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伊集院光が語る「DSゲーム・二ノ国の感想」

2010.12.29 (Wed)
2010年12月27日放送の「伊集院光 深夜の馬鹿力」にて、NintendoDSのゲームソフト・『二ノ国 漆黒の魔導士』の感想について語っていた。

「年末それなりに、というくらい忙しいんですよ。雑誌の掲載文に関しては、お正月の分を前倒しで書く、みたいになってるんです。でも、僕はいつも締め切りを遅らせてばかりいるから、今がいつの分を書いているのかよく分かってないので、それほど問題は無いんです」

「いつ掲載されるのを理解して書いてないから、『今、お正月かな?違うかな…実際は何月何日なんですけどね』って元も子もないことを迷ったときは書いちゃえば良いなって思ってるんですけど。だけど、今回に関しては、ちょっと痛いなって思ったことがあって」

「ファミ通の連載も、結構前倒しで書くんですよ。特に、暮れのクリスマスシーズンとかは誌面厚くなったりしますから、より一枚一枚、ホチキスを留めているオジサンとかが労力割と掛かるようで、『早めに原稿下さい』みたいに言われるんです」

「それで早めに書くんですけど、いつ掲載分のを書くのか分かんなくなっちゃったから、『いっぱい書く分には良いだろう』ってことで、12月半ばにお正月の分が出ていると思うんです。それで、困ったことが起きて」

「多分、お正月の1号目か2号目に『二ノ国』について書いたんですけどね。スタジオジブリがレベルファイブと手を組んだっていう、あのゲームを始めたんですけど、結構、面白いアプローチで、DSのゲームの他に、ゲームの中に魔法の書みたいのが出てくるんですけど、それが実物で付いていて、魔法の書に描いてあるように杖を振ると魔法が使える、みたいになるわけ。それをタッチペンで描くんです」

「画期的なシステムで、たとえば二重丸に縦に1本線を描いて、あとは放射状に線を引いて、お母さんに『馬鹿者が!このエロス!』って言われるね。お母さんに慌ててDSを隠される魔法っていって、そういうのが色々描いてあるんです」

「なんかちょっと面白いな、みたいに思ってたんです。そういうアプローチね。昨今、DSのゲームとかを違法コピーとかしちゃってるのが絶えません、と。そういうことで、コピーされないようにするにはどうしたらいいか、っていうことに関する対策だと思うんです」

「全ページを全部コピーするわけにいかない、それをするくらいだったら買った方が良いだろうっていうことだと思うんだけどね。意外に、本が付いているから値段が上がるってわけでもなくて、その辺は良心的だなって思ってやり始めたんです。面白いってことを2週に渡って書いたんですけど、それからプレイ時間が20時間くらいになってきたところで、その本がウザイんですよ」

さらに、以下のように語っていた。

「1個魔法をかけるのに、本を出すんだけど、その本が辞典並に厚いんですよ。ハードカバーの豪華本が付いているんだけど、これはDSより全然デカイんだよ。だから、電車の中で出来ないですよ。何かにつけて、鍵を開ける、とかでも見なきゃいけないし、それが謎解きとかだったら分かるんだけど、『本にその魔法があるから描けよ』みたいになってるの」

「その本自体も、謎を解かないと描けない、みたいになってないのよ。途中途中で、『また本を出さなきゃなんねぇのかよ』みたいになるし、本を出さないで良いように、その魔法の描き方を覚え始めている自分がイヤなのよ。脳ミソのシワがもうほどけ始めている昨今にね。まぁ、老眼鏡をかけ始めている俺向けかどうかって問題はありますけどね」

「最初は、コピー防止のこととゲーム性という点を融合した、というのなら面白い試みだとおもうんですけど、もうある程度になってくると、『コピーされないためにここまでするんだ』って感じになってくるのね」


「そうなってくると、もう心がさらにねじくれ曲がってくるんですよ。最初に起動した時点で、『魔法の書にキチンと自分の名前を書こう』みたいに言われるんですよ。『これは、中古で売られないようにするためじゃねぇのか』って感じがすごいするのよ。俺には」

「それを吹っ飛ばすくらいの面白さがあれば良いけどね。エンディングあたりになって、レベルファイブとかの社員がつけ回してきて、『そいつらを箱の角で殴れ』みたいな仕様になってれば面白いけどね。まだエンディングまでいってないから分からないけどね」

「今やっている数十時間と、原稿を書いているときの気持ちが解離しちゃってるんですよ。でも、それは、その時その時の正直な気持ちだから良いんですけど、基本的に、あの魔法の書を開くことは二度と無いだろうなって思うんですよね」

「アニメのクォリティは結構高いんですけど、要所要所にめんどくさいってことがあるんですよ。ゲームって難しいところがあって、『全部面倒くさくならないようにする』ってことは良いことじゃないってことは分かってますよ。ある程度の苦労するって過程が必要だってことは分かりますけど、『この苦労って何かに繋がってんのか?』って疑問に思っちゃったことや、携帯ゲーム機と魔法の書を一緒に持って出かける感じっていうのがね…」

「携帯ゲーム機を家でやると悲しくなっちゃうから、外でやりたいんだけど、ゲーム機の3倍くらいの容積の本が付いてくるっていうのは、メリットが無さ過ぎですよ。だから、wiiで出せばいいのに。杖を振る感じとかもできるし、お母さんもいかがわしいマークを描いているかどうかもチェックできますからね。良いと思うんですよね。…ゲームの評価が途中でガラっと変わっちゃったんだよなぁ…」

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