2008.10.12 (Sun)
ノーカントリー−期待値と現実
・観ようと思った理由
TSUTAYAのポップで、「最後まで手に汗握る」や「第80回アカデミー賞にて8部門にノミネート」といった言葉に惹かれて観ることにした。
・期待値:85点/100点
原作者の小説家がコーマック・マッカーシー(ピューリッツァー賞受賞作家)ということもあり、ハズレはしないだろうと期待していた。予備知識がほぼ皆無であったため、どんな流れになるのか、全く想像できない状態で観ることになった。
・現実:65点/100点
非常に淡々とストーリーが進んでいく。得体の知れないアントン・シガー(ハビエル・バルデム)が、確実にルウェリン・モス(ジョシュ・ブローリン)を追い詰めていく様子は、スリリング。だが、間延びするほど淡々としすぎている。北野監督作品『ソナチネ』からコメディ要素を抜くと、こんな映画になるのではないだろうか。
ストーリーは今ひとつであったが、リアリティのあるシーンが非常に多い(特に、モーテルでのシガーとモスの接近)こともあり、単なるサイコスリラーやサスペンス映画にはなっていない。だが、二度三度観たいかといわれれば、「もういいよ…」と言ってしまうだろう。
・お勧めできる人
一度は誰でも、飽きずにみることができると思う。その後の好き嫌いは、結構わかれるのではないだろうか。
【ネタバレ・考察】
2008.09.15 (Mon)
おくりびと−期待値と現実
・あらすじ
・観ようと思った理由
映画館のHPで、たまたま目を引いたタイトルが『おくりびと』だった。公式HPで予告編を見たところ、興味深そうであったので観ようと思った。山崎努さんのファンであった、というのも大きい。また、構成作家の小山薫堂さんによる脚本と言うこともあり、果たしてどんな作品になっているのか興味深かった。
・期待値:90点/100点
モントリオール世界映画祭グランプリ作品ということもあり、非常に期待して観に行った。作品の題材である"納棺師"なる仕事をどのように描くのか、気になるところだった。予告編では忌み嫌われるような仕事であるといった印象を感じたが、それがどのように変化していくのか、妻・美香(広末涼子)はどのようにそれを受け入れていくのか、といったことを注目していた。
・現実:70点/100点
前半部分、チェロ奏者である主人公が、失業によって納棺師なる職業に身を投じることになる、というところは非常に面白かった。そして、戸惑いつつもやりがいを感じていく描写は巧いと思わされた。
ところが、その後が冗長かつ安易に展開していってしまう。妻との和解に関しても、「汚らわしい!」とまで罵った妻の感情がどのように変化していったのかなど、その流れが曖昧に過ぎたと思う。
しかも、軸となる主人公が葛藤し続けた父親との関係性も、未消化のままグズグズと終わってしまい、おそらく泣かせどころである父親との対面のシーンも、あまり感動できなかった。無理に安易な感動ドラマを盛り込んでしまったために、安っぽさを感じてしまったのが残念だ。
だが、さすがはテレビの構成作家による作品だけあり、難しいテーマを非常に巧く料理していると思った。ただ、安易な感動ものに仕上げるのではなく、もう少しシニカルに書いてもよかったのではないか、と思った。
・お勧めできる人
死をテーマに扱っていても、それほど重い映画ではないので、誰でも十分に楽しめる映画ではないか、と思われる。
【ネタバレ・考察】
・観ようと思った理由
映画館のHPで、たまたま目を引いたタイトルが『おくりびと』だった。公式HPで予告編を見たところ、興味深そうであったので観ようと思った。山崎努さんのファンであった、というのも大きい。また、構成作家の小山薫堂さんによる脚本と言うこともあり、果たしてどんな作品になっているのか興味深かった。
・期待値:90点/100点
モントリオール世界映画祭グランプリ作品ということもあり、非常に期待して観に行った。作品の題材である"納棺師"なる仕事をどのように描くのか、気になるところだった。予告編では忌み嫌われるような仕事であるといった印象を感じたが、それがどのように変化していくのか、妻・美香(広末涼子)はどのようにそれを受け入れていくのか、といったことを注目していた。
・現実:70点/100点
前半部分、チェロ奏者である主人公が、失業によって納棺師なる職業に身を投じることになる、というところは非常に面白かった。そして、戸惑いつつもやりがいを感じていく描写は巧いと思わされた。
ところが、その後が冗長かつ安易に展開していってしまう。妻との和解に関しても、「汚らわしい!」とまで罵った妻の感情がどのように変化していったのかなど、その流れが曖昧に過ぎたと思う。
しかも、軸となる主人公が葛藤し続けた父親との関係性も、未消化のままグズグズと終わってしまい、おそらく泣かせどころである父親との対面のシーンも、あまり感動できなかった。無理に安易な感動ドラマを盛り込んでしまったために、安っぽさを感じてしまったのが残念だ。
だが、さすがはテレビの構成作家による作品だけあり、難しいテーマを非常に巧く料理していると思った。ただ、安易な感動ものに仕上げるのではなく、もう少しシニカルに書いてもよかったのではないか、と思った。
・お勧めできる人
死をテーマに扱っていても、それほど重い映画ではないので、誰でも十分に楽しめる映画ではないか、と思われる。
【ネタバレ・考察】







