2008.08.24 (Sun)
Googleの入社試験−期待値と現実
・読もうと思った理由
新聞の広告部分にタイトルが掲載されていたため。また、著者が「コマネチ大学数学科」でお馴染みの竹内薫さんだったため、読んでみようと思った。
・期待値:80点/100点
"Googleの入社試験"や"Microsoft社の口頭試問"などと、まことしやかに言われるものは、以前にも読み聞きしたことはあった。
「富士山を真っ赤に染めるとしたら、アナタはどんな方法を採るか?」「富士山を移動させるとしたら、アナタはどんな方法を採るか?」など、荒唐無稽とも思われる奇抜な問題が多いという印象があった。そんな問題を見てみたい、そしてその求められる解答とはどんなものなのか、読んでみたいと思った。
・現実:70点/100点
最初に出てきた問題は、実際に広告看板として公表され、Googleの人材募集で用いられたものなのだという(ただし、看板には社名も電話番号もない。これだけみれば、単なる意味不明な広告である)。その問題というのは、
というものだったそうだ。{e(自然対数の底などで用いられるネイピア数)の連続した桁でみつかる最初の10桁の素数}.com
この答え.comでアクセスしたホームページは、実はGoogleの人材募集のページであり、そこにはさらに次の問題が待っている…。
中には、「答えのない」とんちのような問題も含まれている。だが、実際は数学・物理学などの知識、さらには閃きや効率の良い考え方、そしてプログラミングのスキルを必要とする問題が多いようだ。久しぶりに数学・物理の問題に取り組んだせいもあるが、37問が掲載されている本を読むだけでヘトヘトになってしまった。
ちなみに、こうれらの問題は正式に発表・公表されたものではなく、ネットなどで「こうした問題が出ていた」と応募者が明かしたものである。ホンモノかどうかは分からないが、非常に興味深い問題が並んでいるのは確かだ。解けるものもあるが、高度な問題になると、解法の手がかりを掴むのも難しい。「こんな問題を、短時間で解けてしまうような人が本当にいるのか?」と首を捻りたくなること請け合いである。
だが、一つ残念なことが。竹内先生が問題を誤訳してしまったため(問題提示時に)、回答者が誤った回答をしてしまっている問題がいくつかある、ということだ。やはり、それぞれの答えの出し方を見るのがこの本のキモであると思われるので、しっかりと解答してもらえないと興味が半減してしまう。そして、解法ももう少しバラエティに富んでいると面白かったのにな、と思われる。
・お勧めする人
先鋭的な頭脳集団の一端に触れてみたいという人、数学や物理学に興味があるという人はお勧めできるのではないだろうか。
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2008.08.24 (Sun)
デトロイト・メタル・シティ−期待値と現実
・観ようと思った理由
原作ファンだから、これに尽きる。それと、ネットの映画批評でも比較的否定的な意見が少なかったと思う。そのため、「どのようになっているのか」と気になったため。
・期待値:85点/100点
原作はギャグマンガであり、映画にする上でストーリーラインはどうするのか、そしてあまりにも過激な発言などはどのように処理するのか、そして、概して映像化されると寒くなりがちなギャグ部分はどうなっているのかなど、気になるところは多かった。
アニメ版(OVA)は既に観ており、非常に完成度が高かっただけに、期待していた部分は大きかった。
・現実:80点/100点
原作を非常に上手く取り入れており、ファンとしても楽しめる作品になっていたと思う。原作に忠実でありながら、大胆にアレンジしているところも成功していた。また、変にメッセージ性を入れていないというところも好感が持てた。安易なラブコメに逃げていなかったところも良いと思う。
だが、やっぱり過激な部分はかなりマイルドに仕上げられており、原作ファンとしては物足りない部分があったのではないかと思われる。ギャグ部分に関しても、「もう一押ししてもらえれば笑えるのに」と、アッサリしすぎな場面が多かったように思う(カフェとインストア・イベントを往復する場面など)。
映画館でもっともウケていたところは、後輩の佐治くんとトイレで、クラウザーさんが歌い踊っていたところ。あの場面はものすごく印象的だった。ただ、テトラポット・メロンティーをDMCが潰す、といったシーンがなかったのは残念だった。
一つ気になったのは、エンドロール後のシーン。弟役の子が滑舌が悪かったせいもあるが、伝わりにくかったようだ。「何だこれ?」といった感じに映画館の空気がなってしまった。無かったほうが良かった(もしくは、写真だけ大写しで終わるほうが良かったのでは)…なんて思ってしまう。
全体的には、原作ファンも楽しめる作品に仕上がっていたのではないだろうか。
・お勧めできる人
原作ファンも、未読の方も楽しめる作品であり、お勧めできるのではないだろうか。
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2008.08.23 (Sat)
プレステージ−期待値と現実
・あらすじ
・観ようと思った理由
「メメント」の監督(クリストファー・ノーラン監督)であるという点と、王様のブランチのDVD特集で紹介されていた点。
・期待値:85点/100点
マジシャンのライバル同士が、ステージを通じて互いに復讐しあう、という大まかなストーリーは知っていた。しかも、トリックによってステージ上でつぶし合うというスリリングな展開になるようだ。そして、ステージ上での成功に執着する、近しい存在であるがゆえに憎み合う二人の男が凌ぎを削り合う姿が描かれているのだと思われた。
・現実:75点/100点
上記のように、ライバル同士が闘い、互いに策を弄してだまし合うという姿は非常にスリリングだった。最後まで飽きさせず、まるでマジックをみているかのような感覚にしてくれる。
だが、伏線の張り方があまりにも露骨すぎではなかっただろうか(セリフなどから、もしかして『気づいてほしい』という意図があったのかもしれないが)。大半の人が、ラストのどんでん返しを予想できてしまうのではないか、と思う。トリック自体も、あまりにも単純ではなかっただろうか。超科学的なトリックも、できれば使わないでほしかった。
トリックは別として、ストーリー自体は非常に面白かった。「メメント」はアクの強い作品だったが、今回は直球勝負な作品であるように思う。
・お勧めできる人
「騙された」というような作品がお好きだったり、ライバル同士が凌ぎを削り合うといった熱い闘いがお好きな人には勧められるのではないだろうか。
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2008.08.23 (Sat)
ハンコック−期待値と現実
・観ようと思った理由
映画館で先行公開をやっていたので、観てみようと思った。「民衆に嫌われてしまっているヒーロー」という逆説的な設定も面白いと思った。
・期待値:60点/100点
自身の力を活かして悪と対峙しているにもかかわらず、それを人々に理解されない。そのため、ハンコック自身も心を閉ざし、孤独な状態にある。だが、何らかの機転があって徐々に心を開いていく…といったストーリーになると思われた。
特に、ストーリーにヒネリなどがあるとは思っていなかった。コメディタッチであると思われたので、気軽に楽しめれば、といった感じであった。
・現実:60点/100点
PR会社で働くレイ・エンブリーという人物によって、「皆に慕われるヒーロー」というものにプロデュースされていくハンコック、というシチュエーションが興味深い。
この点は「ダークナイト」に通じるものがあると思うが、たとえ自分の信じる正義・善行を行おうと思っても、それが理解されなければヒーローは『異形なる者』として捉えられてしまう、ということだろう。
ストーリーに関しては、上記のような予想通りのものだった。ただ、ハンコックの人物背景などはザックリとした感じで省略されてしまっている。それを知る重要な人物に関しても、あまり情報は出てこない。ハンコックは、「そういう力を持った種族なんですよ」ということになっている(それがどういった意味を持つのかなどは本編中で語られない)。
良くも悪くも、ハリウッド映画のコメディ、といった感じである。感じとしては、『Mr.&Mrs スミス』を思い出した。
・お勧めできる人
細かい設定などを求めず、コメディ映画で肯定的に観られる人。
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2008.08.21 (Thu)
幸せのちから−期待値と現実
・観ようと思った理由
映画が公開するにあたって、テレビで紹介されていた。クリス・ガードナー氏自らが息子とともに、寝泊まりした駅構内のトイレを訪問していたのが印象的だった。
・期待値:80点/100点
泊まる家を失い、どん底の生活を強いられながらも株式仲買業のインターンシップで頑張り抜き、最後には採用されるというサクセスストーリーであるというのは番組で観ていた。ある時、高級車に乗っている人物に「仕事は何か?」と質問したことで、自らも株式仲買人を目指す、ということで「幸せ=経済的な成功か?」というところも気にはなっていた。
貧困の中にあっても、夢を目指して頑張るという話と、親子愛(仕事がどんなに忙しくても子供と一緒にいる)の話が軸になるのであろう、と予想していた。
・現実:65点/100点
いくつもの苦境(ほとんどは経済的なもの)にも耐え、最終的には成功を収めるという姿は、やはり感動的だった。
だが、何故か気に掛かるところが一点ある。「むしろ、子供は母親の元で暮らした方が幸せだったんじゃないか」ということ。もちろん、そのツッコミは野暮というものだが、すくなくとも住む家を失ってしまう、というようなことはなかったんじゃないだろうか、と思った。
実話では、クリスを連れて行った後に交際相手が去って4ヶ月後、母親が現われ息子をおいて再び去った、とのことで、「やむなく父子家庭を選択」したようだ。もちろん、そうしたダークな面を描いてしまうと美しい「父子愛」は成り立たなくなってしまうとは思う。
こうした現実との解離もあり、「美談」に仕上げることで人間のダメさや醜さ、といったリアリティが欠けてしまっているようにも思う。結果、感動も半減し、成功したときの達成感の共有もあまりできなかった。
・お勧めする人
毒気のない道徳の教科書などがお好きな方には、お勧めできるのではないだろうか。
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2008.08.20 (Wed)
君の望む死に方−期待値と現実
・あらすじ
・読もうとした理由
前作の「扉は閉ざされたまま」が面白かったため、読んでみようと思った。膵臓癌のエンドステージにある患者が、「自らを亡き者」とするために動機ある者を呼び出す、という設定にも興味があった。
・期待値:85点/100点
前作同様、ソリッド・シチュエーションのミステリー劇であり、展開は少ないが心理の駆け引きが行われるのであろうと予想していた。"犠牲者役""犯人役"、そして"計画を妨害する者"の3者の攻防戦が行われてストーリーが進んでいくのであろうと予想していた。
前作では、登場人物の表情やセリフなど、同じ状況にあってもそれを受け取る側によって、さまざまな理解をしているなど、人物像を丹念に描いているのが印象的であった。派手なトリックなどはないが、その分、群像劇ならではの面白さがあるのではないかと思っていた。
・現実:70点/100点
心理的な駆け引きや攻防はある。だが、前作ほどのスリリングな展開はみられない。互いに水面下で攻防を行っているようであり、地味な印象がある。だが、それでも十分『群像劇』としては楽しめる(ミステリーとしての醍醐味は薄れるかも知れないが)。
もう少し"犯人役"と"妨害する探偵役"との攻防があったり、"犯人役"が計画に向けて動いている様子が描かれていればスリリングで楽しめたのではないか、と思う。終盤に向けても盛り上がりに欠けているように思った。全体的に起伏に乏しく、不完全燃焼と言った感がある。
結末は詳しくは書かれていないが、冒頭の文章を読むと、どちらが生き残ったのかは自明のように思われる。
・お勧めする人
ドンデン返しなど、大がかりなものではなく、じっくりとした心理的な攻防戦などが好きな人にはお勧めだと思われます。
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2008.08.20 (Wed)
キサラギ−期待値と現実
・観ようとした理由
友人に勧められたから。「亡くなったアイドルの一回忌に集うファンたち」という設定にも惹かれた。
・期待値:75点/100点
ソリッド・シチュエーションのコメディーと聞かされていたため、「12人の優しい日本人」のような感じになるのではないか、と予想していた。事件の真相を追う、といったことから、何人かの主張やそれぞれの見識があり、最終的に一つの結論に達するのではないか、と考えられた。
・現実:80点/100点
舞台設定のせいなのか、演出もあるのか分からないが、なぜだか中途半端な舞台演劇風な芝居に(悪く言えば大げさな演技)違和感を覚えてしまった。また、冒頭から謎の提起シーンまでが長く、少しダレてしまった。
だが、中間からの展開やテンポの良さは小気味よかった。それぞれの人物背景や「集った理由」が次々と明らかになっていくのも非常に面白かった。結論に達する過程も、「これ以外にありえない」といった進み方ではなく、「こう考えることもできないか」といった様子にしているところも好感がもてた。
もちろん、コメディタッチであり、「そんな結論なのかよ」と客観的に考えればそう思ってしまうかもしれないが、そうは思わせない工夫がしてある。「責任を転化したがるのではなく、責任をみんなでどう共有するか」といった、ファンならではのような心理も面白い。この結論を受け入れられるかどうか、そこにこの作品の評価のキモがあるように思う。
・お勧めする人
ソリッド・シチュエーションものが好きで、飽くまでコメディと割り切って観られるならお勧め。
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2008.08.20 (Wed)
ダークナイト−期待値と現実
・観ようとした理由
「バットマン ビギンズ」を観て、楽しめたから。前作は、単に「正義のため」と、割り切って悪に特攻していく勧善懲悪ものではなく、苦悩するヒーロー、というのが印象的だった。
・期待値:85点/100点
一見、アクション物といった感じだが、内省的な感のある前作のように、今回も悪に立ち向かう一方で苦悩するヒーロー、といったものを求めていた。単なる明るいヒーロー物ではなく、ジョーカーにスポットを当てた、ノワールのようなダークな感じを期待して観にいった。
・現実:80点/100点
冒頭からスリリングな展開で、飽きるところがない。かなり150分を越える長い作品だが、最後まで引き離さない魅力がある。期待していたものとあまり解離はなかったと思う。
一方で、「ハリウッド映画のお約束」といったものをきちんと踏襲している感があり、あまり「(良い意味で)裏切られた」といったものがないのも事実である。良い意味でも、悪い意味でも期待通り、といった感じである。二艘の船に仕掛けた罠のシーン、ジョーカーがバットマンに二者択一を迫るシーンなども、まさにその通り。しかも、少し「やっつけ」感を感じてしまった。
全体的に、「強いアメリカ。世界の警察を自負するアメリカ」といったものを打ち出しているようにも思う。多少の犠牲やむなし、それよりも悪に対峙して戦うことが必要なのだ、といったメッセージがある作品のように思う。
日刊サイゾーの批評文にもあったが、
国内の映画ファンの期待は高く、前売り券も良く売れていたが、オープニング2日間の成績は動員24万8167人、興収3億3318万4700円(先行上映の数字を含む)。実はこの成績、前作『バットマン・ビギンズ』(興収14.1億円)の114%にすぎない。『バットマン・ビギンズ』は渡辺謙が出演していたこともあって、興行では案外健闘した印象なのだが、『ダークナイト』の最終的な興収はこれを下回る可能性が高い。
全米では、最終的には5億ドル(550億円)近辺の興収が見込まれているから、何と日本ではそのたった3%以下しか稼げない計算になる。『
ある意味『ダークナイト』は、『日本では当たらなかった』と言うよりは、『全米で異常なまでに当たってしまった』と言うべきなのかも知れない。
アメリカで当たって、日本ではそれほど…といった興業収益なのは、そのメッセージ性の受け止め方の違いや、典型的なハリウッド的なストーリー展開にあるのかもしれない。
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2008.08.20 (Wed)
映画&書籍−期待値と現実
もちろん、仕事や義務などで作品に触れる人は別ですが、お金を払って観たり読んだりする場合、ある程度の期待を持って向かうでしょう。作品の簡単なあらすじやコンセプトを元に、「こんな面白い展開が待っているのではないか」といった期待があるはずではないでしょうか。
その期待と現実が、私の場合どれほどギャップがあったのか(良きにつけ悪きにつけ)、以下の作品で示したいと思います。もちろん、ネタバレは極力さけています。観たい・読みたい作品があった場合、前情報やレビューとして参考にしていただければ幸いです。
【映画】

デトロイト・メタル・シティ−期待値と現実
プレステージ−期待値と現実
ハンコック−期待値と現実
幸せのちから−期待値と現実
キサラギ−期待値と現実
ダークナイト−期待値と現実
バタフライ・エフェクト−期待値と現実
SAW4−期待値と現実
デッド・サイレンス−期待値と現実
【書籍】

Googleの入社試験−期待値と現実
君の望む死に方−期待値と現実
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2008.08.20 (Wed)
バタフライ・エフェクト−期待値と現実
・観ようとした理由
おおむね、ネットでの映画批評でも好評であったり、TSUTAYAの「年間ベストDVD・コーナー」でもベスト3に入っており、観ておいて損はないだろう、と思われた。さらに、『観よう』と思うときに限ってレンタル中であり、たまたま借りられたということもある。
・期待値:85点/100点
「過去に戻ることができて、そこで別の選択肢を選ぶことで現実を変えることができる」という能力が作品のキモであることは知っていた。また、タイトルの「バタフライ・エフェクト」も、カオス理論を端的に表したバタフライ効果(ブラジルでの蝶の羽ばたきが、テキサスでトルネードを引き起こす可能性もある、といったもの)のこと、というのも予備知識としてあった。
この二つから、過去を変える→現実が思わぬ方向に変わる→また過去に戻って変える…といった流れなのだろう、と予測していた。
果たしてどんな「道具」や「シチュエーション」によって過去に戻るのか、気になっていた。もちろん、こうした設定がどう活かされていくのか、期待は膨らんでいた。
・現実:70点/100点
過去に戻って、もう一度選択肢を選びなおしたい…そうした欲求をみたしてくれる作品ではないか、と思う。選びなおした後、想像では全てが上手くいくことを考えている。だけど、選択肢を選びなおしたところで、人生はそれほど都合の良いものではない、と気づかされる。
最初は、ドラえもんチックな設定で、「ほんわかとした青春物」を想像していた。だが、中身は全く異なっている。子供の頃に抱いた「危険なザワザワとした感覚」を呼び起こされる。また、家族における非常に重いテーマが描かれている。とてもじゃないが、軽い気持ちで観てはいられない。
ラストの手前あたりで、主人公が選んだ選択肢に、果たして理解や共感ができるかが、この作品の評価につながると思う。私は「さんざん引っ張っておいて、結局、それなのか…」と思ってしまい、あまり共感できなかった。
・お勧めする人
誰でも、観ておいて損はないと思う。
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2008.08.20 (Wed)
SAW4−期待値と現実
・観ようとした理由
シリーズを追っかけてきて、3まで観たところで「もういいか…」と思っていた。観た友人も「勧めない」と言っていたので観ないでいた。だが、TSUTAYAでDVDのパッケージを手に取ってしまい、気になったのでそのままレジへむかった。
・期待値:60点/100点
「SAW3」での期待値と現実のギャップがあったため、今回は期待していなかった。「(3で)ジグソウが亡くなった今、後継者によるものなんだよな…さらに二番煎じ、三番煎じといった感が強まるんだろうな…」と思っていたこともあり、期待はそれほどしていなかった。
・現実:85点/100点
非常に面白かった。
今回の主人公であるリッグが、ジグソウの事件をトレースしていく内に「ジグソウ化」していく様子(前回では共犯者が勝手に心酔している、といった感があったが)や、ジグソウが"誕生した"経緯などが今回は描かれている。もちろん、シリーズでもお馴染みの「最後の大仕掛け」もある。
SAW1〜3シリーズを通しての伏線を回収する、といった意味合いも今回の作品はあったのではないかと思われる(見終わった後で、SAW4のスレッドを読むといいと思われる)。そして、ジグソウの信念や哲学も色濃く出ている。3でみられたような、グロテスクさを前面に押し出した感は、今回は少ないと思う。
・お勧めする人
SAW1〜3を観ているのならば(3でがっかりしていても)、観ておいて損はないと思う。
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2008.08.19 (Tue)
デッド・サイレンス−期待値と現実
・観ようとした理由
SAW4のスレッドを読んでいたときに、「SAW」の監督・脚本家タッグによる作品(監督 : ジェームズ・ワン、脚本 : リー・ワネル )であり、お勧めとのことであったので。
・期待値:80点/100点
ジャンルとしては、ミステリー+サスペンスであると思っていた。
SAWシリーズの監督・脚本家とのことだったので、「意外な犯人」や「最後の仕掛け」を期待していた。SAWシリーズでお馴染みの腹話術人形も登場すると言うことで、こちらも、どのようにストーリーと絡ませていくのか(SAWシリーズと接点はあるのか)など、気になるところであった。
・現実:60点/100点
ジャンルとしては、ホラーだろう。
あくまで現実的な事件や解決といったミステリー仕立てのストーリーを期待していたのとは異なっていた。DVD収録の監督インタビューでは、1950〜1960年代のホラー映画を意識した作品、とのこと。たしかに、恐怖を煽る手法・舞台・演出などは古典的なホラー映画を踏襲しているようだ。だが、それが「怖い」というかどうかは別問題だと思う。
期待していた「最後の仕掛け」は確かに存在する。それが明らかになったとき、フラッシュバックのようにいくつかの場面がつなぎ合わされる(SAWシリーズでお馴染み)。だが、ストーリー終盤で「もしかして…」と気づいてしまったため、驚きは少なかった(映像自体はインパクトあり)。
ちなみに、DVDには別オープニングとエンディングが収録されている。個人的には、別verの方が「上手いな」と思った。
・お勧めする人
古典的なホラーが好きな人にはお勧めだろう。個人的には、スリーピー・ホロウっぽいな、と思った。
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2008.08.09 (Sat)
「おちまさと」って何者か?
小沢代表にズバズバと質問を浴びせたのは、テレビ番組などを手がけるプロデューサーのおちまさと氏(42)。政界とはあまり縁がないが、芸能界ではかなりの有名人だ。
「テリー伊藤が主宰する『放送作家塾』出身で、今では、“料理の鉄人”の小山薫堂と並ぶ売れっ子構成作家。ほかに脚本・作詞を手がけ、ノウハウ本を出版。自ら“対談師”と称し、アーティスト、デザイナー、起業家などを引っ張り出して週刊誌などで対談、“成功哲学”を語らせています。小沢代表へのインタビューはこの延長線上にあります。芸能界だけにとどまらず、活躍の場を広げています。なんでもやれる娑婆(しゃば)っ気のある人。秋元康よりも多才です」(放送界に詳しいジャーナリスト)
06年9月に写真週刊誌で、未成年アイドルと深夜に飲酒していたことが報じられたのがスキャンダルらしきもの。本人は政界進出に色気があるかも。
ところで小沢代表はこの6月には「選・小沢一郎あちきの浮浪雲 傑作十選」を出版。これは愛読している連載漫画「浮浪雲(はぐれぐも)」の中から、自ら10作をえりすぐったものだ。“脱政治本”を相次いで出した背景には、懐の深さを国民にアピールする狙いがあるようだ。いよいよ政権取り総選挙に突入か。
(小沢一郎本の共著「おちまさと」って何者か?)
「おちまさと」という構成作家を知っている人も、多いのではないだろうか。バラエティ番組の最後に、高速のテロップが流れ、その中に平仮名だけの名前「おちまさと」が一際目立つ、といったことも感じていらっしゃる方もいるのではないだろうか。
たしか、『ガチンコ!』や『学校へ行こう』のテロップで見かけた気がする、といったことは覚えていたが、それ以外の予備知識はまったくなかった。果たして、どんな人物なのか、とwikiで調べると、
どうやら、(枚数的には少ないが)ハガキ職人→構成作家というルートを辿ってきようだ。その後は、43歳(2008年時点)。『ビートたけしのオールナイトニッポン』の熱心なリスナーであり、ハガキ職人だった。毎週投稿するも読まれたのは2、3回。とんねるずのオールナイトニッポン』にも毎週のようにハガキを送るが読まれたのは二枚。
とのことのようだ。現在、テレビ番組やインターネットサイトのプロデュースの他、CD、DVD、書籍、企業ブランディングや広告などの企画・演出・プロデュースなどを行っているようである。『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』(日本テレビ)で、テリー伊藤の主催する「放送作家塾」にハガキで応募し見事当選。(株)ロコモーションに入り放送作家デビュー。
ナイナイのANNにて、『天才・おちまさとプロデュース』なるコーナーがあり、「こんなものまでプロデュースしているのか」といったことを募集していたが、それを地でいくような感じの人のようだ。
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「モバゲータウン」を運営するDeNAって、どんな会社?
Youtube創始者のインタビュー記事
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2008.08.09 (Sat)
三遊亭楽太郎 師匠、「円楽」襲名へ
昨年2月に落語家引退宣言した5代目・円楽は7月末に、東京・中野の自宅にまな弟子・楽太郎を呼び、自分の名跡を譲ると宣言した。「楽太郎は人を束ねていく力もあるし、(継ぐのは)アイツしかいない」と円楽は後継者に指名した。落語家の名跡の“生前贈与”は極めて異例で、円楽は「本名の吉河寛海(よしかわ・ひろうみ)に戻るだけですよ」としている。
楽太郎は「楽太郎という名前にも愛着があるが、師匠が大きくした名前なので責任を感じる。師匠の“押し出し”、貫録にはかなわないが、(自分は)面白くわかりやすい落語をやっていく」と決意を語った。
この日は、落語協会・鈴々舎馬風会長(68)、落語芸術協会・桂歌丸会長(71)から祝福の電話が届き、上方落語協会・桂三枝会長(65)からは激励のメールが届いた。楽太郎は「襲名の口上に出席してほしい」と会派の垣根を越えた襲名披露にしたい意向を口にした。
(楽太郎「責任感じる」…6代目円楽襲名 週明けにも会見)
三遊亭楽太郎が、伊集院光の師匠であることは有名な話ではないだろうか。
伊集院が落語家であったとき、「三遊亭楽大」という芸名をつけた本人が、三遊亭円楽であった。実は、三遊亭円楽−三遊亭楽太郎−伊集院光は、直系とでもいうべき師弟関係にあった。
そうした師弟関係にあり、伊集院が目撃した「円楽の楽太郎を信頼する度合い」たるや、スゴイものがあったそうだ。何かと困ったことがあった時には、円楽は「楽太郎しか頼めない」といったことを口にするのだという。
その陰には、楽太郎の"陰の努力"があったからだという。たとえば、円楽が黙って手を出したとき、それが『タバコが欲しいのか、のど飴が欲しいのか、それとも扇子を渡せということなのか』といった違いを完璧に把握して、物を渡していたという。伊集院には、何を要求されているのか、まったく分からなかったという。
さらに、「テレビが映らなくなった」と円楽が言い出した時のこと。明らかにコンセントが差さっていないだけ、ということが誰の目にも明らかでも、一応、テレビの中を開け、配線を差し直し、周りを掃除してコンセントを差し、「はい、師匠。直りました」と言うのだという。円楽は「楽太郎はテレビも直せる」と感心しきりだったという。
他にも、「頼み事がある」と神妙な声で深夜に、円楽が楽太郎へ電話をかけてきたときのこと。弟子が数名、『何事か』とやってきた。するとおもむろに「楽太郎、この書類のコピーを頼む」と言い出したのだという。
伊集院は気を利かせ、「それくらい、ボクがやっておきますよ」と書類を受け取ろうとしたところ、円楽は「楽太郎にしか任せられない!」と、楽太郎に頼んだという。昔は、コピーするのにも面倒な手順を踏む必要があり、失敗することも多かった、という印象が円楽には強かったようだ。そのため、深夜にもかかわらず、かたくなに楽太郎に依頼した、ということもあるが、楽太郎の信頼は絶大だった。
こうした背景もあるため、「楽太郎は人を束ねていく力もあるし、(継ぐのは)アイツしかいない」というのも分かる気がするのではないだろうか。
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伊集院光 楽太郎師匠と番組出演
伊集院光 深夜の馬鹿力 トーク集
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2008.08.02 (Sat)
キャリア26 非常識な人たち
履歴書の書き方に模範解答は無い。
もちろん、誤字脱字をしないといった常識的な注意点はあるが、その内容については人によって好き嫌いがある。どれが「正しい」といったことは、言うことは難しい。
だが、一方で「良くない」履歴書はある。紋切り型の常套句などで埋め尽くされた"ハウツー本丸写し"のような履歴書では面接官をガッカリさせるだけである。
履歴書は、飽くまでも面接しようかどうかを判断する道具である。会ってみて、話をしてその人を知りたいと興味を持たせることが目的である。綺麗事や常套句ばかりを並べて読ませるのが目的ではないのである。
自分の人となりなどを想像してもらえる履歴書にして、受ける会社でどのように業務をこなしていくかをイメージしながら書くことが重要である。
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エンゼルバンク−転職のための情報マンガ
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2008.08.02 (Sat)
キャリア25 履歴書
企業に送る履歴書では、その人の常識がチェックされる。社会人として学んできたであろう最低限のマナーがあるかどうかが試される。常識があれば、相手が不愉快に思うことも想像できるはずである。誤字脱字や修正液を平然と使っている場合、常識が疑われてしまう。
企業は、いきなり特別な人材としてのアナタを求めているわけではない。まずは、普通に常識ある人間であると判断し、それから面接でより深く知ろうということではないだろうか。
そして、書類の質問事項には「我が社に入りたいあなたにお訊きします」といった一文が質問の前にあると思うべきである。たとえば、「留学経験あり、語学に自信あり」といったことを書くにしても、「御社に採用していただければ、こうした場面に活かせます」といった具体的に示せることが重要で、面接の時にもハッキリと答えられるようにしておくべきであると考えられる。
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2008.08.02 (Sat)
キャリア24 お祝い
起業は、不景気の時に行うべきである。
景気良好な時には、自分だけ乗り遅れまいと焦って起業をしてしまう傾向にある。そのため、ビジネスモデルも甘くなりがちで、会社の組織力も脆弱となりがちである。企業組織を強化しようにも、好景気では人材確保が難しい。
しかも、国も支援に熱心ではないため、民間から資金調達をしなければならない。やがて、市場が冷えると今度はシェア争いや価格競争が始まってしまう。
一方、不景気ならば視野を広く持って、焦らずにビジネスモデルを練れる。しかも国からの支援を受けられ、人材確保も難しくない。実は、不景気にこそ成功への条件が揃っているといえるのではないだろうか。
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2008.08.02 (Sat)
キャリア20 評価と相場
転職活動中、面接などで正当な評価をしてもらえるということは難しいだろう。その理由としては、転職における評価は経歴などといった、わかりやすい基準でしか判断できないからだ。いくら「人柄が良い」といったところで、それを伝えるのは難しい。
結局、採用の面接官は初対面であり、そうした分かりやすい基準でしか物事を判断できない。その人物をトータルで見た正当な評価など、できるわけがない。つまり、転職は評価を受けたり確かめたりする場ではない、と認識しておいた方がいいということだ。
やりがいなどといった曖昧なものではなく、確固とした転職目的、意思をもって望んだ方が良い。
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2008.08.02 (Sat)
キャリア16 熟練度
若手ではない30代〜50代の転職では、まず自分を客観的に見て、分類することが重要である。具体的には、以下の3つのどれに分類されるかを考える。
・A:優秀でどこでも転職できるどこでも活躍できる人
・B:優秀だが転職するとその優秀さが発揮できない人
・C:優秀でないので転職しない方がいい人
Aの人は、誰にも頼らず仕事は自分で見つけ、問題を解決できる。リーダーシップもあり部下を上手く使える人である。だが、そんなサラリーマンはあまりいない。
一方、Bは誰に何を相談したらいいか分かる。同じ会社に何年もいることで、誰に訊けばいいのかを熟知してスムーズに動ける人である。だが、転職することでその能力は失われ、他社で同じように動くことは出来ない。そのことを考慮して、転職先でのことをシミュレーションする必要がある。
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2008.08.02 (Sat)
キャリア15 評価の基準
「顧客のニーズを満たすためには、果たしてどんな対応をするべきなのだろうか?」「どんな提案をすればいいのだろうか?」
こうした疑問に対して、多くの人が出来るだけ顧客の希望を叶え、そのように提案を行うということを考えるものと思われる。だが、実際は顧客の意表を衝いて、大胆に提案をすることのほうが重要なのではないか、と考えられる。
というのも、顧客は「ありきたりな提案」を望んでいるのだろうか。そうした提案なら自分自身でも考えつくのではないか。それならばいっそこと、インパクトのある筋道だった提案をされたほうが、新たな方策をとることができるのではないか。
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2008.08.02 (Sat)
キャリア14 二股三股
現在は、総合職と一般職の採用を分けない会社は多い。だが、それ以前に一般職として採用されて残っている女性はいる。
そうした一般職の人の中で、総合職採用の男性よりも優秀な人はいるだろう。だが、社会ではまだ総合職と一般職の線引きは残っている。一般職から総合職への転職は難しい。しかも一般職の採用はなくなり、その業務は派遣社員が代行するようになっている。
つまり、一般職での転職も難しくなっている、というわけである。総合職へのキャリアアップを考えて転職活動しても、企業は今までのキャリアを評価しない。しかも一般職の求人も少ない。なかなか転職が上手くいかない、という状況に陥ってしまうわけである。
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2008.08.02 (Sat)
キャリア13 信用を得る
会社の第一の利益とは、「信用」である。信用など、無形でお金にならないと思われがちだが、商売をする上で、実は一番重要である。
利益だけが目的であれば、無理をしてしまう。強引な商売をしてしまいがちである。だが、そんなことは短期的に利益を上げても、長続きはしない。無理は必ず破綻する。
まずは、コツコツと信用を得るように積み重ねていくことが重要である。一方で、人はつい信用に対する利益をすぐに欲しがってしまう。しかしながら、目の前の小さな利益を追い求めているときは、利益を最大化できない。じっくりと耐えて信用を得ることが重要である。
信用は無形で値がつけられない。だが、無形で値がつけられないからこそ、値がついたときに莫大な利益となるのである。
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2008.08.02 (Sat)