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爆笑問題・太田、映画『万引き家族』を酷評「リリー・フランキーは下手なだけ」「なんであんな暗い話を映画にするんだ」

2018.06.27 (Wed)
2018年6月26日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『爆笑問題カーボーイ』(毎週火 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が、映画『万引き家族』を酷評し、「リリー・フランキーは下手なだけ」「なんであんな暗い話を映画にするんだ」などと語っていた。

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太田光:横山は、『万引き家族』かなんか、凄いいたく感動したりとかして。

田中裕二:うん。

太田光:俺は、『万引き家族』は許せないって思ったんだけど。

田中裕二:何がだよ(笑)万引きっつったら許せないけど(笑)

太田光:リリー・フランキーは下手なだけだし。

田中裕二:なんなんだよ。やめろよ、なんなんだよ。

太田光:いや、本当になんであんな暗い話を映画にするんだって。よく分かんないなぁ、是枝ってやつはっていう。

田中裕二:なんなのよ(笑)いいでしょ、別に。

太田光:なんか全然なんだけど。何をべた褒めしてんのかな、みんな。

田中裕二:ふふ(笑)

太田光:スーパーリアルをやりたいなら、やりきれてねぇぞって思って。演出ができてねぇぞ、お前って。

田中裕二:うるせぇなぁ。なんだよ(笑)
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町山智浩、映画『万引き家族』で是枝裕和監督が描いた「福祉から零れ落ちる者の存在」は世界中の映画で描かれていると指摘

2018.06.19 (Tue)
2018年6月19日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『たまむすび』(毎週月-金 13:00-15:30)にて、映画評論家・町山智浩が、映画『万引き家族』は、是枝裕和監督が描いた「福祉から零れ落ちる者の存在」は世界中の映画で描かれていると指摘していた。



町山智浩:是枝監督の映画ってのは、やたらと安アパートとか、団地が出てくるんですね、貧乏団地が。

赤江珠緒:うん。

町山智浩:それは、彼自身が団地にずっと住んでたから、らしいんですけど、清瀬の。

赤江珠緒:ええ。

町山智浩:でも、団地は長屋のようになっていないんですよ。

山里亮太:うん。

町山智浩:隣に、誰が住んでいるのかも分からないんですよ、マンションとか。

赤江珠緒:うん。

町山智浩:だから、『誰も知らない』みたいな子供たち4人でもって置き去りでも、誰も気がつかないっていう状況が起きるんですよ。

赤江珠緒:そうなんですよね。

町山智浩:そう。だから、それに対するアンチテーゼが、この『万引き家族』で。

赤江珠緒:はい。

町山智浩:彼らは、まるで長屋のように、血が繋がってなくても家族を形成して、子供たちを守っているんですよね。

赤江珠緒:うん。

町山智浩:だから、実はね、前、僕が「是枝監督みたいな映画っていうのは、イギリスでも同時に作られてたんだ」って言って、『わたしは、ダニエル・ブレイク』っていう。

わたしは、ダニエル・ブレイク


赤江珠緒:うん。

町山智浩:福祉から取り残された子供のいない老人と、シングルマザーが家族として暮らしていくっていう話を例に挙げたんですが。

山里亮太:はい。
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町山智浩、映画『万引き家族』は是枝裕和監督が一貫して描き続けてきたテーマの集大成であると指摘

2018.06.19 (Tue)
2018年6月19日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『たまむすび』(毎週月-金 13:00-15:30)にて、映画評論家・町山智浩が、映画『万引き家族』は、是枝裕和監督が一貫して描き続けてきたテーマの集大成であると指摘していた。



町山智浩:是枝監督は、元々テレビのドキュメンタリーを撮っていた人なんですよ。

赤江珠緒:はい。

町山智浩:事実関係を非常に調べて、調査して。それを暴いていくという調査報道系の人なんですね。

山里亮太:はい。

町山智浩:はい。この人が20代の終わりに作ったドキュメンタリーが福祉切り捨ての中で死んでいった人たちの実態を追いかけていく、というものなんですよ。

赤江珠緒:へぇ。

町山智浩:もうこの人、テーマがそこからずーっと変わっていないんですよ。

赤江珠緒:そうですね、20代の時から。

町山智浩:そう。20代の時から一貫していて。だから、この映画に関して現在の政治的な部分を批評しているという風に言わることもあるんですが。

赤江珠緒:はい。

町山智浩:だって、20代からやってんだもん。

赤江珠緒:そうか、91年、1991年から。

町山智浩:そうなんです。政権、関係ないんですね。ずーっと今、起こってることなんですよ、この福祉切り捨てという問題は。

赤江珠緒:うん。

町山智浩:その中で死んでいく人たちがいる、と。

赤江珠緒:はい。

町山智浩:是枝監督の非常に大成功した初期の作品で、『誰も知らない』っていう映画がありまして、2004年の。

誰も知らない


映画「誰も知らない」あらすじ・ネタバレ・結末

山里亮太:柳楽優弥さんの。

町山智浩:そう、そう。あれは実は『万引き家族』とほとんど同じような話なんですよ。

赤江珠緒:ふぅん。

町山智浩:これ、4人の小学生、子供がね、ダメな母親に置き去りにされて、YOUさんが演じてんですが。

山里亮太:YOUさん(笑)

町山智浩:その中で、長男が一番小さい子を殺しちゃったっていう事件があったんですね。なんとか、子供たちの面倒をその長男がみてたんですが、長男が。

赤江珠緒:うん。

町山智浩:ところが、実際に彼は犯罪なのかっていうことを是枝監督が調べていくと、どうもそうではない、と。

山里亮太:うん。

町山智浩:有罪か無罪かってことに、2つに分けてしまうから、司法であったり、行政であったり、マスコミは。

山里亮太:うん。

町山智浩:でも、その有罪か無罪かから、こぼれ落ちてしまう現実っていうもの、実態があったはずだ、と。

赤江珠緒:うん。

町山智浩:たしかに、殺してしまったことは悪いことだけども、じゃあ彼は悪人なのかっていうと、そうじゃないじゃないか、と。

赤江珠緒:そっか。

町山智浩:犯罪者は、必ずしも悪人ではないということ、その事件の中に入っていくんですね。

赤江珠緒:ああ。

町山智浩:だから、ドキュメンタリーと同じ手法で。それで、結局、誰も知らないものを見ようとするんですよ、是枝監督は。

赤江珠緒:ああ。
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町山智浩、是枝裕和監督の映画には落語のモチーフが数多く登場していると指摘「『万引き家族』は長屋落語に似ている」

2018.06.19 (Tue)
2018年6月19日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『たまむすび』(毎週月-金 13:00-15:30)にて、映画評論家・町山智浩が、是枝裕和監督の映画には落語のモチーフが数多く登場していると指摘していた。



町山智浩:『万引き家族』ですけども、僕ね、これを観ててですね、是枝監督に質問したいことがあってですね。

山里亮太:はい、はい。

町山智浩:それは何かっていうと、「落語がすげぇ好きなんじゃないか?」って思ってるんですよ(笑)

赤江珠緒:落語?是枝さんが。

町山智浩:落語。

山里亮太:どういったところで?

町山智浩:『万引き家族』っていうタイトルで、主人公のリリー・フランキーさんは鳶職みたいな、建築現場で働いていますよね。

赤江珠緒:はい。

町山智浩:で、内縁の妻の安藤サクラさんが、クリーニング店で働いていて。でも、生活は苦しくて、共同生活してるわけですけど、樹木希林さん扮するお婆ちゃんとか、風俗で働いている松岡茉優ちゃんとかと。

山里亮太:はい。

町山智浩:その状況っていうのが、非常に長屋落語に似ている感じがしたんですよ。

赤江珠緒:ああ。

町山智浩:長屋っていうのは、まぁ一つの家ではないんですけど、みんな家族みたいに暮らしているんですよね。

山里亮太:はい。

町山智浩:血が繋がってないんですけども。

赤江珠緒:そうか、大家といえば親みたいなね。

町山智浩:そう!そう!そういうセリフがまったく出てきますけど。あと、ご隠居さんがいたりね。

赤江珠緒:うん。

町山智浩:特に職業として、大工さんとか人足とか鳶の仕事をしている人が出てくるんですよね。

赤江珠緒:はい、はい。

町山智浩:あと、洗濯屋さんっていうのも出てくるんですよ、女の人で。

赤江珠緒:うん。

町山智浩:だから、職業的にも非常に近いんですけど。あと、髪結いさんとかね、長屋に住んでいるのは。

赤江珠緒:たしかに。

町山智浩:で、それだけじゃなくてね、僕ね、なんで落語が思いついたのかなって思ったら、ネタが似ているやつがあったんですよ。

山里亮太:え?

町山智浩:それね、『寄合酒』っていう落語のネタがありまして。

山里亮太:はい。

町山智浩:これが、長屋のみんなでお酒を飲もうっていうことになって。そしたら、長屋はみんなズルくて、貧乏で、セコイ奴らばっかりだから、長屋の住人は。

山里亮太:うん。

町山智浩:酒の肴を、みんなね、盗んでくるんですよ。

山里亮太:ああ。

町山智浩:万引きしてくるんです、はっきり言って、いろんな方法で。

赤江珠緒:ええ、ええ。

町山智浩:でも大抵、間抜けだから失敗したり。あと、貧乏すぎて数の子を盗んでくるんですけど、どうやって食べたらいいのか分からなくて、煮てダメにしちゃうとか(笑)

山里亮太:ああ(笑)

町山智浩:たしか、そういうギャグなんです(笑)で、凄く似てるんですよ。

赤江珠緒:うん。
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ナイツ塙、映画『万引き家族』における安藤サクラらの演技力の高さに「鳥肌立つ」と語る「みんな、上手すぎるな」

2018.06.16 (Sat)
2018年6月16日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『土曜ワイドラジオTOKYOナイツのちゃきちゃき大放送』(毎週土曜日9:00-13:00)にて、お笑いコンビ・ナイツの塙宣之が、映画『万引き家族』での俳優・女優陣の演技力の高さに「鳥肌立つ」と語っていた。



塙宣之:みんな上手かったってこと。

土屋伸之:パルムドール賞の映画ですからね(笑)

塙宣之:やっぱり、みんな上手いな。

土屋伸之:え?

塙宣之:みんな、上手すぎるな、演技。

出水麻衣:演技ね。

土屋伸之:はっはっはっ(笑)そうね。

塙宣之:本当のああいう家族、いるもんな。

出水麻衣:そう。

土屋伸之:超リアルだよね。

塙宣之:鳥肌立つよね。

土屋伸之:樹木希林さんのおばあちゃんなんかめちゃくちゃリアル。

塙宣之:希林さんのおばあちゃんも凄いし、リリー・フランキーさんのお父さんも凄いし。

出水麻衣:安藤サクラさんも、もう素晴らしかったです。
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ナイツ土屋、映画『万引き家族』での安藤サクラの演技を絶賛「やっぱり凄いですね」

2018.06.16 (Sat)
2018年6月14日放送のニッポン放送系のラジオ番組『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』(毎週木 11:30-13:00)にて、お笑いコンビ・ナイツの土屋伸之が、映画『万引き家族』での安藤サクラの演技を絶賛していた。



土屋伸之:『万引き家族』もね、観に行きましたけども。

塙宣之:ああ、そうだ。『万引き家族』。

清水ミチコ:もう行ったの?凄い。

土屋伸之:行きました。

清水ミチコ:どうだった?

土屋伸之:やっぱり凄いですね、安藤サクラさん。

清水ミチコ:上手いんだってね。

土屋伸之:もうほんと最初、何でしょうね。40代ぐらいの疲れたオバさんって感じの。

清水ミチコ:そうにしか見えないんだ。

土屋伸之:なんですけど、見たら32歳で。途中、凄い色っぽいところもあるんですよ。

清水ミチコ:ああ、全然違うんだ。

土屋伸之:凄い。

清水ミチコ:ごめんね、塙さん。

土屋伸之:ごめんなさいね、演技の話になっちゃって、ごめんなさいね(笑)

清水ミチコ:上手な演技の話になっちゃって(笑)

土屋伸之:パルムドール賞クラスの人の話しちゃってすみませんね(笑)

塙宣之:いやいや…
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町山智浩、映画『万引き家族』を保守派が「国の恥」と批判したことは『わたしは、ダニエル・ブレイク』のカンヌ受賞時にも英国で起こったと指摘

2018.06.13 (Wed)
2018年6月12日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『たまむすび』(毎週月-金 13:00-15:30)にて、映画評論家・町山智浩が、映画『万引き家族』を保守派が「国の恥」と批判したことは、映画『わたしは、ダニエル・ブレイク』のカンヌ受賞時にも英国で起こったと指摘していた。



町山智浩:僕、この映画を観ていて思ったのは、この前の前の年、2016年に、やっぱりカンヌ映画祭でグランプリをとった映画があるんですけが。

山里亮太:はい。

町山智浩:『わたしは、ダニエル・ブレイク』っていう、イギリス映画があって。そこでも、シングルマザーのお母さんが飢えて、廃棄されたというか、寄付された食料にかぶりつくっていうシーンがあるんですよ。

わたしは、ダニエル・ブレイク


赤江珠緒:うん、うん。

町山智浩:で、この『わたしは、ダニエル・ブレイク』っていう映画は、凄く似てるんですよ、『万引き家族』と。

赤江珠緒:ええ。

町山智浩:これは、凄く似ているんですよ、ポスターとかも似ているんですけども。

山里亮太:はい。

町山智浩:これは、ずっと働いてきたおじさんが60近くになって、怪我をして働けなくなるんですよ、同じでしょ、リリーさんと。

山里亮太:はい。
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町山智浩、映画『万引き家族』の食うに困っての窃盗を批判する人々に反論「600万t以上の食料が廃棄されてる」

2018.06.13 (Wed)
2018年6月12日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『たまむすび』(毎週月-金 13:00-15:30)にて、映画評論家・町山智浩が、映画『万引き家族』に登場する、食うに困っての窃盗を批判する人々について、「600万t以上の食料が廃棄されてる」「それをたとえば食べれない人たち、ホームレスの人たちに行き渡ったら、それだけで相当救われるでしょう」などと反論を行っていた。



町山智浩:(『万引き家族』は)どういう映画かっていうと、物凄くこの家族が愛おしくなる映画でしょう。

赤江珠緒:はい、そうなんですよ。

町山智浩:あの子たちが、本当に可愛くてしょうがないでしょう。

赤江珠緒:そう、そう。

山里亮太:だから、何が正解かが分からないんだよね、こうなってくると。

赤江珠緒:ねぇ。何か綺麗なものを見たわけじゃないのに、「凄く美しい映画だったな」って思っちゃう感じがあるんですよね。

町山智浩:まぁ、綺麗なもんを見たんですよね(笑)見た目は汚いけどね。

赤江珠緒:うん。

町山智浩:だから、いつも言っているように、「写真には写らない美しさがある」んですよ。

山里亮太:おお、『リンダリンダ』(THE BLUE HEARTS)だ。

町山智浩:あと、映画を観ないで攻撃している人とかはね、「そんなもんで暮らしてる奴らはクズだ」みたいなことを言って、酷いことを言っているんですけど。

山里亮太:うん。

町山智浩:あの家族は、働いているんですよ、実際。映画の中で、リリー・フランキー演じるお父さんはね、建設現場で働いているんですよ。

山里亮太:はい。

町山智浩:安藤サクラさん扮するお母さんも、クリーニング屋さんで働いているんですよ、一生懸命。

山里亮太:はい。

町山智浩:働いているのに、それでもご飯を食べるのが大変なんですよ。

赤江珠緒:うん。
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是枝裕和、『万引き家族』の取り調べシーンは役者に撮影現場でセリフを与えながらリアクションを撮影したと明かす

2018.06.07 (Thu)
2018年6月6日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光とらじおと』(毎週月-木 8:30-11:00)にて、映画監督・是枝裕和が、映画『万引き家族』の取り調べシーンでは、役者に撮影現場でセリフを与えながらリアクションを撮影したと明かしていた。



伊集院光:多分、すべての事柄に大なり小なり当てはまると思うんですけど。計画ないって、とても雑なことで、計画あった方がいいじゃないですか。

是枝裕和:あった方がいいです。

伊集院光:だけど、計画通りに遂行することだけに徹した場合、あんまり面白くないですよね?

是枝裕和:面白くないですね。段取りになっちゃうんで。

伊集院光:それの揺れみたいなこととか。想像以上にここに時間つかった、みたいなことが、一個に集約していく瞬間みたいなのが、凄いことになる気がします。

是枝裕和:はい。

伊集院光:ちなみに、演出でいうと、これも噂で聞いたんですけど、大人でも相手のセリフ知らない、みたいケースあるそうじゃないですか。

是枝裕和:ふふ(笑)ああ、そうですね。今回、やりました。今回やったのは、取調室…

伊集院光:俺、取り調べなんて言ってないですからね(笑)

是枝裕和:ふふ(笑)言っちゃった(笑)
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是枝裕和、映画撮影で予定調和が崩れた時にこそ「初めてワクワクする」と語る「自分が、出自がテレビなので」

2018.06.07 (Thu)
2018年6月6日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光とらじおと』(毎週月-木 8:30-11:00)にて、映画監督・是枝裕和が、映画撮影で予定調和が崩れた時にこそ「初めてワクワクする」と語っていた。



伊集院光:予定通りになったところで、別段100点なだけだけど、150点になったりとか。

是枝裕和:そうですね。僕の頭の中にあるものが、そのまま画になったとしても、全然面白くはないんですよね。そうすると、「もう1回」って言っちゃうんですよ、やっぱりね。

伊集院光:うん、うん。

是枝裕和:その時に、役者がどう動いていくかっていうことなんですけど。それを、自分の予定調和が壊れた時に、初めてちょっとワクワクしてくるっていうところがあって。

伊集院光:ああ。

是枝裕和:それは、おそらく僕は…自分が、出自がテレビなので(番組制作会社テレビマンユニオンに入社)。バラエティはそんなにやってないんですけども。

伊集院光:うん。

是枝裕和:テレビ番組をやってる時の感覚で、「どういう瞬間にワクワクするか」っていうのが、多分、ずっと残ってるんですね。映画をやりながらも。

伊集院光:レベル違うけど、ちょっと分かります。僕、緻密に組んでスケジュールの旅行が一旦、ダメになりかける時が好きなんです。

是枝裕和:ふふ(笑)

伊集院光:それを力技で戻してる時が好きなんです。「ここでバス、遅れる?」ってなった時に、なにか迂回ルートを見つけたりして、上手くいったりする時が凄い楽しいんですけど。

是枝裕和:はい。

伊集院光:基本は上手くいって欲しいじゃないですか。

是枝裕和:そうですね。でも、今回…あ、これどうしようかな。

伊集院光:僕はネタバレしてないですからね(笑)
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