住み分けになってるんですね。

柴田理恵:ああ、はいはい。

伊集院光:そうすると、日本でも作る方もそうなんだけど、いくらそのリゾートが儲かっても、「ここは壊さない」を決めていくのも、やっていかないと本末転倒で。観光の人を呼びたくてやったことが、むしろ観光の目玉を壊すようなことが出てくると思うので。

柴田理恵:ああ、それは良くないですよね。

伊集院光:どこに作るにしても、「ここはちゃんと残そう」は、先にやって欲しいですね。

柴田理恵:そうだよね。


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タグ : 伊集院光,IR法案,

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